生と死

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ミスター・ラグビー・平尾誠二さんが亡くなって一年~平尾さんの名言「時間って命の一部なんですよ」

こんにちは、おさじまです。 如何お過ごしでしょうか。

ラグビーの日本代表監督を務めたミスター・ラグビー・平尾誠二さん(享年53)が亡くなって、今日で1年になります。

10月4日には、親友だったiPS細胞で有名な山中伸弥教授との親交を記した『友情』という本も販売され、多くの人に感動を与えています。

今日は、その平尾誠二氏が遺した名言「時間って命の一部なんですよ。今の時間を大事にできない人は、未来の時間もきっと大事にはできない」について、お話ししたいと思います。

平尾誠二さんとは、どんな人か(簡単な経歴)

平尾誠二さんは、伏見工業高校で山口良治監督のもと、高校3年時に全国高校選手権大会(花園)で優勝。
これを基にテレビドラマ「スクール☆ウォーズ」が制作されたといわれます。
(ドラマ内では、平山誠の名前で四方堂亘が演じた)
同志社大では史上初の全国大学選手権3連覇を達成。
1986年に入社した神戸製鋼では、日本選手権7連覇。 
日本代表として87、91、95年のワールドカップ(W杯)に3大会連続出場。
91年時は主将を務め、日本のW杯初勝利に貢献しました。
現役引退後は、97年から2000年まで日本代表監督を務め、1999年のW杯に出場。
神戸製鋼では、総監督やGMとしてチーム強化に力を尽くしました。

平尾誠二さんの名言

その平尾誠二さんに、このような言葉があります。

時間って命の一部なんですよ。今の時間を大事にできない人は、未来の時間もきっと大事にはできない

(出典『プロ論』B-ing編集部 徳間書店 2004)

時は金なり」(Time is money. タイム イズ マネー)
という言葉がありますが、実は時間はお金くらいではありません。
時は命なり」(Time is life. タイム イズ ライフ)、が本当でしょう。
私の「命」とは、私に与えられた「時間」です。
大ざっぱにいえば、今の日本人は「八十年」の命を、生まれたときに受け取ります。
この時間という財産を何に使うか。

暇つぶし」という言葉があります。英語にすれば「Kill time キル タイム」。
暇つぶしは、時間(time)を殺す(kill)も同然、ということから、そういわれるのでしょう。 なかなか痛烈ですね。

もし、「われながら時間を無駄にしたなあ」と感じることがあれば、それは命を無駄にした、命の時間を粗末にしたと言い換えられるかもしれません。

しかも、「Time flies.」(タイム フライズ)
「時(time)は飛ぶ(flies)ように早く過ぎ去る」のです。
日本のことわざでいう「光陰(こういん)、矢のごとし」ですね。
(「光」が「日」をあらわし、「陰」が「月」をあらわすので、「日月は矢のように速く過ぎ去ってしまう」という意味になります)

そして、その命という時間には、限りがあります。命は有限です。
「有限な資源を大切に」と、よくいわれますが、それ以上に「有限な命を大切に」しなければならないでしょう。

時間って命の一部なんですよ。今の時間を大事にできない人は、未来の時間もきっと大事にはできない

(出典『プロ論』徳間書店 2004)

大事な「今」という時間を本当の意味で大切にするとはどういうことでしょう?
今の延長が未来ですから、平尾さんがいわれるように、「今」をおろそかにしていては、「未来」をもおろそかにすることになるでしょう。  
限りある命、なんのために使うのか。
 「命を使う」と書いて「使命」。  
人間に生まれてきた尊い使命、尊い目的は何なのでしょう?
平尾誠二さんの一周忌に際し、彼に思いを馳せるとともに、自分自身の人生の目的、生きる意味について静かに考えたいものです……。

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