【目次】
はじめに
- 雨の日に、どうして不調になるの?
――低気圧で血管やリンパが影響を受ける
――脳が警告を発信すると、頭痛やめまいになる
――不快を感じるホルモンが多く分泌されるHSP - 雨・風・雪は気合いでは乗り切れない!脳幹に働きかけよう
- 雨の日も動ける!自律神経の鍛え方30選
- 最高の雨の日の過ごし方
はじめに

今回のお悩みは「雨・台風・雪の日の過ごし方」です。
「雨の日って、調子が出ないんです。時間をムダに過ごしている気がして、自分を責めてしまいます。どうしたらいいですか?」
けっこう多いお悩みです。
私も、自律神経失調症を患ったことがあり、自律神経が乱れやすい体質のようです。
雨の日・台風の日・雪の日は、しんどい時間をやり過ごすだけの一日。もったいないと思いながらも、どうしようもないとあきらめていました。
そんな私が、自律神経を少しずつ鍛えて、雨の日も動けるようになった方法をお伝えします。
雨の日・台風の日・雪の日に、どうして不調になるの?
「雨で体調が悪いなんて、思い込みじゃない?」という人もいます。
その言葉を受けて、
「不調なのは、自分が弱いからだ」
「だるいのは、気合いが足りないからだ」
「ほかの人は、動けてるのに・・・」
なんて思って、自分を責めないでほしいのです。
天気から頭痛を予測するスマホアプリ「頭痛―る」は200万ダウンロード(2019年9月9日時点)、雨や低気圧によって不調を感じる人がこれだけいるということでしょう。
雨で体調が悪いのは、思い込みではありません。ちゃんと理由があります。
低気圧で血管やリンパが影響を受ける
登山で「高山病」になるのは、どうしてだと思いますか?
主に2つの理由があります。
理由の1つは、酸素が薄くなり酸欠になるから。
もう1つの理由は、気圧が低くなるからです。
気圧とは「空気の重み」のこと。
気圧が低いと、身体にかかる空気の重みが小さくなり、血管やリンパが拡張します。
ポテトチップスの袋が、山の上でパンパンにふくれた写真をみたことがありませんか?
袋の外からかかっていた空気の重みが少なくなって、袋の中がふくれ上がってしまうのです。
身体はポテチの袋よりずっと複雑なつくりをしていますが、低気圧で血管が拡張するのは、ポテチの袋と同じような原理です。
低気圧で血管が拡張すると、頭痛やめまいが起きます。
筋肉がしっかりしている人のほうが、血管をぎゅっと支えているので、血管は拡張しづらくなります。
毎日少しずつ筋トレすると、不調が起きにくくなりますよ。
脳が警告を発信すると、頭痛やめまいになる
血管が拡張していても、痛みを感じるかどうかは、人によって異なります。
脳が「たいへんだ!警告しないと身の危険だ」と判断する人・しない人がいます。
頭痛が起きやすい人は、脳が警告を発信しやすいのです。
低気圧を感じるのは、皮膚や血管ではなく、耳の奥にある「内耳」。
内耳で低気圧を感知すると、脳が反応して警告します。
内耳のはたらきが鈍くなると、めまいが起きやすくなります。
雨の日・台風の日・雪の日に、だるいからずっと横になっていると、内耳のはたらきが鈍くなり、よけいにめまいを引き起こします。
デスクワークの方も、座りっぱなしでは内耳のはたらきが鈍くなります。
立ち上がるだけでも内耳は動くので、30分に1回、立ち上がるといいですね。
不快を感じるホルモンが多く分泌されるHSP
5人に1人は、少しの刺激に反応して、痛みや不快感をもつHSP(敏感なセンサーをもつ人)です。
低気圧にもすぐに反応して、不快を感じるホルモンが分泌されるので、頭痛やだるさ、食欲不振などを起こします。
私と夫が山頂に行くために、ケーブルカーに乗っていた時のこと。
細身でHSPの私は、800m地点ですでに頭痛と吐き気が起きていました。
筋肉があり非HSPの夫は「気のせいじゃない?」なんて軽い調子で言っていましたが、2300m地点で「うわっ、頭痛い!それにちょっと気持ち悪い」と言いました。
体格や感受性によって、どのくらいの低気圧で不快になるか、だいぶ差があります。
自律神経の乱れやすさも、人によってかなり差があるのです。
だから、他人と比較して落ち込む必要はないんです。ちがうものは、ちがうんですから。
「雨で体調が悪いのは、思い込みなんじゃない?」
と言われても、
「思い込みなんかじゃないよ。私は不調を起こしているんだよ」
と、堂々と伝えていいのです。
自分の感覚を大切にして、身体をいたわってくださいね。
雨・風・雪は気合いでは乗り切れない!脳幹に働きかけよう
低気圧の影響を受けやすく、雨の日に不調になりやすい。そんな私が、どうやって雨の日も動けるようになったのか。
『あなたの人生を変える雨の日の過ごし方』(美野田啓二著、2017.5、文響社)には、科学的に効果のある50のメソッドが書かれています。
この本によると、
「頑張ろう!」と気合いを入れるのは、大脳新皮質。
自律神経をつかさどるのは、もっと原始的な脳である「脳幹」。
気合いを入れても、自律神経はちっとも動きません。
脳幹に働きかけなければ、不調には効果がないのですね。
脳幹に働きかけて、雨の日を有意義に過ごす方法を見ていきましょう。
雨の日も動ける!自律神経の鍛え方30選
自律神経を気合いでコントロールすることはできないのですが、筋肉を少しずつ鍛えるように「自律神経を乱れにくくする」ことはできます。
自律神経が乱れにくくなると、まるで鍛えたように外部の刺激に左右されなくなってきます。
『あなたの人生を変える雨の日の過ごし方』のメソッドを実践することで、自律神経を乱れにくく鍛えることができます。
私が実践していることを、効果ごとにピックアップします。
不調の時は、この中から「どれにしようかな~」とワクワクしながら選んでみてくださいね。
1 家で実践!交感神経のスイッチをオンにして「活動モード」に
(1)寝っ転がったまま、手足を天井にむかって上げてブルブル体操
(2)熱いシャワーをさっと浴びる
(3)朝食をしっかりとると、熱のエネルギーを生み出せる
2 通勤中と始業前にできる!元気スイッチ
(4)二足歩行で脳は発達してきたので、大股で歩くと脳の血流アップ
(5)ちょっと早めの呼吸をすると、活動スイッチオン
3 仕事中の不調対策!脳幹への血流アップ
(6)耳石を動かすために、30分に1回、立ち上がる
(7)口を開けたり閉じたり、あごストレッチ
(8)眉を上げたり下げたり、眉ストレッチ
(9)太ももを軽く押して5秒キープ
4 頭痛対策!低気圧で拡張した血管を、元に戻すアプローチ法
(10)こめかみ・首筋を保冷剤で冷やす
(11)コーヒーを飲むと、血管が収縮
5 在宅ワークでもバリバリこなせる!環境づくり
(12)エアコンを「除湿モード」にして湿度を下げる
(13)冷たいジュースをやめると、内臓が温まり、よけいなエネルギーを消費しない
(14)腕の力を抜いて立ち、肩の高さまで前後に腕ふり運動
6 雪の日に!冷え対策と血流アップでエネルギーを生み出そう
(15)3つの首(首・手首・足首)を温める
(16)足首・足指を動かして血流改善
(17)下腹部「丹田のツボ」にホッカイロを貼る
(18)有酸素運動で血流を増やす
7 雨の日を楽しむ!自律神経を整えるストレス解消法
(19)雨の日は特別なカフェに行く
(20)雨の空を眺めて、大気のエネルギーを感じる
(21)恵みの雨が穀物や野菜を育んでくれることに感謝する
(22)雨の日はスケジュールに余裕をつくり、休養日にする
(23)「晴耕雨読」雨の日は読書デーにする
(24)お気に入りの傘を用意して、雨の日ファッションを楽しむ
8 疲労回復の習慣づくり!2週間ためしてみよう
(25)鶏むね肉に含まれる「イミダペプチド」を2週間摂取する
(26)緑茶に含まれる「アオバアルデヒド」を摂取して森林浴の効果
(27)ぬるめ38℃のお風呂に20分入浴
(28)好きな写真集をゆったりと眺める
(29)耳栓・アイマスクで情報量を減らす
(30)感謝・満足・楽しみなこと・できたことを日記に書く
最高の雨の日の過ごし方
いかがでしたか。自律神経を鍛えて、不調の日を減らしていきましょう。
1年のうち120日は雨の日です。
有意義な時間の過ごし方をしなければ、もったいないですね。
自分のこころを見つめる静けさと、新たな発見を得る喜び、人生の目的を考える時間。私がオススメする、最高に幸せな雨の日の過ごし方です。
こんな幸せな時間を、あなたにもぜひ味わっていただきたいと思います。
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