心理学&仏教ワークショップ東京
仏教や心理学は初めて学ぶ、という方も歓迎!
心理カウンセラーがわかりやすくお話しします。

今日はブッダとアドラー心理学に学ぶ、対人関係を良好にする健康なパーソナリティというテーマでお話しします。
私がアドラー心理学を知るようになったきっかけは、『嫌われる勇気』(岸見一郎著、ダイヤモンド社、2013年12月)でした。
出版されて10年以上経ちますが、今も売れ続けており、国内累計345万部、世界累計1600万部を超えています(2026年4月時点)。
この本の内容を元にお話ししていきます。
タイトルに「健康なパーソナリティ」と挙げました。
パーソナリティとは、どういった意味だと思われるでしょうか。
アドラー心理学の言葉では「ライフスタイル」と言われています。
詳しく言いますと、
こういったものを言います。
アドラーは、パーソナリティを「健康なもの」と「未熟なもの」に分類しています。
あなたはどちらにあてはまるでしょうか?
考えながら、読み進めていただけたらと思います。
健康なパーソナリティの人は、相手と良い関係が築けます。
未熟なパーソナリティの人は、相手との関係が悪化してしまいます。
では、何によってパーソナリティが「健康か、未熟か」分けられるのか。
2つの要素から成り立っています。
特に大事なのが、1つ目の「共同体感覚」です。
ここからお話ししていきたいと思います。
あなたのパーソナリティは、健康か、未熟か?
それを分けるのは「共同体感覚」である、と言われるのです。
共同体感覚が高い → 健康なパーソナリティの人
共同体感覚が低い → 未熟なパーソナリティの人
特に大事なポイントですので、詳しくお話ししますね。
共同体感覚には、3つの側面があると言われています。
自己受容ができていて、他者を信頼しており、他者に対する貢献感がある人。
これが、共同体感覚の高い人と言われます。
1~3それぞれについては、次回以降の記事で、詳しくお話しします。
今回はこんな観点からお話ししましょう。
共同体感覚を、一言でいうこともできます。
ここに当てはまる漢字2文字、何かわかりますでしょうか?
○○に入るのは、「関心」が正解です。
これが「共同体感覚」の高い人です。
「社会への関心がある人」とも言えます。
社会の最小単位は、「私とあなた」です。
ですから、社会への関心とはつまり、他者への関心とも言えます。
さらに詳しく言いますと、「他者の関心事」に関心を持ちましょう、ということです。
こういったことに関心を持つことです。
そして、相手のためにできることを考えて、相手のために何かしていく。
これができる人は「共同体感覚の高い人」と言えるんですね。
実際、自分が困っている時、関心を持ってくれる人がいたとしたら、どうでしょう。
そういうことを自分自身が、相手に対してしていきましょう、ということです。
アドラーの弟子と言われる、ルドルフ・ドライカース氏は、共同体感覚について、このように語っています。
何かが起こった時に、周りの人のことを考えられる人は、その人自身も健康なのですね。
反対に、何かが起こった時に 自分のことばかり考えてしまう人は、その人自身が不健康である、ということです。
こういう人が、共同体感覚の高い人、健康なパーソナリティの人なのです。
あなたは、いかがでしょうか?

慈悲をまくと、自分の愁いや苦しみ悩みが、どこかへ行ってしまうという歌ですね。
慈悲とは、相手の苦しみを抜いてあげたい、相手に幸せになってもらいたいと思う心です。
愁苦の悩みとは、自分のクヨクヨした悩みのことです。
他者のこと、社会のことを一生懸命に考えていると、自分のことで悩んでいられない気持ちになります。
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