悪口を言われた時に自己肯定感を上げる3ステップ
こんにちは、晴れめでぃあディレクターの晴子です。
悪口を言われた時に傷ついた心を修復する3ステップについて、今まで、②「自分の心を癒やす」まで話してきました。
- 他人→自分に目を向ける
- 自分の心を癒やす
- 解決に向けて行動する(自分→他人)
(前回の記事はこちら)
(最初から読む)
問題に向き合う心の元気が出たら、③「解決に向けて行動」していきましょう。
自己肯定感を上げる根本治療
肉体の病でも対症療法と原因療法がありますね。
熱が出たら解熱剤を処方して、熱を抑えるのが対症療法、熱の原因である細菌の感染を抗菌薬で抑えるのが原因療法です。
②までは対症療法です。
問題は何も変わっていなくても、他の事をすることで、心の元気を取り戻しましょう。
③番目は原因療法。
問題の原因に目を向けて、解決に向かって進んでいきます。
自己肯定感を上げるために原因を見つめる
原因療法と呼ばれる通り、自己肯定感を下げる原因を変えていきましょう。
まず、自己肯定感が下がる原因を、「自分の行い」と、「他人、周りの環境」の2つに分けてみましょう。
はい。
そうですね。
では、「自分の行い」の「失敗をした」ことの原因は何でしょうか。
では、その原因は何だと思いますか?
では、その原因は何だと思いますか?
では、みんな忙しい人はメモを書かないで忘れていますか?
では、戻って、メモに書いておくべきことを書いておかなかった原因は何ですか?
はい(^^)
今まで考えてきた原因をまとめると、
「失敗をした」
その原因は
「確認しなかった、忘れた」
その原因は
「メモに書かなかった」
その原因は
「怠け心」
ということですね。
この原因と結果の関係が正しいかどうか、難しいところですが、このように考えていく間に、心の変化がありませんでしたか?
そして、その原因が「忙しかったから」と言った時には、環境を悪く思いましたが、もっと忙しい人がメモをしていることに気づいて自分の怠け心でただメモしなかっただけだと思ったら、恥ずかしいというか、何というか、(ノ∀`)アチャーという感じでした^^;
とりあえず、もっとメモするように、頑張ろうと思いましたね。
そうですね。
実は、みんな最初は、結果だけをみて落ち込んでいることがほとんどです。
叱られた、悪い評価をされたと思ったら、落ち込みますよね。
原因が分からないと、もやもや、不安な気持ちになります。
ですが、その原因をこのように書き出して、整理して、正しい原因を追求していくと、心に変化が出てきます。
有名なトヨタの「5why」という方法は、事故や問題が起きた時に、なぜそれが起きたのか、なぜ、その原因が起きたのか、・・・なぜ、なぜ、なぜ、なぜ、なぜ、と、5回繰り返します。
はい。緑さんが感じられたように、「ここの言動を改善したらよい」と、具体的に道筋が見えてきます。
結果だけを見ていた時には、「失敗をした」という1つのイメージから、認知の歪みを起こして(こちらを参照)「自分が全部悪い。自分なんていないほうがいいんだ」ということまで考えてしまう人も、原因を考えていくと、「自分のこの言動をよくすればいいんだな」とピンポイントで反省できますから、自分全部を否定しにくくなります。
このように一つ一つ原因を考えていくと、周りの人、環境にも、自分はどのように接していけばよいのか、考えていけばよいのか、具体的に考えることができますね。
はい、すぐに自己肯定感が完璧に上がるということはありませんが、そのように考えることを重ねていけば、何か言われた時にも心のダメージが小さくなったな、と感じる時がありますよ(^^)
上級編ですね(笑)。自己肯定感が高くなる、悪口を言われた時の対処法、心の基礎体力作りができてくると、とっさの言葉にも、そのように心をすぐに転換できるようになります。すぐにはそうならなくても、訓練していけば、そのようになっていきますよ。
②「心を癒やす」③「原因を考えて、問題に取り組む」ことを繰り返してみましょう。
原因を正しく考えることは、簡単ではないので、他の人に聞いてみたり、私にも遠慮なく聞いてくださいね。
(こちらもおすすめ)
人生の目的が5ステップで分かる
特典つきメールマガジンの登録は
こちらから