人間関係

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他人の顔色を伺ってばかりの人の、未来はどうなる?

目次

  1. 「自分軸を持てば、他人に振り回されなくなる」のウソ
  2. 逃げてばかりいたら、やっていける場所がない?
  3. 手段を目的とまちがえているから、あなたは幸せになれない!
  4. 生きる目的がわからないあなたも、大丈夫。

はじめに

こんにちは、心理カウンセラーの月見草です。
職場に高圧的な人がいます。
その人の顔色を伺って、ビクビクするのに疲れてしまいました。

転職しますが、また次の場所でも同じような人がいたらどうしよう…と不安です。
苦手な人がいたら、どう回避したらよいでしょうか。

毎日、おびえながら過ごすのは、つらいですよね。

転職を決断されたのは、自分にウソをつかず、自分を大切にしようとされているからだと思います。

自分で自分を大切にできる。
それが身についているなら、どこに行っても心配ないと思います。

「また次の場所でも同じような人がいたらどうしよう…」

高圧的な人がいる職場もあるし、いない場所もあります。
新たな環境が、落ち着ける場所ならいいですね。

ただ、人の入れ替わりが激しい時代。
落ち着ける場所を見つけたとしても、また嫌な人が後からやってくるかもしれません。

高圧的な人、苦手な人、嫌な人……と、いっさい出会わずに生きていくことは、難しいでしょう。

「苦手な人がいても、幸せに過ごせる方法」を身につけましょう!

「自分軸を持てば、他人に振り回されなくなる」のウソ

「自分軸を持てば、他人の顔色を伺うことなく、振り回されなくなるのでは?」

残念ながら、それはウソです。

自分軸を持っても、「他人の機嫌に反応しなくなる」ことはできません。

「自分軸を持つ」というのは、
「他人の機嫌に反応しなくなる」ことではない。

5人に1人は、他人の機嫌に反応しやすいHSP(敏感な人)です。

HSPさんは、脳の構造上、どうがんばっても、他人の機嫌や雰囲気を察知して、不快ホルモンが分泌されてしまいます。

それでもHSPさんは、自分軸を持って幸せになれます。

相手から離れてダウンタイムをとったり、落ち着ける人との時間を大切にしたりするなど、自分で選択できるからです。

自分軸とは、自分で選択すること。

世の中には 色んな人がいますね。
5人に1人がHSPさんであるように、反対に「全く敏感でない人」もいます。

高圧的な態度をとったり、周囲にかまわず平気で音量を大きくしたりします。
敏感でないので、困っている人がいることに気がつかないのです。

HSPは相手の気持ちを考えるミラーニューロンが発達していますから、高圧的な態度はとりません。とったとしても深く反省します。

でも世の中には、相手の顔色も見ずに感情をあらわにする人もいます。HSPには理解できない行動です。

自分とはまったく違う人と接することで、学びが得られることもあります。

自分にはない新たな発見や、学びがあるなら、そばにいればいい。
けど体調を崩すほどストレスになるなら、離れればいいのです。

このように、「自分で選択する」ことはできるはずです。

「他人の機嫌に反応しなくなる」のは、不可能です。
「自分で選択する」のは、可能です。

可能なことと、不可能なことの区別は、簡単なようで難しいものです。

あなたは、自分を責めたり、自信をなくしたりすることはありませんか?

不可能なことを「できる」と思い込むと、自分を責めてしまいます。
可能なことを「できない」と思い込むと、自信を無くしてしまいます。

できること・できないことを、見極めること。

これができれば、あなたは幸せになれます。

逃げてばかりいたら、やっていける場所がない?

HSPさんは不快ホルモンが出やすいけれど、幸せホルモンも分泌されやすくできています。

非HSPさんが見過ごすような小さなことに、幸せをたくさん感じます。

幸せホルモンの分泌を促すためにも、過度なストレスからは距離を置きましょう。

「他の人はうまくやれているのに、自分には無理だった。」

そういうときに、後悔しなくていいんです。

シロクマは北極に住み、ラクダは砂漠に住みます。

シロクマが砂漠で生きようとして「自分には無理だった」と自分を責めたって、仕方ありません。

「自分には合わなかった」というだけなのです。

自分を嫌いになってしまうくらいなら、環境を変えていいと思います。

仕事や人間関係は、目的ではありません。手段です。

目的を果たすために、役に立たない手段は、手放していいと思います。

ただし、注意すべき点があります。

目的なく逃げてばかりいたら、自信を失い、どこにも居場所がなくなってしまいます。

大切なのは「生きる目的」を知ることです。

手段を目的とまちがえているから、あなたは幸せになれない!

嫌な人がいても、「目的を果たすため!」ならば、乗り越えられることもあります。

あなたは「生きる目的」がはっきりしていますか。

人それぞれ、目的をもって生きているように見えますが、ほとんどの人は「手段」を目的だと思い込んでしまっています。

仕事も、
結婚も、
育児も、
勉強も、
社会貢献も、
夢も、
希望も、

すべて「手段」です。

手段が目的になっていると、ふり回され、苦しみ続けなければなりません。

手段しか知らないから、高圧的な人がいたらおびえ、嫌な人がいたら苦しみ、苦手な人がいたら「どう回避したらよいか」ばかりを考えるようになります。

目的を知れば、高圧的な人・嫌な人・苦手な人がいても、苦しむどころか、ますますパワーが湧いてきて、感謝の気持ちでいっぱいになります。

「感謝の気持ちなんて、出てくる気がしません…」

無理やり感謝しようとしても、それはニセモノです。

本当の目的をハッキリ知れば、自然と感謝の気持ちがあふれてきます。

タフな人だけが、幸せになれるのではありません。

敏感なHSPさんも、社会的弱者であっても、生きる「目的」を知れば、本当の幸せになれるんですよ。

生きる目的がわからないあなたも、大丈夫。

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生きる目的は、考えて見つかるものではありません。

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この記事を書いた人

ライター:月見 草

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