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今回はこんなお悩みについてです。
夫婦喧嘩の苦しみは、人間関係の悩みの中でも最大級かもしれませんね。
もっとも身近で安心できる関係のはずが、いつしか喧嘩の回数が増え、しんどいと思います。
ですが、じつは、夫婦喧嘩があるうちは希望があります。
妻は、愛想を尽かして夫に関心を無くすと、黙って喧嘩をしなくなるからです。
とはいえ、喧嘩ばかりでは大変でしょう。
あなたの心がラクになる考え方をお伝えします。
ケンカすると、どうしても攻め合いになり「どちらが悪い」となりがちですね。
「あなたがこんなに悪い!」と言われ続けて、自信を失くしていませんか?
自尊感情が下がると、心の防衛反応で、攻撃的になります。
そのせいで、あなたも、相手を責めているかもしれません。
反撃の応酬になってしまっては、もう止めることができません。
火に油を注ぎ続け、喧嘩に終わりが見えなくなります。
そうなる前に、対処が必須です。
夫婦は敵同士ではありません。世界で一番、理解者となりうる人です。だから、
「どんなことがあっても、妻の味方でいる」と言える旦那さんは、かっこいいですね。
そもそも、あなたの価値は、何があっても下がりません。
妻に「あなたが悪い」と責められようと、欠点を並べられようと、あなたの価値は変わりません。
妻が、あなたを責めるのは、あなたに価値が無いからではなく、
と悲痛な叫びを訴えているだけなのです。
助けを求められているのに、妻を責めたら、さらに助けを求められます。
(=もっと攻撃されます)
そう理解していると、どんな言葉をかけられようと
という気持ちで話を聞けるようになります。
その結果、喧嘩は早く収束するでしょう。
あなたに価値がないどころか、妻はあなたを頼りにしています。
安心感があるからこそ、苦しみを表現できるのです。
人は基本的に、信頼している人にしか、本当の気持ちをぶつけられません。
その理由は3つあります。
「苦しい、苦しい」と言おうものなら、下に見られます。
下に見られないために、本当の気持ちは隠します。
人からどう見られるかは、女性にとって生き残りに関わる大問題。
だからSNSでも「私は幸せ」をアピールします。
人からの評価を気にして、本当の気持ちは隠します。
苦しんでいると、周りの人は5パターンの反応に分かれます。
5)の反応ができる人は、高度なスキルの持ち主で、めったにいません。
こんな人に出会えたら、よほど恵まれています。
多くの場合、1)~4)の反応のどれかです。
4パターンどの結果でも、最初の苦しみより、もっと苦しむことになります。
こう薄々わかってきて、本音では話さなくなります。
そうやって外では本当の気持ちを隠し、疲れている。
けれど、夫には素の自分を出せます。
安心感とは、幼い子どもで考えるとわかりやすいでしょう。
妻は、幼い子どもではありませんが、安心感の根っこの部分は変わりません。
妻は自覚がなくても、無意識には、そういう安心感があるのです。
妻が感情を出せるのは、あなたを頼りにしている証拠です。
不機嫌な顔で、文句ばかり言われたら、頼りにされているなんて思えませんよね。
お釈迦様は「心口各異」と、教えられています。
口で「幸せです」と言ってニコニコ笑っていても、心は苦しんでいて、自殺してしまう人もいます。
口で夫を攻撃しても、心はあなたを頼りにしている可能性はあります。
妻の「心」を、わかってあげるようにしましょう。
(「信頼して、苦しみをぶつけているんだな」と理解する。)
あなたは、頼りにされているのですから、自信をもってくださいね。
ケンカしているときは、お互いさまです。
相手の苦しさを、先に理解して、相手に譲ってあげる人が「大人」ですね。
こう言ってしまう人は、「子ども」です。
お釈迦様は、与える人を「旦那」、奪う人を「餓鬼」と言われました。
一般的には、大人の男性を「旦那」と言いますが、本来の意味からすれば、女性でも子供でも、与える人は「旦那」です。
大人の男性でも「わかってくれよ」と言う人は、旦那ではありません。
一般的には、子供のことを「ガキ」と言いますが、仏教の「餓鬼」に由来します。
本来の意味からすれば、親でも大人でも、「わかってくれよ」と言っている人は、ガキなのです。
「餓鬼」は、三つの大きな苦しみの世界(三悪道)の1つです。
三悪道は、おとぎ話の世界ではありません。あなたの心の中に存在しています。
あなたは「旦那」ですか、それとも「餓鬼」ですか?
キレるのは、たいてい妻です。
なぜかというと、妻は、夫との感覚のズレに、ずっと前から違和感をもっていますが、男性は気がつかないからです。
夫からすれば、こう感じるのです。
これについては、前回の記事に詳しく書きましたので、ご覧ください。
ともすれば「先に攻撃されたのは僕だ」と感じがちですが、それは大きな勘違いです。
あなたが「攻撃された」と思う、何日も前から、いえ、何か月も何年も前から、妻は不満を溜めていたのです。
おそらく「妻がいきなりキレ始めた」と感じるあなたは、仕事ができる人なのでしょう。
仕事ができる人は、人の「気持ち」を無視しがちです。
そのほうが、効率よく問題に対処することができるからです。
ところが、夫婦や家族のことは、「効率よく」「問題に対処する」スキルが邪魔をします。
気持ちを無視した代償として、妻がキレるのです。
話を聞いてくれる夫をもった奥さんは、幸せ者ですね。
それならなぜ、妻はキレるのでしょう。
チェックしてみてくださいね。
夫が悪い、妻が悪い、ということではありません。
男性は、勝敗や優劣をつけたがる傾向がありますが、
先に攻めたほうは、攻撃したいわけではありません。
心理学的には、怒り(攻撃)は「二次感情」と言われます。
「二次」ということは、その前に必ず「一次感情」があります。
それが解消されれば、怒りは消えてなくなります。
どちらが悪いということではないのですが、
という気持ちをもつことは大切です。
いわゆる「慈悲」に心がけることです。
慈悲とは、仏教の言葉で、次のような意味があります。
夫の慈悲の心をもつことで、まず、夫自身の怒りが消えてなくなります。
すると妻も、やがて怒りが消えてなくなります。
そう思うこともありますよね。
そんな気持ちになるときは、因果の道理を思い出しましょう。
いつの時代も、どの国でも変わらない、普遍的な法則です。
与える心掛けをすれば、楽になるのはあなたです。
まずは自分が苦しみを抜け出しましょう。
もちろん妻も、怒らず伝える工夫をすることは大切です。
ですが、他人は変えられません。
怒る妻を「怒らない妻」に変えようとするのは、不可能です。
慈悲の心で接しよう、と与えるままが、あなた自身の心を満たします。
「利他」というのは仏教の言葉で、 “ 他を利する ”
つまり自分より他人の幸せを優先する考え方をいいます。
他人が幸せになるよう努めることが、遠回りのようで、実は自分自身がより幸せになれる最善の道なのです。
これを仏教では「自利利他」ともいいます。
「自利利他」を教えた仏教の説話があります。
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