心理学&仏教ワークショップ東京
仏教や心理学は初めて学ぶ、という方も歓迎!
心理カウンセラーがわかりやすくお話しします。

ブッダとアドラー心理学に学ぶ、対人関係を良好にする方法についてお話ししております。
子どもとの関係、夫婦関係、上司と部下の関係、友人との関係。
すべてに通じて「周りの人も、あなた自身も幸せになる」方法です。
対人関係を良好にするのに重要な、アドラーの「共同体感覚」には、3つの側面があると言われています。
今回は2番目の「他者信頼」について、詳しくお話ししたいと思います。
「他者信頼」とは、他人を仲間だと思って協力しようとすることです。
不必要に競争しないこと。
これが他者に対して信頼している、ということです。
「信用」と「信頼」の違いについて、聞かれたことはありますか?
私もアドラー心理学を学ぶ前は、同じ意味で使っていたのですが、明確に分けることができるんです。
信用とは、条件付きで信じることです。
わかりやすいのは、信用金庫。
お金を借りる場合、無条件で借りることはできないですよね。
条件付きでようやく借りることができます。
この人は、返せる保証があるのか。ちゃんと返済してくれるのか。
こういった条件を満たした人でないと貸さないですよ、と。
この人は、自分の言ったことをやるだろうか。約束を守ってくれるのか。
ちゃんとやってくれそうな人は信じるけれども、そうじゃない人は、信じることはできないですよね。
これが「信用」という信じ方です。
信用に対して、「信頼」とは、無条件で信じることです。
ちゃんとやってくれるか、確証や保証はなくとも、信じるのです。
「理解者になる」とは、
この人は、どういったことで苦しんでいるのか。
どんな目標を持っているのか、何を大事にしているのか。
相手の事情を知ろうとすること。
「協力者になる」とは、
相手を理解して、うまくいくようにサポートしていこうとする。
相手が目標に向かって進めるように、いろいろと援助していこうとすること。
このように、相手の理解者・協力者になるのが「信頼」という信じ方です。
言葉を変えますと、「信用」は相手に対して失敗を許しません。
これやってもらわないとダメだよ、もう信じないですよ。
「失敗を許さず、結果だけを見る」のが、信用という信じ方です。
それに対して「信頼」は、
失敗しても全然OK!というわけではなく、もちろん成功してほしい。
ですが、たとえ結果が失敗だったとしても、努力したプロセスが素晴らしいと認めます。
こういった信じ方が「信頼」なんです。
何でも「信頼」が大事かと言いますと、そうはいきません。
何でもかんでも「信頼」していたら、大変なことになってしまいます。
「納期は守ってください」とシビアなのが、仕事ですよね。
これは、とても認めるわけにはいきませんね。
仕事においては、「信用」がベースだと思います。
ちゃんとやってくれる人に仕事を依頼するでしょう。
例えば、親が子どもを信頼すること。
子どもは、すぐにうまくいくことはありえないと思います。
それでも、うまくいくようにサポートしていく。
子どもが、親の言う通りに行動することも、なかなかないでしょう。
無理やり言うことを聞かせようとすれば、関係が悪化してしまいます。
パートナーとの関係も同じですよね。
自分の気持ちを押し付けたとしても、関係は悪化してしまいます。
これは、相手のわがままに付き合え、相手の言いなりになれ、ということではありません。
そういった関係が望ましいですね。
仕事では信用がベースなんですけれども、やはり信頼してもらえると嬉しいものです。
できる範囲では、信頼することが大事だと思います。
こういったことを上司から言ってもらえたら、すごく嬉しいですよね。
こんなこと言われると、尻込みしてしまうと思います。
信用がベースであっても、できる限り信頼に近づけていきたいものですね。
これに関連して、よく話をしているんですけれども、最も不幸な国と言われたら、どんな国を思い浮かべますか。
「世界幸福データベース」を主宰しているオランダの社会学者、ルート・フェーンホーヴェン氏の調査によりますと、「最も不幸な国はこの国だった」と言われています。
カタカナ四字、「モ」から始まる国です。
ウクライナとルーマニアの間にある、今も戦争が続いている国です。
答えは「モルドバ」
最も不幸な国はモルドバだったと言われているんですよね。
気になって、モルドバについて調べてみたところ、ブドウが有名なところなんですね。
ワインの有名な産地です。豊かなブドウ園を見ていると、不幸そうには思えません。
なぜモルドバが最も不幸な国と言われるのか。
「モルドバ人は、全く○○しない」と言われるんです。
それが「信頼」です。
モルドバ人の生活のあらゆる面で、信頼が欠如していると言われています。
本当かどうかわかりませんが、そうらしいのです。
誰かが苦しんでいようが、辛い思いをしていようが、私には関係ない。
相手のことは、信じてはならない、関わってはならないと思うそうです。
こういった一人一人の身勝手さが、次々と伝わっていきますと、国全体で信頼感や協調心が欠如してしまいます。
それで「最も不幸な国」という不名誉な記録をもらってしまったと言われています。
自分のことばかり考えて、相手を信頼しなければ、自分も信頼されることはありません。
手を差し伸べてもらうこともなく、孤独になってしまいます。
モルドバの話は、極端な例かもしれませんが、自分の置かれている環境でも、同じようなことが言えると思います。
自分のことばかり考えていては、やがて周りの人からも、愛想つかされてしまう。
自分自身も不幸になってしまう、と言えると思います。
仏教にはこんな説話があります。

「食べ物を前にしながら食べられないとは、哀れなことだ」と思いながら、男は地獄を出て、今度は極楽へ行きました。

「なるほど、極楽の人は心掛けが違うわい」と感心して、その人は帰っていきましたとさ。
講座では、心理学と仏教を通して「周りの人も、あなた自身も幸せになる」方法を詳しくお伝えしています。
講座に参加してみたいと思われた方は、こちらからどうぞ。
↓↓↓
各地の講座の日程は、こちらからご確認いただけます。
人生の目的が5ステップで分かる
特典つきメールマガジンの登録は
こちらから

生きる意味やヒントを見つけるための特集ページです。