【目次】
- 孤独|インターネットでも、世界中の人とつながることができるのに……
- 孤独|一時的にでも、分かり合えたように感じるなら「有り難い」
- 孤独|なぜ、孤独を感じるのか。孤独の理由とは
- 孤独|親子といっても、友達といっても……
- 孤独な人が、幸せになれる方法
はじめに
今回はこんなお悩みについてです。
昔から友達が少なく、誰かといても寂しいと感じてきました。
心から笑える関係を築けず、いつも愛想笑いばかり…
悩みを話せる人もいない。本当に孤独で辛いです。
「無人島で独りぼっち」ならば、孤独なのも想像がつくでしょう。
しかし孤独は、人の中にあります。
家族もいる。
職場の同僚もいる。
となりに住んでいる人もいる。
まわりに人は、たくさんいる。
それなのに、心から分かり合える人がいない。
それが「孤独」というもの。
そんな「孤独」の解決法を、一緒に考えていきましょう。
孤独|インターネットでも、世界中の人とつながることができるのに……
人がいないわけじゃない。
「分かり合える」人がいないから、孤独なのです。
友達がいないわけじゃない。
「心から安心できる」友達がいないから、孤独なのです。
インターネットで、いつでも人とつながれる。
世界中の人とつながることができるのに、孤独なのはなぜ……?
返信がないと悲しくなる。
孤独を感じる。
相手にも、家族があり、仕事があり、都合がある。
だからすぐに返信をもらえるとは限りません。
返信をくれても、期待するような内容じゃなかったり……
世界中に80億人いても、これほど多くの人とつながれても、
なぜ、分かり合える人がいないのでしょうか。
孤独を感じるのには、理由があります。
孤独|一時的にでも、分かり合えたように感じるなら「有り難い」
孤独を感じる中で、一時的にでも、分かり合えたように感じるなら、それは「有り難い」ことかもしれません。
なぜ、分かり合うのは、めったにないことなのでしょうか。
仏教では、「業界(ごうかい)」が教えられています。
これにはまず、「因果の道理」を知る必要があります。
「因」は、私たちの行いです。
行いにも3つあり、「体」「口」そして「心」で、さまざまな行いをしています。
行いを仏教では「業(ごう)」と言います。
「体」の行いを「身業(しんごう)」
「口」の行いを「口業(くごう)」
「心」の行いを「意業(いごう)」
と言います。
3つ合わせて、「身口意の三業(しんくいのさんごう)」と言われます。
心・口・体で、つくった行いが「因」となって、「縁」と結びつき、結果を引き起こします。
行い(業)が因となって、運命(結果)を引き起こすので、
「業因(ごういん)」とか、「業種子(ごうしゅうじ)」と言われます。
「業種子(ごうしゅうじ)」
植物のタネのように、自分の行いが、因(タネ)となって、自分の運命(結果)を作り出します。
孤独|なぜ、孤独を感じるのか。孤独の理由とは
人は、心・口・体で次々と業因をつくっています。
その業因によって、生み出された世界が「業界(ごうかい)」です。
一般的には業界と書いて「ぎょうかい」と読みますが、
仏教では「業(ごう)」の生み出した世界、という意味で「ごうかい」と読みます。
出版業界とか、IT業界とか、そういう企業の分類ではありません。
ひとりひとり、心・口・体の行いは異なりますね。
だから、それぞれの「業」が生み出した世界である「業界」に、1人1人が生きています。
同じ地球、同じ日本、同じ○○県に住んでいても。
同じ昭和、平成、令和の時代を生きていても。
じつは、1人1人、別の「業界」に住んでいるのです。
だから、孤独なのですね。
孤独|親子といっても、友達といっても……
小学生の頃はよく「親友だよ!」「ずっと友達」などと言いましたが、それは、
同じ授業を受け、
同じ給食を食べて、
同じようなゲームをして遊び、
同じ部活で励み、
同じような行い(業)をして、「業界」が似ていたから、少しは「分かり合える」気がしたのではないでしょうか。
大人になると、選択肢は無限に存在し、ますます「業界」は異なります。
男女で考え方がちがう。体のつくりもちがう。
だから、心・口・体の行いがちがう。
誰と仲が良いか、なにが好きかもちがう。
だから、心・口・体の行いがちがう。
子供は学校に通い、自分は家事をして、ちがう行いをしている。
同じものを見ても、心で思うことはちがいます。
心で思うことも、行い(業)です。
仏教に、こういう言葉があります。
ひとりが、一日に、八億四千の「心」の行いをしています。
八億四千とは、数え切れないほど、ということ。
心の行いが、これだけちがうのですから、
同じ場所にいるようで、まったく別の世界を見ているのかもしれません。
それは、1人1人が、ちがう「業界」に住んでいるからなのです。
親子といっても、友達といっても、
1人1人が、ちがう星の住人のようなもの。
いわば「宇宙人」です。
孤独で、分かり合える人がいないのは、当たり前のように感じてきませんか。
孤独な人が、幸せになれる方法
1人1人が、ちがう「業界」に住んでいる。
人はみな孤独です。
その中で、すべての人に共通していることを教えられたのが「仏教」です。
仏教は「三世十方を貫く」と言われます。
三世を貫くとは、「いつでも変わらない」ということ。
十方を遍くと言い、「どこでも変わらない」ということ。
三世十方を貫くものだけを、教えられているのが仏教です。
その1つが「因果の道理」です。
国がちがっても、
年齢がちがっても、
心・口・体の行いがちがっても、
すべての人に共通するものを、教えられています。
1人1人が、ちがう「業界」に住んでいて、
誰にも分かってもらえない、孤独な心をかかえています。
その孤独な心を、幸せにするために、
すべての人が幸せになれる道を、お釈迦様が説かれたのが仏教です。
だから、誰とも分かり合えない孤独でも、ずっと変わらない幸せになれるのですよ。
誰といても孤独で苦しい。
その心を解決しませんか。
仏教を聞けば、必ず解決できます。
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