幸せとは

幸せとは

「なんで私だけ…」と感じる人生からの脱却

目次

  1. 「なんで私だけ…」と思うとき、あなたはこんな思考をしている
  2. 「なんで私だけ…」じゃあ、「普通の人」って、どんな人?
  3. 「なんで私だけ…」少数派だから、不幸だと思うときは
  4. 「なんで私だけ…」という気持ちが消えて、出てこなくなる方法
  5. 「なんで私だけ…」と思うあなたに、オススメの哲学

はじめに

こんにちは、心理カウンセラーの月見草です。

今回はこんなお悩みについてです。

「なんで私だけ…」と思います。
普通の人にはできることが、私にはできません。

苦しい、嫌だ、つらい、しんどい、もう勘弁して。

そんなことが続くと、

「ほかの人は平気な顔をしてる」
「こんなにつらいのは私だけ?」

と感じませんか。

大変なしんどい中、頑張っているからこそ、出てくる気持ちだと思います。
あなたは、よくがんばっています。

でも、こんな気持ちを「いつも感じる」ようになると、ますますしんどくなってしまいます。

「なんで私だけ…」と感じる人生から脱却する方法を、一緒に考えてみましょう。

「なんで私だけ…」と思うとき、あなたはこんな思考をしている

「なんで私だけ…」と思うとき、あなたはこんな思考をしています。

普通の人にはできることが、にはできない。

普通の人にはこんなことないのに、私だけ不幸がやってくる。

私だけこんなに不幸。

私とそれ以外の人(普通の人)と区別しがちです。

「普通のみんなと、普通じゃない私」

こんな思考になっているなら、「悲劇のヒロイン」メガネをかけてしまっているかもしれません。

悲劇のヒロインだなんて、そんなこと思っていないです!

そうですね。「悲劇のヒロイン」メガネは、気づかないうちに身につけてしまったもので、わざとではありません。

「悲劇のヒロイン」メガネは、外せばスーッと楽になるのですが、なかなか自分では取れないものです。

でも、この記事を読み終えるころには、「悲劇のヒロイン」メガネがポロっと取れているのではないでしょうか。

「なんで私だけ…」じゃあ、「普通の人」って、どんな人?

「普通の人」って、どんな人を思い描いていますか?

たとえば、あなたがHSP(人いちばい敏感な人)ならば、
HSPじゃなくて、タフな人が「普通の人」でしょうか?

ということは、HSPは「普通じゃない」ってことになりますね。

5人に1人はHSPです。
日本人だけでも、HSPは2000万人います。

HSPは、見渡せば周囲にたくさんいる、健常な人です。

まずこれは覚えておいてほしいです。
「HSPは、健常」

HSPが病気ではない、健常な人だってことはわかりました。
でも少数派だから、やっぱり不幸ですよ。

少数派は、苦しい。
あなたは、そう思われるのですね。
HSP以外にも、たくさんの “少数派” があります。

「少数派だから、苦しい。なんで私だけ…」と感じるときは、どうすればいいのでしょうか。

「なんで私だけ…」少数派だから、不幸だと思うときは

じゃあ次に。
あなたがもっと少数派の特性で悩んでいるとしましょう。

みんなとちがう部分があることは、何かいけないことなのでしょうか?

障害がある人は、いけないの?
個性が強い人は、いけないの?
マイノリティ(少数派)は、いけないの?
仕事がうまくできない人は、いけないの?

こういったものに「何か問題がある」差別意識をもつ人は、ある視点が欠けています。

「1人1人がまったくちがう人間で、誰一人として同じではない、かけがえのない人」という視点が欠けている。

「なんで私だけ…」と思うのも、じつは「自分を差別している」のです。

「差別だなんて!そんなつもりはないです」

そう思われるかもしれません。

ですが、

・自分のこんな特性はダメ
・私だけこんな目に遭う
・普通だったらできるのに、できない

これは、自分の特性にバツをつけています。
自分の全部にバツをつけているかもしれません。

受け入れず、差別している状態なのです。

自分を差別して、いじめていませんか?

「なんで私だけ…」という気持ちが消えて、出てこなくなる方法

自分のすべてを受け入れることは、差別する気持ちをなくすことにもつながります。

大きなスケールの話になりますが…

自分の悪いところも、やってくる苦しみも、全てを受け入れることが、
どんな障害者も老人も犯罪者も、差別しない(生きている価値を認める)ことにつながります。

どんな人にも、生きている価値がある。

どんな“自分”も、生きている価値がある。

これが本当にスッと腑に落ちた時、「なんで私だけ…」という気持ちは消えて、出てこなくなります。

あなたが苦しい理由は、「HSP」「少数派」とは関係のないことです。

差別意識というのは、根深くて、みんな持っています。
普段そこまで深く考えないから、気づいていないだけ。

あなたは悩みをきっかけにして、差別意識に気づくことができましたね。

じっくり、時間をかけて、何年もかけて考えるべきテーマでもあります。

「すべてを差別せずに、受け入れるにはどうすればいいの?」

答えはあります。

でも分かるまでに、何度も何度も聞かないと、身に染み込んでいきません。

「なんで私だけ…」と思うあなたに、オススメの哲学

歎異抄には、有名な「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」という言葉があります。

教科書にも載っているので、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

善人でさえ、浄土へうまれることができるのだから、ましてや悪人は、なおさら往生できる。

一体どういうことでしょう。

一切の差別なく、どんな悪人も、すべての人は助かる

ということです。

「老少善悪の人をえらばず」という言葉も、歎異抄に書かれています。

老人も、少(=若い)人も、善人も悪人も、一切の差別がなく、本当の幸せになれる

ということです。

単純に「誰でも幸せになれる」ということではありません。
もしそうなら、それはどんな幸せですか?

・悪人とは、どういう人のことなのか。
・なぜ、老人も若人も関係なく幸せになれるのか。
・自分のどんな欠点も悪もひっくるめて、本当の幸せになるとは、どういう心の状態なのか。

詳しくお話ししたい、深い深い哲学があります。
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この記事を書いた人

ライター:月見 草

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