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「やりたいことをやれば幸せ」に潜むワナとは?若きIT社長のメッセージ

こんにちは、齋藤勇磨です。

「やりたいことをやればいい」という人生論をよく耳にします。「周りの声を気にせず、自分の気持ちに素直になって」「一度きりの人生なんだから、本音で生きろ!」「ワクワクすることだけをやれば成功するよ」などの言葉でも表現されるようです。

確かに、これらの言葉は魅力的だと思います。しかし、今をときめくIT業界の有名社長・駒野亮平さん(31=仮名)は、「『やりたいことをやる』を人生の指針にすることには、実はある落とし穴が潜んでいるのです」と言います。

その落とし穴とは一体何なのか、駒野社長にインタビューを試みました。都内の某珈琲店の一室でのインタビューの模様をお届けします。

「やりたいことをやれ!」ホリエモンの言葉に動かされ

――まず駒野社長のお仕事について、教えてください。

私は現在、FacebookやLINE、インスタグラムなどのSNSを利用したマーケティング会社を経営しています。

SNSは次々に新たなサービスが登場し、業界自体がどんどん拡大している成長分野で、若い人に多くのチャンスがあります。

例えば、カフェや美容室などの広告をインスタグラムで行ったり、コスメや健康食品の通販をLINEで宣伝したり、といったことなどです。

最近では、自分の好きなものを検索する時には、これらのSNSを使っています。Googleで検索する「ググる」という言葉から、SNSのハッシュタグで検索する「タグる」という言葉が主流になってきているほどです。私も、パソコンは使わず、ほとんどスマホだけで仕事をします。

私より上の世代になると、SNSの流行についていくのは大変だと感じているようです。そこで、若い人向けの宣伝をこれらのSNSでどのようにしていけばよいか、お手伝いをしています。

――そんな駒野社長のこれまでの経歴を教えてくださいませんか?

平成23年、明治大学を卒業し、大手証券会社に入社しました。当時はリーマンショックで、どこの企業も業績が振るわなかったが、なぜかIT業界だけ勢いがありました。

「今がチャンスかもしれない……」と思いました。

インターネットビジネスは、パソコン1台あれば、一人でも始められる。資本もオフィスもいらず、世の中のニーズ(需要)をつかみ、顧客を満足させるアイデアがあればいい。

大企業にいれば鼻は高いですが、会社に縛られ、窮屈な上下関係を強いられます。

“ホリエモン”こと堀江貴文氏はじめ若手IT実業家たちが、会社人間を脱した新しい生き方を啓蒙し始めた時期でもありました。

彼らは言っていました。

「自分の人生は自分のためのもの。『こんなことを言ったら、周りからどう思われるか』『会社で浮くのは嫌だから、皆の意見に合わせよう』。それで人生が終わったらもったいない。自分のやりたいことに躊躇なく挑戦せよ。それが『後悔しない生き方』だ!」

そんなメッセージに刺激され、入社3年後に独立。一人でインターネットビジネスを立ち上げたのです。

――実際に独立してみての経験や、役に立ったことは何でしたか?

当初は苦労の連続でした。この業界の営業は、意外とアナログです。口コミ、紹介でお客さんが広がっていきます。

私は、こう見えて、学生時代から仏教に関心がありました。仏教では、「信用という無形の資産を築くには、お釈迦さまの勧められる、六度万行の『持戒』(言行一致)の実践が大切」と教えられています。

どんな小さな約束でも守る人は信頼され、この人から話を聞こう、となります。そのような人になれるよう、約束を守るために大切な手帳の使い方を詳しく学び、礼儀正しい挨拶と笑顔を心がけました。

次第に顧客の信用も得て、おかげさまで、起業当初から100社以上とのお付き合いができました。現在は、広告を出さずとも、1日に7、8件、仕事の依頼があります。社員を数名抱える会社に成長し、東京都港区白銀台に自宅を構えることができました。

「やりたいことをやれば幸せ」に潜むワナとは?

――駒野社長は、「『やりたいことをやる』を人生の指針にすることには、実はある落とし穴が潜んでいる」と仰っていますね。ある意味、世間の主張のアンチテーゼですが、これはどういうことでしょうか?

堀江さんの「やりたいことをやれば後悔しない」という言葉に共鳴し、起業に挑戦する若者は増えました。そのチャレンジ精神は素晴らしいと思いますが、「やりたいこと」には、キリがありません。どこまでやれば後悔しないのかが見えず、だんだん仕事のモチベーション(動機)を維持していくことが難しくなっていくんです。

起業に人生懸けて挑戦し、ひたすら会社を成長させながらも満たされず、なぜ働くのか?と迷い躓く人は少なくありません。

そもそも、やりたいことといっても、自分が本当にやりたいことって、何なのでしょうか。「やりたいことをやれば成功できる!」を信じて、テレビやスマホでゲームをひたすらにやっていれば、心から後悔のない、満足できる人生になるでしょうか。「時間をムダにし、無気力になり、後にはなにも残りませんでした」となるのがオチです。

漢の武帝は「歓楽尽きて哀情多し」と言ったそうですが、そこには空しさしか残りません。「一度きりの人生、やりたいことをやったのに!」「アドバイスしたお前、責任取れよ」と迫っても、無理でしょう?

では、何をやったらいいのか。「やりたいことをやれ!」とアドバイスする人に、「じゃあ、私は何をやった方がいいと思います?」と聞いたら、「それは自分で考えろよ」と言われるでしょう。このアドバイスは、抽象的で無責任な感じがします。

「やりたいこと」と、「人生を懸けて果たすべきこと」とは別だと、知らなければなりません。働くのは“手段”であり、「何のために働くのか」という絶対に悔いのない、人生の本当の目的を知ることこそ、最も大事だと思います。

――ありがとうございました。

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この記事を書いた人

ライター:齋藤 勇磨



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