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【仕事のモチベーション7タイプ】
今回はこんなお悩みについてです。
モチベーションを維持するのは難しいことですよね。
モチベーションが湧かないパターンは2つあります。
最初の頃は、気を張ってがんばれていたのが、「緊張」がだんだんと「疲弊」に変わっていきます。
モチベーションがプツンと切れた頃、この記事が役立ちます。
人は環境に慣れるようにできています。
マンネリ化する時は、誰でもやってくると言えましょう。
たとえば40代で転職活動をしたことがある人は、80%に及びます(リクルート調べ)
今回は【仕事のモチベーション7タイプ】を見てみましょう。
仕事のモチベーションは、複数もっていることもあります。
どれが良い悪いではありません。
年齢や就労年数によっても、モチベーションは変わってきます。
【仕事のモチベーション7タイプ】の中から、あなたのモチベーションになっているものを選んでみましょう。
「陥りやすいリスク」も挙げます。
リスクを認識することで、燃え尽きを予防することができます。
お金を得ることは大切ですね。
収入のため、と割り切って、仕事をするのもいいと思います。
毎日、しんどい中、おつかれさまです。
お金は、生きるために必要な「手段」です。
そのお金を得るための「手段」として、仕事をする。
そういう仕事の動機も、アリだと思います。
仕事自体には、やりがいが無くても、「衣食住を確保するため」というのは立派な理由になります。
家族がいる人は、家族や子供を養うため、という理由もあるでしょう。
そのうえで、あなたがモチベーションを回復したり、燃え尽きを防ぐことが必要だと思います。
そこが重要になってきます。
収入のため、と割り切った仕事は、疲れやすい傾向にあります。
疲れを忘れるために、だましだまし生きていることになります。
「そして何を」するのか。
そういう「目的」がぼんやりしているのなら、一度、立ち止まって考える必要があるかもしれません。
それは生きていくために必要なことです。
そんな不安はありませんか。
もし、あなたにそういう不安が少しでもあるなら、先延ばしにせず、今、考えましょう。
その不安は解消できます。
お金や家族以外に、確実に残せるものがあるからです。
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仕事は、一日の3分の1から半分ほどを費やしています。
仕事が生きがいならば、長い労働時間も、やりがいがあるでしょう。
達成感があり、収入も得られるならば、一石二鳥。
やりがいのある仕事に就ける人は、意外と少ないものです。
「仕事=生きがい、生きる証」と言えるのは、いいことですね。
そんなあなたに、大切な質問があります。
今の仕事がなくなったり、できなくなったりした時、自分の存在感が揺らぐかもしれない。正直に答えたあなたは、現実をよく見ていると思います。
「仕事=自分の存在価値」になっているとしたら、危険が潜んでいます。
仕事に打ち込んでいると、20年、40年、60年などは、あっという間です。
過ぎ去った10年をふりかえってみてください。
まさに「十年一日」の思いがしませんか。
葛飾北斎は、亡くなる時「あと5年あれば……」と悔しがったといいます。
仕事に命を懸けて取り組んできた人ほど、どれだけやっても、まだまだ、もっと、と思うもの。
途中で「断念」する形で終わる、無念さが残ります。
たとえば、天下統一を果たした、豊臣秀吉。
多くの人が欲しくてたまらず、そのために武将たちがまさに「命をかけた」のが、天下統一でした。
これだけのものを成し遂げたら、さぞ満足だと思うでしょう。
ところが、秀吉の辞世の句をご存じでしょうか。
つゆのように儚い人生だったと嘆いています。
栄耀栄華の日々も、夢の中の夢のようなできごとだった。
秀吉ほどの大事業を成し遂げた人でさえ、この辞世の句ならば、ほとんどの人はどうなってしまうのでしょう。
夢のまた夢、どころではありません。
「仕事=自分の存在価値」だとしたら、危険なのです。
アップルの創業者、スティーブ・ジョブズは、ガンで余命わずかとなった時、このように残しています。
仕事が生きがいのままで、自分の存在価値は、仕事以外に。確固たるものを築く。
これがベストですね。
家族や、趣味でもない、もっとしっかりとした「心の支柱」を築くことが大切です。
人のために生きることは、志が高いことですね。
自分の幸せだけのためよりも、多くの人を幸せにするため。
そんな仕事ができたら、素晴らしいですよね。
これは、「貢献タイプ」の人が、考えなければならないことだと思います。
なぜなら、志半ばで、悲しい事実に気がついてしまったとき、燃え尽きるリスクがあるからです。
仏教では、わかりやすく人間の慈悲を「小慈悲」といい、【3つの欠点がある】と教えられます。
「よかれと思って」やったことが、相手を苦しめる結果になることがあります。
「あいてのために」と力を尽くしている人ほど、「よかれと思って」やったことが、相手を苦しめる結果になった経験が、一度や二度は起きるはずです。
そのために、自分も苦しみます。
すべての人に、平等に与えることはできません。
努力する人ほど、負ける悔しさも知っています。勝ったときでも、負けた人の気持ちを想うと、複雑な思いになることもあるでしょう。
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人間の慈悲は「小慈悲」であり、【3つの欠点がある】ということを、よく知ったうえで人に貢献するのと、知らずに貢献するのとでは、結果がちがってきます。
仏教で説かれる「大慈悲」を、あなたにも知ってもらいたいと思います。
あなたは、責任感のある人ですね。
誰かがやらねばならないことを、あなたが責任をもってやり遂げてくれたら、助かる人があるでしょう。
給料や社会的地位に関わらず、人がやりたがらない仕事ほど、価値のある仕事だと私は思います。
他にも、陰日向なく仕事をしてくださる方があるからこそ、社会は回っています。感謝せずにおれません。
ロボットやAI、IoTの発達で、人間の仕事の半分が代替されると言われます。
安く、多く、精密に生産できる方法が確立されたら、流れる水は高きに戻れません。
19世紀、産業革命で手工業は機械へと代わりました。
そのとき以上に、今、加速的な変化がもたらされています。
機械学習やディープラーニングの登場、ビッグデータの普及により、AIが自ら学習していくようになったからです。
モノにあふれ、競争が激化した今、ますます「省人化」が進められるでしょう。
「誰かがやらなきゃいけないこと」は、ロボットやAIが担うようになります。
もし、ロボットやAIに取って代わられなくても、「私がやらねばならない」という思いが強い人は、なにかのきっかけで仕事を他の人に代わられたとき「奪われた」という怒りがおきます。
いい意味でも悪い意味でも、仕事の代わりはいくらでもいるのです。
仏教では、才能・能力・賢愚・男女・老少に関わらず、「一人一人のしのぎなり」といわれる、人生の大仕事(人生の目的)を教えられています。
「あなた自身が」果たさねば、他の誰にも代わりがきかない、大事なことを、仏教では説かれています。
資格取得は、よほどの時間・労力・精神力を費やした勲章のようなものです。
誰にでもできることではありません。
ネームバリューのある企業に入社し、地位を得ることもまた、どれだけの時間・労力・精神力を費やしたかの証でしょう。
日本は、名刺の文化が根付いています。
海外では、名刺はあくまで「連絡先が書いてある紙」という認識がほとんどです。
日本ではそれだけ、会社名、役職名に重きが置かれていると言えましょう。
それは、ネームバリューというよりも、あなたの積み上げてきた「行動」に価値がある、ということです。
アイデンティティは、失ったときにぽっかり穴が開いてしまいます。
退職してからも、会社や役職にこだわり続けると、「今のあなたは?」と聞かれてしまうかもしれません。
過去の栄光は、過去のものになります。
あなたには行動力があるので、仕事以外に、心の支柱を築いておく必要があります。
趣味や生きがいだけでは、満足できないでしょう。
老いても、病に伏しても、「このために生きているから人命は尊い」といえる目的があります。仕事以外に、アイデンティティを築くことはできます。
探究心を仕事にできている人は、わくわくとした気持ちを原動力にできますね。
限りなき向上心をもつ人は、輝いていて、多くの人が憧れる生き方です。
知識欲には、限りがありません。
仏教では、欲・怒り・愚痴といった煩悩について、詳しく教えられています。
欲には3つの特徴があると言われています。
何歳になっても飽くなき好奇心は、元気の秘訣でもありますが、「キリがない=満たされることがない」ということでもあります。
そういうことを知らないと、ふと「いったい自分は、何をやっているんだろう…」と燃え尽きるリスクがあります。
知識欲を一時的に満たせたように感じるときは、このようにさえ思うでしょう。
しかし、既存の知識は、色あせて、おもしろくなくなっていきます。
いつのまにか、義務感のようになることもあります。
探究は、深めるほど、重箱の隅をつつくような、物事の取るに足らない部分にわざわざ注目していく作業。
多くの人が知らないことを、知っている自負心はありますが、裏を返せば、共通の話ができる仲間がいなくなる道でもあります。
アイザック・ニュートンはこう言い残しています。
ニュートンといえば、数学、物理学、天文学、哲学といった多くの分野を探究し、功績を残した人。
短い命で、生きている間に、最優先してなすべき、もっと重大なことがあると、仏教には説かれています。
いずれも、生きていく上では大切なことです。
仕事を退職してからも、老いがやってきても、病気で動けなくなっても、幸せになれるのは、「7、人生の目的を果たすための手段」としての仕事です。
それでも、あなたに生きる力を与えるのは「人生の目的」であり、「人生の目的を果たすためなら、手段は変わっても、また進んでゆける」と思えます。
目的を知らずに、1つの手段しか知らねば、つまずいた時に燃え尽きてしまいます。
目的を知っていれば、どんな失敗も失敗とはなりません。
目的に辿り着くために、必要な過程だったからです。
複数のモチベーションを組み合わせ、いくつかの手段を持っていたとしても、どうあがいても立ちはばかるのが、死という壁です。
それが分かれ目です。
「人生の目的」は、仏教に詳しく教えられています。
人生の目的を、あなた自身が “自分のモノにする” のが、この「くもりのち晴れめでぃあ」の目指しているところです。
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