【第一の習慣】主体性を発揮する
本気で人生を変える最初の一歩は〇〇!『7つの習慣』に学ぶ5つの方法
このお悩みは、「手帳の使い方」を変えれば解決できます。
2021年も残すところ1か月。手帳が売り出される時期になりましたね。
手帳をもっとフル活用して「自己管理」ができると、「うっかり寝ちゃった」「ダラダラ過ごしちゃった」という後悔がなくなります。
今回ご紹介するのは、単なる手帳術ではありません。
多くの社長や経営者たちが実践している手帳の使い方です。
「仕事を断れない」「他人軸になってふり回されてしまう」といった困難な課題も解決します。
なぜそう言い切れるのか。
25年もの長い間ベストセラーであり続ける、『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー博士著)に紹介されている手帳の使い方だからです。
すぐ飽きられてしまうような流行の手帳術ではなく、成功の原則に基づいた、一生モノの手帳の使い方なのです。
※『7つの習慣』に興味がある方は、次の記事もご覧ください。
「手帳の使い方」といっても、さまざまなレベルがあります。
あなたはどのレベルで手帳を使っていますか。
レベル4を見て「どういう使い方?」と思われたかもしれません。
実はレベル4が「最高の手帳の使い方」なのです。
手帳の使い方は、レベル1からレベル2、レベル3へと進化してきました。
レベルが上がるほど、生活を高いレベルでコントロールできます。
ただし、思わぬ落とし穴もありますので、それも含めて解説します。
やらなければならないことを列挙して、整理しています。
時間軸はありません。
やることを列挙するだけでなく、時間軸を加えて、先を見据えてスケジュール化していきます。
価値観や優先順位は考えられていません。
前の二つのレベルに加えて、優先順位をつけます。
価値観を明確にし、具体的な長期・中期・短期的な目標を設定します。
仕事でよく使われるのはこのレベルで、とても能率的です。
しかし、レベル3の使い方には、落とし穴が2つあります。
この2つの問題点から、「時間管理はやめた」となりがちなのです。
レベル3の欠点を補い、さらに進歩した手帳術がレベル4です。
「時間管理」という考え方自体をしない手帳の使い方です。
「時間管理しないの?それじゃ手帳の意味がないじゃん」
と思われるかもしれません。
時間を管理するよりも、「自分を管理する」考え方です。
時間を管理する方法は、「能率」ばかりを追い求めます。
しかし、人間関係や子育て、計画や準備などは、能率よりも「効果」が重要です。
レベル4の手帳の使い方は、レベル3までの能率を活かしつつ、さらに「大切な人間関係」や「大切な目的の達成」といった「効果」に焦点を合わせるのです。
この「ベストな手帳の使い方」について、詳しくお話ししましょう。
つぎは、手帳の内容チェックテストです。
あなたの手帳には、次のA~Dのうち、どれが多く記入されていますか。
実際に書き込んでいなくても、もしすべての行動を手帳に記入するとしたら、どれが一番長い時間を占めていますか。
A~Dの一つだけお答えください。
=チェックテスト=
自分が頭で思っているのと、実際の行動は異なることがあります。
仕事の日と休日、あなたの24時間の過ごし方を書き出してみるといいですね。
どの過ごし方が多かったでしょうか。
選んだ項目は「あなたが一番、命を削っていること」です。
緊急度と重要度の観点から、それぞれどんな特徴があるか、解説しましょう。
=チェックテストの結果=
Aを選んだあなたは、毎日懸命に「問題」「危機」の対応をこなしています。
多くの人は、重要かつ緊急である活動に、完全に溺れてしまっています。
重要かつ緊急の事柄なので、もちろん即時に取り組む必要があります。
しかし生活の大部分を占めるようになると、問題に振り回されて生活し、やがて疲れ果ててしまうでしょう。
「仕事のできるスーパーマン」であろうとすると、家族や人間関係、健康などを犠牲にしがちです。
また、重要だと思い込んでいるだけで、実のところ重要ではない C、重要でないけれど緊急 に多くの時間を浪費している場合もあります。
Bを選んだあなたは、効果的な自己管理ができています。
誰もがこうした行動の大切さを理解してはいますが、緊急ではないために、いつまで経ってもなかなか手をつけられずにいます。
この時間を大切にしましょう。
Cを選んだあなたは、ほかの人の期待に振り回されています。
相手に合わせて人が良いように見えて、自分の明確な目的がありません。
「忙しい時でも、依頼がきたら断ることができない」などの悩みが出てきます。
Dを選んだあなたは、とても自由人なのでしょう。
重要でないし緊急でもないことは、ラクで自由な生き方に見えますが、ビジョンがなく、やがて「これまで一体なにをしてきたのか…」と後悔することになります。
あなたが悩みを解決し、この先ずっと後悔のない人生にしたいなら、「緊急ではないが重要」なことに使う時間を確保しましょう。
ミッション・ステートメントとは、日本語でわかりやすく言えば「人生における使命」「個人の憲法」「生きる目的」のことです。
『夜と霧』や『「生きる意味」を求めて』などの著者ビクター・フランクルは次のように言っています。
「人生におけるミッションというものは、つくるものではなく“発見するもの”である」
「すべての人は、人生における使命をもっている。その点において、誰もその人の代わりになることはできない。そして自分の人生を繰り返すこともできない。」
ミッション・ステートメントは、簡単にすぐ書けるものではありませんし、自分の人生のミッションを発見するにはどうしたらいいのか、分からない人が多いでしょう。
しかし、自分の目的を明確にしていなければ、緊急なものばかりに「反応」することになります。
目の前の仕事に追われる日々を送っていると、あっという間に1年、10年、そして人生が過ぎていきます。
もっとも効果的な手帳の使い方は、
(2)次に、ミッション・ステートメントを果たすためには、今年1年間で何をなすべきか書き出すこと。
(3)1年間でなすべきことが決まったら、12か月分の目標をたてること。
(4)1か月ごとに達成したい目標が明確なので、さらに1週間ごとに具体的な行動を決めること。
このように、大きな目的→目の前の具体的な目標へ、決めていけば後悔することがないのです。
具体的な目標が変更になっても、大きな目的がブレることはありません。
大きな目的を果たすために必要のないことなら、他人からの依頼にNOを言うこともできるようになります。
急な人生転換が起きたとしても、大きな目的が明確なので、どんな困難がやってきても解決していけるのです。
「自分のミッション・ステートメントが書けないのですが…」
そんな声も聞こえてきますが、今すぐ書けないからといって諦めないでください。
「時間を有効に使いたい」という気持ちをもっているあなたは、向上心が強く成長していける人です。
与えられた時間(命)は有限。できるだけ後悔のない人生にしたいですよね。
必要な時に、ためらうことなく「NO」と言えるようになる秘訣は、他人の依頼よりもっと強い「明確な理由」をもつことです。
「理由」をもつためには、「目的をもつ」ことが必要です。
たやすくNOと言えるタイプの人なら、それほど悩まず断れるでしょう。
でもNOの理由が明確でなければ、信用されないだけです。
どんな人も、自分の目的を発見し、明確な理由をもつことが「人生を無駄にしない」方法なのです。
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