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自分の行動をよい方向へ誘導すれば、なりたい自分になれる~行動経済学「ナッジ」の上手な使い方

日々の行動を変える、とても簡単な方法がありました!

こんにちは。岩田翔平です。いかがお過ごしでしょうか。

「おせち料理の予約」「年賀状」という言葉を街頭でみかけるようになりました。

残り少なくなった今年の日々を振り返ってどうでしょう。
「今年こそ、○○をやる」と思って、時間がたったけど、なりたい自分になれていない、当初の目標を実現できていない、という人はありませんか。

長年のクセを変えたり、よい習慣を身につけるのって、なかなか難しいですよね。

ところが、あったんです。日々の行動を変える、とても簡単な方法が!

そのヒントは、ノーベル経済学賞を受賞した教授が考えた「ナッジ」という言葉にあります。

ナッジとは?

今年のノーベル経済学賞を受賞した、シカゴ大学のリチャード・セイラー教授が「ナッジ」という概念を考え出しました。

ナッジとは何でしょうか。

あくまで個人には選択の自由を保障しながら、いろいろな選択肢を提示するときに、その個人にとって最もよいと思われる選択肢が選ばれやすいように、提示方法を工夫するというものです。

(※ナッジ=nudge 注意を引くために人をひじで軽く突くこと)

『図解雑学 行動経済学』筒井義郎・山根承子 ナツメ社

簡単に言うと、強制されている感じを受けずに、良い選択肢を選ばせる工夫ということです。

実はすでに、私たちの身の回りには、多くのナッジが使われているといいます。
知らず知らずのうちに、誘導するための工夫が多くあると知って驚きます。

世の中にあふれているナッジの例

例1 コンビニで、レジを待つ人はここで待っていて下さい、という線がコンビニの床に書かれています。これを見ることによって、自然と他の客の邪魔にならないよう列に並ぶことになります。
例2 スーパーマーケットで、通常の野菜売り場とは別に、地元の無農薬有機の野菜を売る場所を設けることによって、自然とそちらに目が行き、買おうとします。

もちろん、ナッジですべての人を誘導できるものではありませんが、強制された意識がなく、何となく整列してしまう、地元の野菜を買うということも、確かに多くあると思います。

自分の行動を変えるためのナッジ


このナッジを、自分の行動を変えるために、活かすことができるはずです。

自分の行動を、よい方向に誘導されるように、自分の環境を見直してみてはいかがでしょうか。

例えば家の中で、自分の怠け癖を促進させてしまうようなものが、手の届く範囲にないでしょうか。それを、ちょっと遠くに置いてみてもいいかもしれません。

すぐに怠けることができるように、種々のものが身の回りに配置されている、ということがよくあります。

自分は怠け癖があるともいえますが、怠け癖を促進するような環境に身を置いているともいえると思います。

また、年始に立てた目標が毎日、目に入らないと、つい忘れてしまうこともあるでしょう。ナッジの考え方を生かして、ちょっと机の前に今年の目標を貼ってみてもいいかもしれません。そうすれば毎日、目に触れて、その方向に自分の心を誘導できる可能性があります。

今年の目標を成し遂げる意志が弱いだけじゃないの?という人もあるかもしれませんが、目標を忘れさせてしまう環境が整備されてしまっている、という影響も軽視はできません。

縁を変えることによって結果が変わる

このナッジの考え方は、非常に仏教的でもあります。
仏教では、自分の周囲を取り巻く環境などを「縁(えん)」といわれます。

私たちの運命は、因(いん)と縁(えん)がそろって生み出されると、お釈迦様は説かれています。因とは、私自身の行いのこと。因が変われば当然、結果が変わります。しかしもう一つ、結果を変える方法があります。

それは縁を変えることによって、自分の運命を変えることができるということです。

住んでいる場所や、一緒にいる人、毎日通る道などで自分の運命は大きく変わります。
その縁には、自分が変えることができるものも、あります。

なかなかやりたいことが習慣化できない、自分の行動を変えられないと思ったら、縁を変えてみてはどうでしょうか。

まずは身の回りの環境(縁)から、見直してみましょう。

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この記事を書いた人

仏教講師:岩田 翔平



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