人間関係

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夫が嫌い!「夫源病」で苦しむ私が見つけた「生きる意味」

はじめに

こんにちは、心理カウンセラーの月見草です。

今回は、「夫が嫌い!毎日イライラ…」から抜け出す方法です。

「もう同じ空気を吸うのもイヤ!夫のこと大嫌い!だけど親や親戚、子供のことを考えたら離婚はできない…。」
「なんでこんな夫と結婚したんだろ。理想の夫婦生活を思い浮かべてたのに。20年前に戻って自分に言ってやりたい。『結婚するな』って。」
「結婚してすぐの頃は、優しかったのになぁ。今は近くにいるだけでイライラ。最悪。」

じっくりお話を聞いていると、切実な悩みだなぁ…と感じます。夫婦は、人生で最も長く一緒に過ごす関係。夫があなたのエネルギーを吸い取っていくか、エネルギーを与えてくれる存在かで、大きく左右されますよね。

「そうはいっても、どうしようもないし…」

そう思う気持ち、よーくわかります。今まであれこれ試してみても、ほとんど変わらなかったから、こんなにも悩んでいるんですよね。家庭の事情を知らない他人の助言で、そう簡単には変わりません。

でも、

残りの人生、今のままあきらめますか?

それとも本当の幸せになりたいですか?

どちらを選ぶかはあなた次第ですが、この記事にたどりつけた今、不満から幸せへグルっと方向転換できる大チャンスです。

【目次】

  1. 「夫源病」で苦しむ主婦たち
  2. 家庭環境がブラック企業並みのストレス?
  3. 「夫源病」が原因だった!理由がわかれば、あなたの体調不良は改善する
  4. 夫源病から抜け出す
  5. どうしても夫源病から抜け出せないあなたへ

「夫源病」で苦しむ主婦たち

あなたに当てはまることはありませんか。

更年期障害かなぁ。手足が冷えるのに、ホットフラッシュ(のぼせ)が増えた。体温調節がうまくいってない。動悸もする。でも、夫がいない時は調子いい気がする…
最近、頭が痛い。のどがイガイガするときもある。それも決まって夫の帰宅後。夫が風邪の菌でも運んできてるのかしら。
最近、うつ気味。これが「主婦うつ」っていうのかしら。家事をやっても感謝されない。たまに夫が手伝ってくれても「俺がやったぜ」って態度がイヤ。は~あ、こんな毎日に何の意味があるんだろ。

「夫源病(ふげんびょう)」という言葉があります。医学的な病名ではありませんが、夫が源(原因)でホルモンバランスが崩れ、イライラがとまらないといった悩みをいいます。

家庭環境がブラック企業並みのストレス?

2016年秋のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』では、主人公の森山みくり(新垣結衣)が、家庭環境を労働環境に置き換えて考える場面がありました。

「一般企業なら、人が多くいて、人事異動もあります。昇給や賞与など、客観的に従業員を評価するシステムもあります。でも夫婦の場合、1:1なんです。夫が評価しなければ、妻は誰からも評価されない。」

ここ数年、ブラック企業が問題視されるようになってきました。監査が入れば、第三者の目で環境の良し悪しを判断してもらうこともできます。しかし家庭環境はどうでしょうか。定期的な監査が入ることはありません。家庭環境は、外からは見えないのです。

家庭環境がブラック企業並みのストレスになりうる理由①
家庭環境は、外からは見えない!

企業で働いていれば、昇給や賞与がある。けど家庭では?どれだけ家事を頑張っても、昇給も賞与もありません。

家庭環境がブラック企業並みのストレスになりうる理由②
昇給も賞与もない!

もっと悪い状況では、夫は、妻を母親代わりに見立てているかもしれません。自動的に食事が出てきて、自動的に風呂の用意がされて、自動的に洗濯が済んでいる。それが当たり前。

家庭環境がブラック企業並みのストレスになりうる理由③
妻を、母親だと思ってる!

妻は、母親じゃありません。

夫婦は対等です。

家庭環境がブラック企業並みのストレスなら、環境改善の話し合いをしましょう!

と言っても、感情的に思いをぶつけてもおそらく状況は変わりません。
まずあなたが、この記事を最後まで読んで、しっかり準備をしましょう。

「夫源病」が原因だった!理由がわかれば、あなたの体調不良は改善する

ここまで読まれた方は「すっごく当てはまる!私も夫源病だったんだ。だから体調がおかしかったんだ。」と思われたかもしれませんね。

実際に体調不良が起きているのですから、きちんと夫婦で話し合うことが大切です。

「話し合いなんて雰囲気じゃない。イライラするし、話すのも近づくのもイヤ。それくらい夫のことが嫌い!」

そうそう。話し合いができれば苦労はしませんね。
そんなあなたに、知ってもらいたいことがあります。

「夫源病」は、夫という存在が悪い作用をして起きているものですが、不幸の原因はあくまで「あなた自身」にあります。

こういうお話をすると、

「は?!どういうこと?」

という反応が返ってきます。

ちゃんと説明しますね。

「夫源病」という漢字を見て、夫が源、夫が原因だと思いがちですが、夫はあくまで「環境」です。

環境 ≠ 原因

ここをよく知っておいてもらいたいのです。環境は、原因ではない。自分が苦しんでいる原因は、いつだって自分の中にあります。

なぜ、夫のせいで苦しんでいるのに、原因が自分の中にあるのか。

心理学には「カクテルパーティ効果」というものがあります。どんなに騒がしいパーティの中にいても「あの二人、いま私の悪口を言ってた!」と、耳がピンと立って、聞こえてくる現象です。

自分が関心をもつことには脳内センサーがすばやく反応します。「夫源病」は、言ってしまえば、夫の一挙手一投足にセンサーが働く、監視カメラ状態です。「夫のイラつくところ探しセンサー」が過剰に働いている状態なのです。

「私に原因がある?じゃあ私が悪いっていうこと?」

いえいえ、そうではありません。意識しているわけではなく、動物的本能のようなもの。自分の身を危険にさらす「敵」の行動に敏感になるのは、どんな動物にも備わっている本能です。

あなたが「悪い」ということではなく、あなたの中に「原因がある」と知ること。原因がわかれば、その原因を取り除くか、変えていけば、必ず結果が変わっていきます。「夫源病」から抜け出すことができるのです。

夫源病から抜け出す

夫婦関係研究で著名な心理学者ジョン・ゴットマンによれば、夫婦生活がうまくいっていてもいなくても、夫婦が抱える問題の69%は永続的で解決不可能だそうです。

解決不可能な問題を抱えていながら、幸せな生活を送っている夫婦の特徴は、「ケンカする」のではなく「話し合いで解決する」のです。

二人して感情的に言い合うと、収拾がつきません。感情的になってきたら、まずは一旦やめましょう。あなたは冷静でも、相手が感情的になっているなら、話し合いは不可能です。「少し時間を置いてから改めて話そう、頭の中を整理したいから」と伝えて、無理にでもその場を離れましょう。

きっと悔しくて涙が出ることもあるでしょう。そんなときは、自分の部屋に戻ってガッとノートに書きなぐるか、外に出て空気を吸うのがオススメです。冷静になってから話すことは、賢いやり方です。

「どうやったって、夫か私が感情的になってしまう。話し合いなんてできない。」

そうおっしゃると思っていました。それでもあきらめる必要はありませんよ!そんなあなたのためにこの記事を書いたのですから。

どうしても夫源病から抜け出せないあなたへ

「夫のことさえ解決すれば幸せになれるのに!夫が嫌いすぎてイライラして、そんな自分もイヤになる」

こんな声をたくさん聴いてきました。

実は、夫のことが解決したとしても、あなたは幸せになることはできません!

「ええー!!?」

叫んだあなた、よく心に手をあてて考えてみてください。あなたの苦しみは、本当に夫がすべてですか。

今、あなたは「夫が嫌いだからストレス。このストレスをどうすればいいか?」が生きる目的になってしまっています。その目的では、幸せにはなれません。目的が間違っているんです。

正しく人生の目的を設定して、本当に幸せになれる方法を知ってもらいたい。そう心から願っています。

「幸せになれるような生きる目的を設定したいけど、どうしたらいいの?」

こんな疑問が起きたあなたは、もうすでに幸せへの一歩を踏み出しています。

お会いしてじっくりカウンセリングしたいところですが、場所も時間も限られていますよね。自分を見つめるきっかけにしていただけたらと思い、幸せに向かってのステップを1か月で学べるメルマガをご紹介します。これは、私も女子カフェ会で学ばせていただいている、仏教講師の山本真紀先生が分かりやすくガイドされたものです。現在、無料で公開されています。

今は数量限定で、ミニブック『頑張ってきたのに、私、なんでこんなつらい思いして生きてるの?』をプレゼントいたします。

この記事を書いた人

ライター:月見 草

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