幸せとは

幸せとは

考えすぎる性格は損じゃない!カウンセラーが教えるベストな生き方

目次

  1. 「考えすぎだよ」は無効なアドバイス
  2. 「考えすぎてしまう」ときに有効な2つの対処法
  3. 考えすぎてしまう対処法1、最悪を考えるときは、最善も考える
  4. 考えすぎてしまう対処法2、最悪を考えるときは、もう一つの最悪を考える
  5. 考えすぎるのは悪くない。不安なのは、むしろ「考えが足りていない」から
  6. あなたがまだ「考え足りない」こと

はじめに

こんにちは、心理カウンセラーの月見草です。
昔から「考えすぎだよ」とよく言われてきました。
すぐに「病気ではないか」と不安になり、
ニュースを見て「自分も死ぬのでは」と恐ろしくなり、
友達が集まっていると、悪口を言われているのではないかと不安になります。
気になることがあると、延々とグルグル考えてしまいます。
「考えすぎても仕方ない」と割り切ろうとするのですが、怖さや不安が勝って、考えるのを止められません。

「考えすぎだよ」と言う人は、「あまり考えないほうがラクだよ」とアドバイスしてくれているのでしょう。

でもそれは、あまり役に立つアドバイスではありません。

深く慎重に考えて行動するHSPさんと、あまり考えず行動量を増やす非HSPさんとは、生存戦略がちがうのですから。

(HSPについてまだ知らない方は、こちらをご覧ください。)

また、非HSPさんも、「考えすぎない」ほうが本当によいのでしょうか。

「考えすぎる性格」のあなたが、今よりもっと幸せに生きられる方法があります。

一緒にその方法を学んでいきましょう。

「考えすぎだよ」は無効なアドバイス

黄色いキリンの顔について、考えないでください」

あなたの頭の中で、黄色いキリンの顔が思い浮かびませんでしたか?

「考えないでください」と言われると、かえって考えてしまうのが、脳の特徴なのです。

「考えすぎだよ」というアドバイスは、役に立ちません。

「病気かもしれない」という不安について、考えないようにしよう!

こう決意したとします。

封印し、抑圧したものは、かえって考えてしまうのが脳の特徴。なのでまた、ふと考えてしまいます。

「考えないようにしよう」って決めたのに、また考えちゃった…
考えちゃいけないのに、何度も考えちゃう自分はダメだ

どんどん負のループにハマってしまいます。

ではどうすればいいのでしょうか。

「考えすぎてしまう」ときに有効な2つの対処法

いろいろと気になることが多いと、気にならない人より、生きづらさがありますね。

私も強HSPなので、気になることが多く、考えすぎて疲れることもあります。ただ、体調を崩すほど考えすぎることはなくなりました。

むしろ、考え方が正しければ、考えるほど良いのです。

失敗は少なく、人を傷つけることも減り、安定した幸せにたどり着けます。

「考えすぎてしまう」と悩むときに、有効な2つの対処法をご紹介します。

「最悪を考えるときは、最善も考える」
「最悪を考えるときは、もう一つの最悪を考える」

それぞれ、具体的に学んでいきましょう。

考えすぎてしまう対処法1、最悪を考えるときは、最善も考える

まずは、考えすぎてしまう対処法1「最悪を考えるときは、最善も考える」具体例をみてみましょう。

◆友達の悪口が気になるとき

たとえば友達が集まっているときに「私の悪口を言われてるかも…」と考えた時は、すぐに「私のこと褒めてくれてるかも…」と最善も考えます。

どんなふうに褒められているか、具体的に想像するところまでできればパーフェクト。脳は「褒められている」と考えるほうへ動き出します。

月見草のワンポイントアドバイス

「悪口は言われていないはず!」と思い込もうとするだけでは、考えすぎる脳をとめられません。

◆「病気なのでは?」と心配になるとき

「病気かも…」と心配になるときは、「健康なことを確認してこよう」と考えて、すぐに検査を受けましょう。

不安になりやすい特性を活用して、すぐに検査し、早期発見につなげるのです。

具体的に行動を起こして、専門家に判断してもらいましょう。素人のあなたが考えるより、正しい判断が得られるはずです。

月見草のワンポイントアドバイス

「病気じゃないかもしれない」と思い込もうとしても、考えすぎる脳をとめられません。
サッと行動を起こしてしまうのが最善です。

◆病気になってしまったとき

「この病気は、なにか人生において大切なことを教えてくれているはずだ」

病気にならなければ、わからないこともあります。

たとえば、他人の痛みや悲しみ。健康であることの有難さ。「有限の命」であることを思い出すこと。

体が健康であっても、大切なことを考えないままで終わる人生は、心が健康といえるでしょうか。

月見草のワンポイントアドバイス

「病気」そのものが不幸なのではありません。
痛みがつらいことはあります。でも、病気をどう受け止め、これからの命をどう使うかで、「病気」は幸福にも不幸にもなり得るのです。

◆妊娠・出産のリスクが不安なとき

妊娠・出産のリスクを考える時は、子供がいて楽しい風景を思い浮かべます。
「苦しみや不安の先には、幸せが待っている」と思えば、乗り越えられるでしょう。

逆に、子供のいない人生なら、どんなメリットがあるかも考えてみましょう。

月見草のワンポイントアドバイス

「リスクは起こらないはず」と思い込もうとしても、不安は払拭できません。
リスクを乗り越えてでも、手に入れたいものなのか。じっくり考えてみましょう。

◆考えすぎて、挑戦できないとき

あなたが「挑戦しない」選択をとるのは、理由があるはずです。

挑戦したら怖い目に遭った、体調を崩した、もっと大切なことを後回しにした、など。

明確な理由があり、本当の幸せにつながっているのなら、「挑戦しない」のも1つの選択です。

月見草のワンポイントアドバイス

あらゆることに挑戦していたら、身が持ちません。
あなたが人生でたどり着きたい場所はどこなのか。
挑戦しようとしていることは、そこへ行くために本当に必要なのか。

まずは人生の目的を知ることが大切です。

考えすぎてしまう対処法2、最悪を考えるときは、もう一つの最悪を考える

「最悪を考えるときは、最善も考える」

この対処法でうまくいかないときは、「最悪を考えるときは、もう一つの最悪を考える」という対処法もやってみましょう。

◆友達の悪口が気になるとき

「私の悪口を言われてるかも…」と不安になったとき、「私のこと褒めてくれてるかも」と思い直しても、やっぱり「あのメンバーが、私のことを褒めてくれるはずがない」と感じることだってあるでしょう。

メンバーの性格や、あなたとの関係性を熟知しているからこそ、「悪口を言われているにちがいない」と確信に近い考えが浮かぶのかもしれません。

そんなときは、ほかの最悪の事態も考えてみましょう。

・陰での悪口ではなく、直接、文句を言われて喧嘩になる。

喧嘩をしてしまうと、もっと打撃が大きいことはありませんか。

陰の悪口のほうが嫌ならば、思い切って、正面からぶつかってみましょう。

・メンバーの一員でなくなる。

メンバーの一員でなくなることは、あなたにとって最悪の事態でしょうか。
それとも案外、メンバーの一員でなくなる選択肢もありませんか。

意味もなく、悪口を言う人とつきあっている暇はありません。

人生は、有限です。もっと大切な人と一緒に過ごせるよう、環境を変えるか、ひとりで過ごす選択もあります。

◆「病気なのでは?」と心配になるとき

「病気なのでは?」とすぐ不安になる。もう一つの最悪を考えるなら、どんなことが思いつきますか。

・健康には自信があり、安心しきっていて、気づいたときには手遅れだった。
・「病気なのでは…」と心配しすぎて、免疫力が落ち、別の病気になる。

不安に考えすぎるリスクも具体的に自覚しましょう。

診察を受けるなど、できるかぎり対処したあとは、不安を手放し、楽しいことを考えて笑顔で過ごしましょう。免疫力が高まり、結果的に病気を防げます。

◆病気になってしまって、死ぬことばかり考えてしまうとき

たしかに、死ぬのは最悪の事態です。

でも、あなたはまだ生きています。

残された時間が短いからこそ、一瞬もムダにできません。

一秒でも長く、有意義な時間を過ごしたい方は、この文章の最後にあるメルマガをぜひお読みください。

◆妊娠・出産のリスクが不安なとき

妊娠・出産のもう一つの最悪は、どんなことを思いつきますか。

・子供がいないまま、夫(妻)が先立ち、ひとりぼっちになる。
・出産のとき、産後の肥立ちが悪く、亡くなってしまう。

あなたはどの “最悪” ならば、まだマシで、受け入れられますか。
また、その “最悪” を乗り越えてでも、得たい幸せがありますか。

じっくり考えたい方は、ぜひ文章の最後にある15通のメルマガを読みながらお考えください。

◆考えすぎて、挑戦できないとき

挑戦しなかったせいで、逃してしまうチャンスについても考えましょう。

人生でいちばん若いときは、今です。

今、挑戦しなければ、5年後も、10年後も、死ぬときも、ずっと後悔するかもしれません。

それほど後悔することが想像できるのなら、飛び込んでみましょう。

失敗してもいいのです。
挑戦しなければ、わからないこともあります。
失敗して、学びが得られることもあります。

挑戦しなければ、なにも得るものはないのですから。

考えすぎるのは悪くない。不安なのは、むしろ「考えが足りていない」から

あれこれ考えるのは、悪いことではありません。むしろ、私は良いことだと思っています。

HSPさんは特に、あれこれ考える「慎重な気質」です。
「慎重さ」は、生まれ持った気質で、「男か女か」と同じくらい、変えられないものです。

慎重なタイプの人が「あれこれ考えても仕方ない」と思い込もうとしても、考えなくすることはできません。

そうではなく、不安な時は、逆に「もっと考える」べきなんです。

あらゆる視点から考える。
正反対も考える。
別のケースを考える。
AかBで迷う時は、Aのリスクとメリット、Bのリスクとメリット、全部を洗い出して考える。

私はこうやって、その時、その時の最善を尽くしてきた自信があります。

たとえ結果的に間違っていたとしても、そのとき私が考えうるすべてを考えて行動した結果なので、後悔はありません。

すべてを考え尽くすと、すがすがしく、スッキリとします。

「考えすぎる気質」を最大限に活用して、考え尽くして、ベストな最高の人生にしましょう。

あなたがまだ「考え足りない」こと

たとえば「死の不安の乗り越え方」について、誰か教えてくれる人がいるでしょうか。

自分ひとりで考えていても、対処できない問題です。

「死の不安」を克服する方法はあります。

あなたが今まで、一度も考えたことのない「別の視点」なので、少し聞いてわかることではありません。じっくりと学ぶ必要があります。

数学も、初めて勉強するときは「たし算」から順番に、加減乗除、分数、文字式、連立方程式…と学んでいくでしょう。

それと同じように、初めて学ぶことは、インターネットでサッと検索して理解できるものではありません。

15通のメルマガで、ステップアップ方式で、はじめての人でも分かるように解説しています。

不安をごまかさずに乗り越えられると、新たな道が開けます。

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この記事を書いた人

ライター:月見 草

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