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幸せになるための3つの問い|ハーバード大・クリステンセン教授『イノベーション・オブ・ライフ』

こんにちは。齋藤勇磨です。

今日は、『イノベーション・オブ・ライフ』という本を紹介します。これは、ハーバード・ビジネススクールの看板教授、クレイトン・M・クリステンセンらの著書です。

クリステンセン教授は、企業イノベーションの研究における第一人者で、初の著作である『イノベーションのジレンマ』で有名です。

その著者が、その経営戦略を人生訓に落とし込んだ本です。

ガンを煩い、死に直面した著者による最終講義をもとに書かれた本著は、人生にいくつもの示唆を与えてくれます。

クリステンセンの問いかけ1|幸せの大切な原則は何か?

クリステンセン教授は、ハーバードの同期が卒業後、職業人として輝かしい功績を収めながらも、仕事に真のやりがいを見出せず、やがて不幸になっていく姿を目の当たりにします。

ハーバード大学は、世界最高峰の高等教育機関のひとつとして成功の象徴というイメージで彩られています。その一方で、“成功の罠”に陥り、幸せから遠ざかった卒業生も少なくありません。

調査の結果、同級生の多くが、ステータス、報酬、職場環境などの要因を基準にキャリアを選び、もっと高い報酬や、もっと権威のある肩書き、もっと立派なオフィスなどを求めた結果、経済的に安泰でも、満たされない思いを抱くようになっていたことが明らかになりました。

「本当の幸せを手に入れるには、どうすればよいか?」「私たちは幸せの大切な原則を見失っているのではないか?」

著者は疑問を持ったといいます。

クリステンセンの問いかけ2|人生の方角は何か?

著者は、次のように記しています。

戦略は――企業戦略であれ人生の戦略であれ――時間や労力、お金をどこに費やすかという、日々の無数の決定をとおして生み出される。

あなたは一瞬一瞬の時間の過ごし方や、労力とお金の費やし方に関わる一つ一つの決定をとおして、自分にとって本当に大切なのはこういうことだと、公に宣言しているのだ。
(第1部第4講より)

私の「命」とは、私に与えられた「時間」です。今の日本人ならば、80年から85年の時間を、生まれたときに得ます。私たちは、時間と引き換えにさまざまな喜びを手に入れています。

この時間を引き換えにして働けば、お金になります。時間やお金は、人生の材料、資源(リソース)です。

さて、これらの資源は有限です。もし、タクシーに乗った時、むやみに車を走らせたら、時間とお金が無駄になります。だからまず、行き先を告げるのではないでしょうか。方向が正しければ、速く走るほど早く目的地に着きますから、時間やお金をどこに使うか、が大切になってきます。

クリステンセン教授は、「時間やお金や労力を注ぎ込むべき方角を知らねばならない。それを取り違えてしまうと、幸せになれない」と訴えているのです。

とてもシンプルかつ本質的な指摘ですね。

クリステンセンの問いかけ3|私たちの人生は戦略的か?

「私たちの人生は戦略的か?」「私たちは、貴重な時間やお金を何に使っているのか?」。本書は、そう問いかけます。

「戦略的」とはすなわち、「長期的なこと」×「目に見えにくいこと」を考慮して意思決定をする、ということです。

「戦略的」の対極は「反射的」。「短期的なこと」×「目に見えるもの」だけを考えて行動するということです。

私たちは反射的に動きがちです。なぜなら、反射的に行動すれば、分かりやすく成果が上がるからです。

しかし、著者は、「短期的に正しいことは、長期的な正しさに結びつかない」と言っています。これは、主著『イノベーションのジレンマ』から続く、クリステンセン教授の重要なメッセージです。

関連した、こんな小話を紹介しましょう。

幕末の剣客・千葉周作が、何人かの門弟を連れて、品川へ夜釣りに出かけた。

松明を照らしながら、魚を求めてゆくうち、方角を見失ってしまった。

どちらが陸か。慌てた周作は多くの松明を燃やして陸地を照らそうとするが、まったく見えない。

とうとう、松明が燃え尽きる。もはやこれまで、と観念したが、しばらくすると、闇の中に陸地の影が、浮かび上がり、九死に一生を得た。

後日、周作が、その体験を知人の漁夫に話すと、漁夫は笑いながら答えた。

「周作先生でもそのようなことがありますか。松明は足元を照らすもの。遠いほうを見るときは、かえって、その光がじゃましますから、ワザと松明を消すのが漁師に伝わる知恵なのです」

松明で陸地は照らせないように、目先のことに一喜一憂していては、返って未来を見とおせません。

私たちも、「短期的に正しいことが、長期的な正しさに結びつかない」というジレンマに陥ってはいないでしょうか?

まとめ

ここまで述べてきた、クリステンセン教授の問いかけを、まとめてみましょう。

■ハーバード卒業生に代表されるように、皆が求めている能力、報酬やステータスなどに恵まれても、不幸になるのはなぜか?幸せの大切な原則を見失っているのではないのか?

■人生の方角はハッキリしているか。人生のリソースである時間やお金、労力の使い道を間違えているのではないか?

■私たちの人生は戦略的か?目先のことばかりに心を奪われて、長期的に人生を見つめていないのではないか?

いずれも、示唆に富む問いかけです。

ここで、これらの疑問がハッキリする、15通のメールと小冊子(PDF)を用意しました。ただいま無料で配布しております。いつまでも無料提供できるかどうかは分かりませんので、関心のある方は、このご縁にこちらからお受け取りください。クリステンセン教授からの問いかけを、腰を据えて考えてみてはどうでしょうか?
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この記事を書いた人

ライター:齋藤 勇磨



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