老い

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老老介護するヒーロー|映画『LOGAN/ローガン』にみる老老介護のリアル(ネタバレ含む)

老老介護するウルヴァリン|ローガンが老眼?

こんにちは、齋藤勇磨です。

老老介護が問題になっています。老老介護とは、65歳以上の高齢者を同じく65歳以上の高齢者が介護している状態のことで、「高齢の妻が高齢の夫を介護する」「65歳以上の子供がさらに高齢の親を介護する」などのケースがあります。

2013(平成25)年に厚生労働省が行った国民生活基礎調査では、在宅介護している世帯の半数以上に当たる51.2パーセントが老老介護の状態にあるという結果が出ました。

老老介護の波は、アメコミ映画にも描かれるようになりました。

『X-MEN』シリーズといえば、マーベル・コミックのヒーロー映画の中でも、特に強さを象徴的に描いた映画でした。目からビームを出したり、体が磁石になって鉄を自在に操ったりという、個性豊かでパワフルな超能力者が次々に出てきていたのです。

それだけに、シリーズのファンだった人は、映画『LOGAN/ローガン』を見てかなりのショックを受けたかもしれません。なぜなら本作では、かつて無敵の主人公だったウルヴァリン(本名はローガン)が年齢を重ね、老老介護をする切ない姿が描かれていたからです。

2027年、かつて、傷を負っても脅威の治癒力で回復していたウルヴァリンは、能力が衰え、傷の治りが遅くなっています。リムジンドライバーとして、手から口への生活。ゴホゴホと咳き込み、老眼も進んでいます。帰宅すれば、認知症が進んだ恩師・プロフェッサーXを老老介護する毎日。スーパーヒーローの末路を描いた本作品は、妙にリアルです。

老いの苦しみ|時代遅れの不安に迫られる主人公のマックイーン

時を同じくして公開されたピクサーのアニメ映画、『カーズ/クロスロード』も、老いがテーマになっています。

ピクサーといえば、『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』など、仲間との絆を確かめ合うアニメ映画をいくつも製作してきました。車を擬人化したキャラクターが活躍する『カーズ』シリーズも、子供の喜ぶ家族向けの路線でした。

しかし本作では、サーキットでのレースで活躍してきた主人公、ライトニング・マックィーンが、新世代のスターの登場によって、引退を迫られ、自らの衰えに悩む姿が描かれています。

「自分は仕事の世界で時代に取り残されているのでは」というマックィーンの不安に焦点が当てられています。どちらかというと、「子供と一緒に見に行った親の世代が感情移入してしまう内容」と評判です。

もう若くはない。今はベテランの部類だけど、いつまで働けるのか。引退の時期はいつにするのか。まだまだ現役と、若い世代とともに突っ走るのか。

考えさせられて、つい、子供の横でお父さんがホロリ、という場面もあるようです。

マーベルヒーローとピクサーアニメに描かれる高齢化

マーベルのヒーロー映画である『LOGAN/ローガン』、そしてピクサーのアニメ映画である『カーズ/クロスロード』。2つの映画は、まるで、高齢化の進む現実世界を象徴しているようです。

いずれのストーリーも、これから老いていく世代に「自分の衰えと向き合いながら、そこまでして生きるのはなぜか」と、強烈に訴えかけています。

どんなに若く元気な人でも、やがて老い、能力が衰え、次の世代に取って代わられていく。昔も今も変わらない老いる苦しみですが、長寿がかなった高齢社会の現代は、老老介護や老後破産など、より深刻になっています。

そういえば、仏教を説かれたお釈迦さまも、人間誰しも避けることのできないこの老いの問題に悩まれ、解決の道を求められた方でした。

「老いる苦しみ」の解決をブッダに学ぶ

お釈迦さまは、インドのカピラ城主、浄飯王という王様の長男に生まれ、シッタルタ太子と呼ばれていました。

最高の家柄に生まれ、社会的な地位、名誉、財産に恵まれていただけでなく、19歳でインド一の美女と言われたヤショダラ姫と結婚し、翌年、跡継ぎも生まれました。

才能にあふれ、容姿端麗であったといいますから、何と恵まれたお方でしょうか。

春夏秋冬ごとに風情のある御殿を用意し、そこで500人の美女と雅なひとときを過ごしたといわれます。

その太子が、29歳の2月8日、突然、それら一切を捨てて、城を出て、修行者となられたのです。

それはなぜか。

この世の一切のものは常住せず、いずれの日にか衰え滅ぶ。いくら今、若く壮健だといっても、やがて、老と病と死によって壊れてしまう」と、人生の実相を見抜かれた太子は、変わらない絶対の幸福を求められ、修行の道に入られました。

そしてついに、35歳の12月8日、悟りを開かれ、ブッダとなられたのです。

仏教には、人間の避けられぬ老苦の波がそのまま、命いっぱい生き遂げる喜びと転じ変わる道が説かれています。

そこで、ブッダの明らかにした「何のために生きるのか」についての15通のメールと小冊子(PDF)を用意しました。誰でも分かるような文章で、丁寧に解きほぐして解説されています。ただいま無料で配布しております。いつまでも無料提供できるかどうかは分かりませんので、関心のある方は、このご縁にこちらからお受け取りください。
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この記事を書いた人

ライター:齋藤 勇磨



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