幸せとは

幸せとは

ありのままの自分を受け入れるには、最後に○○すればいい!自己肯定感を高めよう。

目次

  1. 自己肯定感を高めるには、「自己否定をゼロにはできない」事実を受け入れる
  2. 自己肯定感を高める最初の一歩。自己否定ばかりでも、最後に○○すればOK
  3. 自己肯定感は、あなたの心だけじゃない。「周りにいる人」の影響も考えて!
  4. ありのままの自分を受け入れるヒント「因縁果の法則」
  5. 心の幸せには「ゴール」がある。本当の自己肯定感とは。

はじめに

こんにちは、心理カウンセラーの月見草です。

今回はこんなお悩みについてです。

ありのままの自分を受け入れるにはどうしたら良いのでしょうか?

今まで自己否定を重ねてきました。前よりは、自分に優しくなった気もしますが、もっと自分のことを大切にしたいです。

「自分のことをもっと大切にしたい。」ステキなことですね。

以前と比べて、自分に優しくなったとのこと。
だいぶ自己否定は減ってきたのではないでしょうか。

自己否定が減るだけでも、生きるのがラクになっていきます。

ところが、自己否定が減って、さらに進んでいくと、

「だいぶできるようになったのに、まだダメだ」
「また否定しちゃった」

という形の“新たな自己否定”が出てきがちです。

否定の回数が少ないぶん、ほんの少し元に戻っただけなのに「まだダメだ!」「まだまだ自己肯定感が低い」と思ってしまいます。

自己否定を減らすだけでなく、「自己肯定感」のコツがわかると、自分のことをもっと大切にできますよ。

自己肯定感を高めるには、「自己否定をゼロにはできない」事実を受け入れる

「自己肯定感を高めましょう」
「自己否定をやめましょう」

このように聞くと、「そうだな~!私は自己肯定感が低いからダメなんだ。自己否定をやめなくちゃ」と思うかもしれません。

先に結論を言うと、自己否定をゼロにはできません。

「自己否定をやめよう」とすれば、ある程度やめることができるかもしれませんが、自己否定を完全に無くすことはできないのです。

自己否定はゼロにはならない。
それなのに、あなたは「自己否定をゼロにする」のを目標にしていませんか。

実現不可能なことを目標にすると、傷つくだけです。

◆重要なのは、

「ほんの少しでも、肯定できた自分を、肯定する」

◆自己否定したときは、

「自己否定しちゃったけど、まぁいいや」

できなかったことは一旦、棚上げしておく。
そうすると、自己否定の連鎖から抜け出すことができます。

まずちょっとだけ行動を変えると、あなたが見える世界は変わっていきます。

あなたができる、実現可能な“小さな行動”を、もうひとつお伝えしましょう。

自己肯定感を高める最初の一歩。自己否定ばかりでも、最後に○○すればOK

どれだけ自己否定を重ねたとしても、自己肯定できるワザがあります。

「自己否定しちゃったけど、まぁいいや。自己否定に気づいた自分、えらい」

自己否定を重ねたときでも、最後だけは肯定で終わるようにしましょう。

「自己否定→自己否定→自己否定→自己否定→自己肯定♪」と、最後に肯定的に終われば、
オセロのように、今までの自己否定はひっくり返って自己肯定になります。

ありのままの自分を受け入れるには、最後に「肯定」すればいいんです。

慣れてくると、早めに自己否定に気づけるようになっていきます。

「自己否定→自己否定→自己否定→自己否定→自己肯定♪

「自己否定→自己否定→自己肯定♪

「自己否定→自己肯定♪

と、すぐに自己肯定に戻せるようになります。

過去は変えられません。

1秒前も、「過去」です。

変えられるのは「今」です。

変えられない過去を嘆くより、気がついた「今」この瞬間から、自己肯定に変えていきましょう。

自己肯定感は、あなたの心だけじゃない。「周りにいる人」の影響も考えて!

「なかなか自己肯定できません…」

こういう方のお話をうかがっていますと、あることに気がつきます。

「周りにいる人から悪い影響を受け続けている」ことです。

本人は自覚がないか、うすうす気づいていても重大さがわかっていないのです。

自己肯定感がなかなか上がらない人は、こういう行動をとっています。

・嫌なことをしてくる相手がいても、離れない。
・苦しい思いをしているのに、劣悪な環境でも何とかやっていこうとする。
・あなたを否定する言葉をカンタンに受け入れてしまう。

自己肯定感の高い人は、こういう行動をとります。

・自分に悪い影響を与える相手からは、早めに離れる。
・劣悪な環境からは離れる。
・自分のためにならないような否定の言葉は、取り込まない。

あなたが自己肯定感を高めたいのなら、次の行動がオススメです。

◆否定してくる人からは離れること。

どれだけ自己否定をやめようと思っても、人は少なからず他人の影響を受けます。
否定してくる人からは離れましょう。

◆肯定してくれる人を大切にしましょう。

肯定してくれる人や、一緒にいて居心地のいい人、あなたが大切にしたい人のことを考えましょう。人生は短いのですから。

◆肯定してくれる人の言葉をしっかり受け止めましょう。

自己肯定感の低い人は、肯定してくれる人の言葉を捨てて、否定してくる人の言葉を取り込んでいます。宝物を捨てて、ゴミを集めている。もったいないですね。

よく探してみれば、今も肯定する言葉をもらっているのではないでしょうか。

肯定してくれる人の言葉をしっかり受け止めましょう。

ありのままの自分を受け入れて、幸せになるヒント「因縁果の法則」

これまでの記事で「因縁果の法則」についてお話ししました。

あなたの苦しみは、「因」と「縁」の両方がそろって、現れています。

◆「因」だけで起きる結果はありません。

あなたの苦しみは、あなたの気持ちや行動だけで起きているのではなく、「縁」の影響も受けています。

◆「縁」だけで起きる結果もありません。

あなたの苦しみは、「アイツのせいだ」「社会のせいだ」というような「縁のせい」だけでなく、あなた自身に「因」があって起きています。

「因」と「縁」は、どちらも同じくらい重要です。

「因縁果の法則」を45年間もかけて、お釈迦さまが詳しく教えられたのが「仏教」です。

「因縁果の法則」こそ、幸せにつながる大切なことなのです。

◆「因」について詳しく知ると、

「どんな小さな行動も、大きな結果につながるんだ」

と知らされて、やる気がみなぎってきます。

◆「縁」について詳しく知ると、

「自分はダメダメでも、こんな縁に助けられると幸せになれるんだ」
「こんな縁があるなんて、知らなかった」

と、これまで知らなかった重要な縁について知ることができます。

あなたが今は「ダメな自分」と思っていて、自己肯定感が低くても大丈夫。

「因縁果の法則」を詳しく知れば、やがて「ありのままの自分」を受け入れることができるようになります。

心の幸せには「ゴール」がある。本当の自己肯定感とは…

できなくて当たり前。
どんな小さなことでも、ちょっと良い行動ができたら、自分ほめ♪

小さな自分ほめを重ねていきましょう。

仏教では、小さな種まきが大きな結果になると言われています。

昔、貧しい主婦が、用意していた昼食をお釈迦さまに差し上げました。

お釈迦さまは、弟子に
「この女性は、やがてさとりを開くであろう」
とおっしゃいました。

この女性の夫は、それを聞いて
「そんなデマカセを言うな!こんな取るに足らないことで、さとりを得られるはずがない」
と激怒し、お釈迦さまに食ってかかります。

静かにお釈迦さまは、
「あなたは世の中で『これは珍しい』と思うものはあるかな」
と聞かれました。

「そうだな。多根樹ほど珍しいものはない。五百両の馬車をつないでも、まだ木陰に余裕があるからな」
と男は得意そうに答えます。

「そんな大きな木なら、タネは、どれくらい大きいだろうか。臼か、桶くらいかな。」

お釈迦さまの問いかけに、男は
「とんでもない。種は芥子粒の4分の1ほどしかない」
と言います。

「そんな小さな種から、多根樹のような大きな木になるとは、誰一人、信じないだろう」
とおっしゃると、

「誰も信じなくとも、オレは信じている!」
と男はムキになって声を荒げます。

ここでお釈迦さまは、こうおっしゃいました。

「どんなに小さな種でも、大きな木になるように、どんな小さな行動でも、やがてよい縁に助けられて、ついには素晴らしい結果になることがあるのだよ」

「ありのままの自分を受け入れる」方法をお伝えしてきましたが、

心の幸せには「ゴール」があります。

少しだけお話しすると、本当の自己肯定感とは
「何にもできなくても、私は最高の幸せ者!」となる幸せです。

あなたは、「幸せになるために、あれをしなきゃ、これをしなきゃ」と思っていませんか?

いい男性と結婚できれば…
もっといい仕事につけたら…
心のクセを治すことができれば…

そうなれば幸せになれるのに、と思っていませんか。

そう思っているのなら、残念ながらそんな幸せは、失ったときに崩れてしまいます。

障がい者になっても、病気になっても、年老いて好きなことができなくなっても、認知症になっても、変わらない幸せになるのが「ゴール」です。

15回のメルマガで学んでみてくださいね。
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この記事を書いた人

ライター:月見 草

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