こころ

こころ

【悩み相談】自己肯定感が低いことに落ち込まなくていい3つの理由と、知っておきたい2つの数字

「自分なんて、いてもいなくてもいい」?

こんにちは、仏教講師の加藤修子です。
先日、勉強会に初めて参加されたみどりさん(20代女性)から、こんな悩み相談を受けました。

【悩み相談】
最近、「自分なんて、いてもいなくてもいい」と感じることが多いんです。
プラス思考の本を読んで実践してみたり、ボランティアをすると一時的に充実感があるんですが、仕事で叱られたりすると、すごく落ち込んで、やっぱり「私はいないほうがいい人間だ」と思ってしまいます。会社でもプライベートでも、消極的になってきて、こんな自分が本当に嫌なんです。もっと普通に、自分らしく生きていけるようになるには、どうしたらよいでしょうか?

同じような悩みを抱えている方は少なくないと思います。
最近よく聞く言葉でいえば「自己肯定感」が持てないというお悩みです。

そこで、しばらく会社でのトラブルや、友達との人間関係のいざこざなど、いろいろとお話をお聞きしたあと、次のようにお答えしました。

加藤「そうなんですね。本当に大変な中、よく来られました。
みどりさんは、自己肯定感という言葉を聞いたことはありますか?
自分の生きている価値を感じる、自分の存在を肯定できる感覚です」

みどりさん「はい。私は自己肯定感が低いですね。高くしたいなぁ。。」

加藤「自己肯定感が低いという悩みも、必ず解決できますよ」

そうお話しして、自己肯定感が低いことに落ち込まなくていい3つの理由と、自己肯定感を高めてくれる2つの数字をお伝えしました。

自己肯定感が低いことに落ち込まなくていい第1の理由

加藤「自己肯定感は、子供の頃に土台ができると言われます。親御さんの接し方が大きな影響を与えると言われます。ただ、ここでよく、自己肯定感が

高 → 良
低 → 悪

と思われる方がありますが、そうじゃありません」

みどりさん「えっ? 自己肯定感が低い私は、駄目だと思ってしまいました。。」

加藤「それではもっと自己肯定感が下がってしまいますよね。
自己肯定感が低いから、仕事でも家庭でも頑張って、その分、優秀な人もたくさんいます。逆に自己肯定感が高くて、あまりできなくても『まあいいや(*´∇`*)』と、それ以上を求めない人もあります。
他人から見ると、とても順風満帆、悩みがなさそうな素敵な方が『実は、自己肯定感が低いんです』と言われるので、私も最初は驚きました。
みどりさんも、お話を伺うまで、そのようには思えませんでしたから」

みどりさん「私もできるだけ他の人には明るく接しているので、『みどりさん、積極的でいいですね』と声をかけられる時もあります。お互い、他人の心は分からないものですね。素敵に見える人も、悩んでいるんだなぁ」

加藤「はい。それで、自己肯定感が高くても、低くても、素晴らしい人に違いはないんですが、自己肯定感が高いと、安心、満足、充実感、心の土台が感じられ、低いと焦りや不安、むなしさ、生きていくうえで、どこまでいっても自分にOKが出せず、苦しく感じることが多くなります。ですから子供に安心、満足、充実感のある人生を送ってほしいという思いから、自己肯定感を高めましょうといわれています」

みどりさん「本当にそうなりたいです」

自己肯定感が低いことに落ち込まなくていい第2の理由

加藤「この自己肯定感は大人になっても変わります。社会に出てから自己肯定感が下がったとか、高校でいい先生に出会って、自己肯定感が上がったなど。つまり、変えられないものではないということです」

みどりさん「私は就職を失敗してから、とても低くなった気がします。低くても高めることができるなら、これから上げていきたいです」

自己肯定感が低いことに落ち込まなくていい第3の理由

加藤「はい、必ず上がります。では、どんな時に自己肯定感が下がると感じますか?」

みどりさん「先程話したとおり、上司から叱られたり、友達との人間関係で、悪く言われたりした時です」

加藤「その時のお気持ちは?」

みどりさん「もう、自分はいなくてもいい、価値の無い人間なんだ」と思います。

加藤「ちょうど、株式会社”自分”の株価が、暴落するように感じますね」

みどりさん「はい」

加藤「悪く言う相手以外の人は、私のことをどのように思っているでしょうか?」

みどりさん「う~ん、自分と、相手のことで頭が一杯で、考えたこともなかったですが、、何となく引け目というか、やっぱり自分のことを悪く見られているように感じます」

加藤「それを心理学などでは『認知の歪み』といって、一人の人から悪く言われると、全員から悪く思われているように感じてしまうのが私たちなんですね」

みどりさん「認知のゆがみ・・・確かに、自分で状況をもっと悪く見ている気がします」

加藤「実際はどうでしょうか?」

みどりさん「他人は事情も知らないので、別に評価は変わっていません」

加藤「そうですね。実は、不安や恐れの大半は、実際の状況を怖がっているのではなく、自分自身で不安や怖れを大きくしている、生み出しているんですね」

みどりさん「自分でもっと不安を煽ってしまっているんですね」

加藤「それが大半です。その不安を無くすには、まずは、自分で不安を生み出している、認知のゆがみ、間違った見方をしていることを自覚することから始まります。

自覚したら、本当はどうなのかを考えましょう。すぐには気持ちの転換はできなくても、○○さんは今の自分をどのように思っているだろうか、■■さんはどう思っているだろうか、と一人一人、具体的に考えていけば、認知の歪みがだんだん正されて、私が悪く言われているのは、あの人だけだと、実態の正しい見方に近づきます。

実際は、そんなに恐れる必要のないことまで、恐れを広げていたのだと」

みどりさん「分かりました。自分を悪く思っていたのは、言ってきた相手と、自分自身だけなんですね」

自己肯定感を高めてくれる2つの数字

加藤「そうです。しかも、どの世界にも、誰にでも、私を嫌う人はあるのです。私たちは10人の人がいたとすると、1人の人は無条件に私を嫌ってくる人だと言われます。人によっては、半分の人は自分に反対してくる人だと言われます。

あのお釈迦様にも、当時のインドで、お釈迦様を尊敬する人が3分の1、そしる人が3分の1、知らない人が3分の1あったと言われます。
お経の中にも、

皆にてそしる人もなく 皆にて褒むる人もなし(法句経)

と説かれているんですよ」

みどりさん「へー、お釈迦様でもそうなんですね。私だけじゃないんだ」

加藤「はい、お釈迦様でさえ、そしる人があるんです。まして欠点だらけの私たち、悪く言う人は必ずあります。そんな人に出会ったら、

あぁ、自分を嫌っている10人のうちの1人と会っているのだな

『この人は私に反対してくる半分の中の1人なのだな』

と思うのが賢明です。

さらに、10人いれば、2人の人は無条件に自分を好きになってくれるとも言われます。友達や家族など、どんな状況でも自分を応援してくれている人が必ずいますので、思い返してみると良いですね。

もちろん、相手の意見に耳を傾けることは大切ですが、自分の心が傷ついて、正しく状況を見られなくならないように、まずは一人の人の意見は、あくまで一人の人の意見だと客観的に考えられるように実践してみてくださいね」

みどりさん「ありがとうございます。自分で、苦しみを大きくしていたと思います。悪口を言われた時には、他の人はどのように思っているのか、家族や友達のことを思い返してみたいと思います」

まとめ

◎自己肯定感が低いことに落ち込まなくていい3つの理由

  1. 自己肯定感が「低い→悪い」「高い→良い」ではありません。高くても低くても素晴らしい人です。
  2. 自己肯定感は変えられます。低くても高めることができます。
  3. 叱られたり、悪口を言われて落ち込んだら、「認知のゆがみ」を修正してみましょう。

◎自己肯定感を高めてくれる2つの数字

  1. 10人の人がいたとすると、1人の人は無条件に私を嫌ってくる。2人の人は無条件に私を好きだと思ってくれる。
  2. あのお釈迦様でも、当時のインドで、お釈迦様を尊敬する人が3分の1、そしる人が3分の1、知らない人が3分の1あった。

みどりさん「じゃあ、自分を悪く言ってくる人に対しては、どのように受け止めたらよいのでしょうか」
加藤「はい、それには3ステップあります」
続きはこちらをごらんください。

この記事を書いた人

仏教講師:加藤 修子

人生の目的が5ステップで分かる
特典つきメールマガジンの登録は
こちらから

詳細を見る

関連記事

人生の目的とは 生きる意味やヒントを見つけるための特集ページです。

生きる意味やヒントを見つけるための特集ページです。