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中高年ひきこもり|8050問題解決のカギ

こんにちは、齋藤勇磨です。

皆さんは、「8050問題」という言葉をご存じですか?

自宅でのひきこもりが長期化することで、親が高齢になり、孤立したり、経済的に苦しくなったりすることです。

「80代の親が、50代のひきこもりの子供を世話する」という親と子どもの年齢から、このように呼ばれています。

内閣府の調査によると、40歳から60歳でひきこもり状態にある人の推計は、なんと61万3000人

ひきこもりと聞くと、年齢層の低い人たちが多いのではないかと思いがちですが、実は、15歳から39歳の54万1000人を、はるかに上回る数なのです。

中高年ひきこもりが社会問題化

令和元年には、数々の痛ましい事件も起きました。

5月、神奈川県川崎市で、ひきこもり傾向にあったとされる51歳の容疑者が、スクールバスを待っていた小学生たちを襲い、20人を死傷させたうえ、自殺しました。

また、翌6月には、元農林水産事務次官の、76歳の父親が、同居していた無職の44歳の長男を包丁で刺殺。

長男は中学の頃から暴力をふるっており、「川崎の事件を見て、『長男が周囲に危害を加えかねない』と事件を起こした」とも報じられています。

さらに7月には、36人が死亡、33人が重軽傷を負う平成以降最大の犠牲者を出した京都アニメーション放火事件も起きました。

この41歳の容疑者も、社会とのつながりが薄かったといわれています。

親も子も生きる意味を感じられない

ひきこもりの子を持つ親にしてみれば、子供のことが心配でなりません。

「私が働けるうちはいい。でも私が入院したり、死んだりしたら、この子は一体どうなってしまうんだろう」

息子の心配で、毎日がつらく、いっそのこと死んでしまいたいと思い詰めている、しかし息子を遺して一人で死ねない、と苦しみながら生きています。

子供は子供で、「まともな人間であれば働くべきだ」「人とつながる社交性をもつべきだ」「働かざる者食うべからず」。

そんな社会の視線を痛いほど感じ、自分を責めている。

ゲームやテレビで現実逃避するものの、生きる喜びはどこにもない状態にあります。

8050問題の根っこに「なぜ生きる?」

戦後、日本は物質的な繁栄を求めて、ひたすら走り続けてきました。

かつての廃墟の日本を、ここまで発展させた、先人たちの苦労に、私たちは素直に感謝する必要があるでしょう。

しかし同時に、過度の疲労やストレスの蓄積による「過労死」が社会問題となるなど、そこまでしてなぜ働くのか、内外からの疑問の声が上がっています。

「8050問題」の提起している問題は、まさに「働けなければ生きる価値はないのか」「どんな人の命にも価値があると言われるのはなぜか」「なぜ生きるのか」ということなのです。

根底にある、この「人生の目的」が明らかにされないかぎり、どんな対策も水面に描いた絵に終わってしまいます。

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この記事を書いた人

ライター:齋藤 勇磨

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