こころ

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マウンティングから自由になろう。あなたはあなたのままでいい

町で女性とすれ違ったとき……一瞬の格付け(マウンティング)

こんにちは。山本真紀です。
皆さんは、町で女性とすれ違ったときに、つい相手の頭のてっぺんから足のつま先まで見て「勝った!」「負けた」と、一瞬のうちに思っていませんか?

「えー?そんなこと思ったことないー」って言う人もあるかもしれません。
だったら道ですれ違ったときに、相手の視線をよーく見てください。あなたは、見られていますよ、きっと……。

女性の業界(ごうかい)っていうそうです。すれ違った瞬間、相手の服装やバック、ジュエリーなど自分のと比較して、格付け(マウンティング)勝負するそうなんですね。

あの子には負けたくない!

昔、よく「勝ち組」「負け組」なんて言葉が流行りました。

私たちには、人と優劣をつけて優越感に浸りたいと思う心があります。仏教ではこれを「慢(まん)」といわれ、六大煩悩(ろくだいぼんのう)の1つに数えられています。

例えば、自分のテストの点数が80点で、ライバルが70点だったとしたら「やった、勝った」と思います。そう思うのは当然だというかもしれませんが、相手を踏みつけている心なんですね。

また逆に、ライバルが90点で、自分が80点だったら、おとなしく敗北を認めるかというと、相手に対して、「あの子は、家庭教師がいて塾にも通っているからで、私は、家庭教師もないし塾にも通ってないけど80点だったんだから、同じ条件ならば、私100点取れてるもん」という心になります。「彼女は、勉強はできるかもしれないけど、性格悪いしね」なんてことまで思ったりします。

このように、なんとかして上に立とうとするのが「慢」という心(煩悩)です。

なぜあの子だけ特別扱い?

皆さんも、どうしても勝てない友だちがいませんでしたか?

勉強もできるし、スポーツもできて、性格もいいし、かわいいし……彼女が転校してくるまでは平穏な毎日だったのに、「彼女にはかなわない」って思うだけで、すごく悔しい思いになっちゃうんですよね。また、先生たちからも特別扱いされて、「なんで、あの子ばっかり!えこひいきじゃん」て思ったりして……。すると自分らしさを失ってしまうんですね。

彼女ばかりを意識して、他の大事なことにも目を向けられなくなって、こんなのを「自損損他(じそんそんた)」といいます。若い頃は純粋だけど、嫌な面もあからさまになってしまって、ほんと、他人と比較するのは疲れますね。

マウンティング女子って?

今、女子会がいろんなところで催されています。
女子トークで盛り上がる、楽しいひととき。おいしいものを食べながら、飲みながら、いろんな話が出てきて、話の内容はあっちへ行ったり、こっちへ行ったり飛び回るんですが、ちゃんと女子同士では話の筋はつながっているんです。女子はしゃべってストレス発散できますから!
「女子会は盛り上がりますよー」って話を男性にしたら「じゃあ男子会をしよう」という話になって、男子数人が集まって男子会をしたそうですが、全く盛り上がらず「シーン」として打ち切りになったそうで……とにかく女子会は、すごいです。

だけどその中に、はやりの「マウンティング女子」がいたらどうでしょうか。

言い方は変わりますが、「勝ち」「負け」を意識するのは、昔も今も変わりません。
今は、勝ち負けをやたら意識する女性を、「マウンティング女子」っていうそうです。
その人が一人いるだけで、その場の空気が嫌になってしまいますよね。
「やたら張り合う、困った女性」
皆さんの周りにいませんか?

例えば、仕事を頑張って成果を出している友人に対して、
「あなたは大変よね。あくせく働かなくても私はのんびりやっているわ」
という具合です。
「こんなことに頑張っているなんて馬鹿ね」
と言わんばかりの言葉。

ご自慢のマフラーをかっこよく決めてるときに、わざわざ、あなたのマフラーを褒めてくる。
「やっだー、あなたのマフラーかわいいわね~」
それを聞いたときに、あなたが、
「えー、○○さんのマフラーのほうが素敵よ」
と言うと、○○さんは勝ち誇ったドヤ顔をする。

「あぁ 疲れた」
って昼休みに同僚が言っただけで、
「いいなぁ。疲れたとか平気で言えて」
と「自分はもっと大変だアピール」をする自慢タイプ。

会話してても楽しくない人っていますよね。
自慢話ばかりする人、ほんと疲れます。
自分の身内や才能、美貌、持ち物などキリがない。
「この子とは生きている世界が違う」
「合わないわ……この子。生理的に無理」ってこと、ありますよね。

女性の友情ってありえない?

女性同士の競争は「自己宣伝」と「相手の卑下」の2種類に分類できるのだそうです。

自分のことは、若さと容姿を強調し、相手の卑下は、年齢や容姿、性格をおとしめる傾向にあるそうです。
「あの子、性格悪いよねー」という会話は、女性に多いように思います。顔は笑っていても、心の中では火花を散らすなんてことも、よくあることですよね……((+_+))
だから女性の友情は、ありえないと昔から聞きます。

他人と比べても仕方がない。自分色の光を放とう

でも皆さん、他人と比べて優劣を競うのではなく、自分らしさを磨いたほうが、ずっと幸せに生きられますよ。

他人と比べても、他人は他人、私は私ですから。
意固地になって、自分らしさを失うのではなく、自分のいいところを伸ばしたほうが、気も楽になる。長所を伸ばせば、短所はおのずと目立たなくなります。

特に女性は、笑顔が大事と教えられています。
100人の男性の笑顔も素敵ですが、女性1人の笑顔はものすごい光を放つといいます。
自分色の光を輝かせればいいんです。

仏教では、優しい眼差しと明るい笑顔、心からの言葉を人に施す(与える)ことは、とても素晴らしいことだと教えられています。
「和顔愛語(わげんあいご)」といいます。これは、自分も幸せにし、みんなも幸せにする、まさに自利利他(じりりた)の行いです。仏教は自利利他の教えですから、他を幸せにするままが自分の幸せになるのです。

あなたはあなたのままでいいんです

だから、あなたはあなたのままでいいんです。
そのままでいいんです。
ちょっと頑張って、目元、口元を和らげて、優しい心で他人に接すれば、みんながあなたに近づいてくる。そして、みんながあなたの味方になってくれるはずです。
心の扉を開いて、接してみましょう。
必ず、周りの皆さんが応えてくれます。

『ナンバーワンよりもオンリーワン』

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この記事を書いた人

仏教講師:山本 真紀



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