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今回はこんなお悩みについてです。
損ばかりしているように感じる、つらい。
繊細さをもっているHSPさん同士なら、深くうなずき、共感するのではないでしょうか。
5人に1人がHSP(Highly Sensitive Person)です。
人間だけでなく、高等動物の20%が、高感受性の持ち主です。
5人グループで、自分以外の4人から
と言われたら、どうでしょう。
HSPのことをよく知らなければ、
「自分がまちがっているんだ」
「自分の努力が足りないんだ」
そんなふうに考え、自分を責めるようになるでしょう。
たしかに、HSPさんではなくても、
こういったことは、誰だってつらいものです。
ですが、HSPさんは、苦痛を感じる程度が「何倍も」強いのです。
そう言っても、感覚のことは、目に見えないので、なかなかわかりません。
生まれてから今日まで、自分の感覚しか、経験したことがありませんから、人の痛みは、なかなか分からないのです。
●HSPさんは慎重なので、
気にすることが多いからこそ、「成功させよう」「完成度の高いものに仕上げよう」と、ひといちばい苦労しています。
●HSPさんは直感的にわかることも多いので、
気になるからこそ、こういったことを自然とやっているのですが、誰にも気づかれません。
人知れず、善い行いをしています。
だから「損ばかりしてる」と感じやすいのです。
●HSPさんが気づいたことを提案しても、重要だと認識してもらえないこともあります。
感覚がかなり違うので、「些末なこと」と切り捨てられてしまいます。
HSPさんは「だから言ったのに……」と、理不尽な思いをします。
こういったことが続けば、「損ばかりしてる」と感じますよね。
理不尽が多すぎて、つらい思いをしている感覚もマヒして、原因不明の不調が続いているHSPも多いです。
今回は「3つの生きやすくなるヒント」を用意しました。
(1)HSPさんには、味方が必要。
(2)仕事量を減らすことに、罪悪感をもたないこと。
(3)休むことに、罪悪感をもたないこと。
この3つが、自然にできるくらい身につくと、生活が変わります。
自分を責めることが減り、体調を崩したり、仕事や人間関係でつまずいたりすることが少なくなるでしょう。
こんな寓話があります。
「鼻欠猿、満足な一匹の猿を笑う」ということわざもあります。
HSPじゃない人は、片目の猿だとか、鼻が欠けている猿だと言いたいわけではありません。
「たった一人であっても、間違いとは限らない」という教訓です。
少数派は、どうしても、理解されにくく、自分を押し殺してしまいがちです。
みんなと同じように仕事をしていても、
あれこれと気がかりなことがあり、何倍も疲れるのです。
実際、HSPの感性や意見に、耳を傾け、環境を整えていくと、環境が良くなります。誰にとっても快適な空間になり、思いやりのある関係を築けます。
しかし、8割の人は気がつかないので、HSPは疲れ果ててしまいます。
そういうときに、体調が悪いので休ませてほしいと言うと、
などと言われてしまうことがあります。
メンタルが弱いわけではありません。むしろ、繊細でない人の何倍も、いろいろなことに耐えています。どちらかというと、忍耐力の強い人が多いように思います。
食事や飲み物にも気をつけて、タバコも酒ものまず、健康管理を徹底しているHSPさんも多いです。
HSPという敏感な気質は、生物的には健全なのですが、「おかしい」「気にしすぎ」と言われやすく、なかなか理解してもらえません。
他人から言われ続けると、そちらが正しいように思えてきます。
否定されることに慣れて、
と、無意識に口を開けることを辞め、心を閉じてしまいます。
そして、疎外感や否定感に苛まれます。
疎外感や否定感は、頭の理解で乗り越えられるものではなく、胃のあたりが気持ち悪くなったり、胸がギューッとつぶされるような思いがしたりします。
肩が凝り、体が鉛のように重く、人に会うのが嫌になってきます。
仕事が嫌なわけではありません。
むしろ熱心に仕事に取り組むHSPは多くいます。
理解してもらえないのがしんどいのです。
言っても、まともに取り合ってもらえないことが多いと、
自分のままで生きることが、難しいように感じられます。
人から理解してもらえない悲しみ、不安、恐怖は、きわめて本能的なもの。
だからといって、多数派の声をうのみにして、自分を否定すべきものでしょうか?
両目の猿が、ついに片方の目をつぶしてしまうようなことは、しないでください。
理解されなかったとしても、自信喪失する必要はないのです。
自分が自分をよく理解し、自分の一番の味方でいること。
そのためには、1人でもいいから味方を見つけること。
深く理解し合える人がいなかったとしても、部分的にでも理解してくれる人を、寄せ集めてもいいでしょう。
同じ感覚をもっていて、わかり合える人を1人でも見つけましょう。
5人に1人はHSPなのです。
また、同じ感覚ではない人でも、「あなたはまちがっていない」と言ってくれる人はいます。
5人に1人はHSPなのですが、意外と「私のまわりにHSPさんはいない」と言う人が多いですね。
HSPといっても、何に敏感かは人それぞれ。
敏感さの強弱も人によって異なるので、「あの人はHSPじゃなさそうだ」と決めつけやすいようです。
さほど繊細には見えないHSPもいます。
本人もHSPだと気づいていないこともあります。
私もわりと外向的な面があり、刺激追求型のHSSも併せ持っているため、「HSPだとは思わなかった」と言われることもあります。
でもHSPチェックテストでは満点を取るほど、強めのHSPです。
心は見えないので、わかりにくいだけです。
案外、HSPはまわりにたくさんいます。
「まわりに、自分と合いそうな人がいないな」と感じるときは、気持ちがラクになるネット上の記事や、本をじっくり読むといいでしょう。
(余計にしんどくなるときは、読むのをやめましょうね。)
ペットやぬいぐるみでも、自分を励ましてくれるような感覚になるものを見つけましょう。
HSPさんには、味方が必要です。
HSPは、生まれつきの特性です。
わかりやすいように、ごく単純化して言うと、
考える量に、100倍の差があるのです。
たとえば……
自分が注意されたわけでなくても、他人が注意されたのを見て、しっかり守ります。
多くの人は、何度か叱られて、ようやく直します。
他人が叱られていても、どこ吹く風で、認識に乗りません。
●もちろん、HSPでなくても、しっかり規則を守る人はいます。
●HSPといっても、倫理観やマナーのスキルには差があります。
だから「あの人はHSPじゃないな」とか、「HSPのくせに」「HSPはみんな○○だ」という決めつけは不当です。
●ただ、「感じる負担」や「刺激量」は、HSPとそうでない人には、歴然とした差があります。
感覚は、目に見えないので、「これくらいのことで?」と思われがちで、それがまた自己否定や疲労につながるのです。
●誰でも「自分に合った刺激量」にするのが、いちばん自分を活かせます。
他人との比較ではありません。
ところが、HSPは、すぐに刺激量が許容量を超えてしまうので、みんなと同じように学校に通ったり、仕事に行ったりするだけで、ヘトヘトになってしまいます。
HSPの気質を理解していないと、非正規雇用より正社員、パート勤務よりフルタイム勤務が「いい」と思われがちな社会で、長く働けないことに劣等感をもってしまいます。
「自分に合った刺激量」で、自分を活かすことのほうが大切です。
「自分に合った刺激量」であれば、元気に、いい仕事ができます。
繊細な感性を生かして、ほかの人にはできない仕事をします。
「早く正社員になりたい」「フルタイム働けるようにならなきゃ」という“ 思い込み ”でいると、無理をして、体調を崩してしまいます。
これが優先です。
親や、上司や、まわりの人から、そう言われることがあったとしても、
と、堂々と伝えましょう。
遠慮してしまって言えず、体調を崩したり、辞めてしまったりするほうが、あなたも周りも損をします。
HSPの特性をよく知り、じゅうぶんに自己理解をしていれば、毅然とした態度で伝えることもできるようになります。
はっきりと言えば、相手も「そうか、わかった」となるでしょう。
綺麗事に聞こえるかもしれませんが、「自分の態度」が「相手の言動」を引き出します。
ズルズルと相手のペースに巻き込まれるのは、あなたの「迷い」が、そうさせているのかもしれません。
具体的な不調を、長々と列挙する必要はありません。
具体的なことを言っても、たいてい理解してもらえませんから。
とはっきり伝えましょう。
それでも職場の都合で、どうしてもと言われるときには、「体調を崩すリスクがありますが、どれくらいやる必要がありますか」と、事実を伝え、話し合いましょう。
休むことに、罪悪感をもたないこと。
人が疲れるのは、行動量ではなく、「刺激量」によります。
理由ははっきりしています。
同じ行動量でも、「感じている刺激量」に10倍も100倍も差があるからです。
私も、HSPです。
HSP以外の性格・気質も相まって、
「なんとか、人と同じように行動できないか?」と悪戦苦闘します。
ところが、結果は惨憺たるものに終わります。
こういう症状が出ても「がんばらなきゃ」と思って続けてしまうと、慢性化します。
こうなってしまっては、かえって遠回りになります。
当然のことをしているだけです。
自分の感覚は、自分にしかわかりません。
誰が理解してくれなくとも、自分で「これは危険なサインだ」と理解して、休むことです。
エネルギーが貯まってきたら、自然と、また動けるようになります。
それなのに、
と自分を責めてしまいがちです。
このように、自分で自分を励ますことが必須です。
誰かから、モヤッとする言葉をかけられた時も、
このように、自分を否定するのをやめ、自分に優しいことばをかけてもらいたいのです。
あなたが元気にまた動き出すために、自分で自分を励ましましょう。
あなたの味方に、励ましてもらいましょう。
自分に合う環境や、勇気づけてくれる人との出会いがあれば、HSPはものすごく力を発揮します。
繊細さは、人類にとって必要な特性だから、絶滅せずに残ってきました。
ただ弱いだけなら、弱肉強食の世界で、とっくの昔に絶滅しているはずです。
全体の20%は、繊細な人が必要なのです。
すべての人に「HSPとはこういうもの」とわかってもらうことはできません。
感覚の違う人のことは、理解するほうが難しいのです。
給料をもらってHSP講座をやるのなら報われるかもしれないが、無理解な人にわかってもらおうとして傷つくのは、あなたの仕事ではありません。
少しでも理解してくれる人との出会いを喜びましょう。
少数派でも、理解してくれる人はどこかに必ずいます。
HSPの交流会や、勉強会に参加するのもいいでしょう。
私のところへ、いらしてください。
感覚が似ている人とは、「そうだよね、わかるわかる」と、励まし合えばいい。
おかしいと言ってくる人に対しては、「あなたのほうが、おかしいよ」と思うことも、時には必要かもしれません。
感じ方は人それぞれなのに、「おかしい」と言うほうがおかしいのです。
ちょっと強気になってみましょう。
いつも弱気なあなたは、強気になるくらいでちょうどいいのです。
自分の良さを最大限に活かすことを、考えましょう。
ウサギとカメの童話のように、
カメなりと、たゆまなく目的に向かって進めば、ウサギを超えることもできます。
大切なのは「どこに向かって進むのか」です。
このように感じるかもしれませんが、進む方向がまちがっていたら、行動量の多いウサギでも、努力は報われません。
速く進めば進むほど、間違ったところへ行ってしまうからです。
「生きてよかった」と大満足する「人生の目的」がなければ、生きれば生きるほど苦しむだけの一生に終わってしまいます。
あなたは、人生の目的は何か、はっきり答えられますか?
歩みの遅いカメなら、なおさら、進む方向が正しいことが重要です。
気づいてからの、軌道修正が難しいからです。
目的を知り、進む方向さえ合っていれば、ゆっくりの歩みであっても報われます。
「損ばかりの人生」になるか、「すべて報われる人生」になるか。
人生の分かれ目は、
これが、重要ポイントです。
人生の目的を知って、報われる苦労や努力に変えましょう。
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