病気

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医療保険はいらない?必要ないという人は知らないだけかも

目次

  1. ガンが死因の1位。ガンで生き延びる確率は…
  2. ガンの治療費はどうやって調達する?あなたは毎年払い続けられますか。
  3. ガンだけじゃない!日本人の半分は「3大疾病」で亡くなります。
  4. 「先進医療」は全額自己負担!こんな高額、払えないよ…
  5. 医療保険で解消できる不安は、お金の面だけ。ほかの不安の乗り越え方は…

はじめに

こんにちは、ファイナンシャル・プランナー(FP技能士)の月見草です。

前回は、「生命保険は、将来の不安にそなえる1つの手段ですよ」とご紹介しました。
今回は医療保険についてです。

「医療保険?私は健康診断でいつも“異常なし”だから、医療保険は要らないかな」

私も、まさにそう思っていました。

ところが医療保険についてよく勉強してみると、「あっ、これは入っておいたほうがいいかも」と思うようになりました。

「必要ない」と思っているあなたも、本当は必要なのに、詳しく知らないだけかもしれません。

ガンが死因の1位。ガンで生き延びる確率は…

日本人が、一生のうちにガンと診断される確率は男性65.5%、女性51.2% です。(国立研究開発法人国立がん研究センター、2019年データ)

2人に1人はガンにかかるのです。

あなたは「私は健康だから、大丈夫!」と言い切れるでしょうか。

また、日本人の死因の第1位はガンです。昭和56年から現在まで、ずっとです。

しかも、ガンで亡くなる人は年々増加し、2021年には、年間38万人以上が、ガンで亡くなっています。
(厚生労働省、2021年「人口動態統計月報年計(概数)の概況」)

がん保険や、生命保険に入っていれば、保険金をもらえる可能性は高いといえます。

たしかにガンは身近で怖いですね…。でも、誰しも何かで死ぬのだから、ガンだけ怖がってもしかたないのでは?

たしかに、ガンだけで死ぬわけではありませんね。

でも、ガンで「生き延びる」可能性も考えていますか?

ガンで生き延びる可能性を考えていないと、大変なことになります。

ガンと診断された人の5年相対生存率は男女計で64.1%

ガンと診断されても、治療で5年以上、生き延びる可能性も高いということです。

ところが、ガンの治療費は高額です。

医学が進歩し、ガンでも生き延びることができるのは、まちがいなくうれしいことですが、お金の調達は自分でしなければなりません。

ガンの治療費はどうやって調達する?あなたは毎年払い続けられますか。

国の制度とかいろいろあるでしょ?たぶん大丈夫ですよね?

初めてガンに罹患したときの医療費は平均43万円。
医療費以外も平均22万円の出費があり、合計で年間約66万円かかります。

ステージが進行していれば、治療費も多くなります。ステージ0でも平均37万円。ステージIVだと平均108万円かかります。
(メットライフ生命、8,235人を対象とした2018年「特定疾病に関するインターネット調査」)

国の高額療養費制度を使っても、この金額なのです。

先進医療を使いたい場合は、健康保険が使えないので、全額自費になります。高額療養費制度も使えません。

通院・入院費や緩和ケア、民間療法(漢方、鍼灸など)の費用もかかるでしょう。

そこまでして治療しなくてもいいです。お金がないので、治療費は払えないし、さっさと死にたいです。

健康な今はそう思っていても、実際にガンと診断されたら、「どれだけお金をかけてもいいから、なんとかして生きたい!」と心変わりするかもしれません。

ガンになってから保険に入ることはできないのです。

保険に加入してから90日間は、ガンと診断されても保険金がもらえない期間(免責期間)があるので、早めに入っておくほうがいいかもしれません。

ガンだけじゃない!日本人の半分は「3大疾病」で亡くなります。

あなたは3大疾病を言えますか?

答えは



「悪性新生物(がん)」「心疾患」「脳血管疾患」です。

日本人の死因は、この3つが全体の約半分を占めています。

第1位「がん」(26.5%)
第2位「心疾患」(14.9%)
第3位「老衰」(10.6%)
第4位「脳血管疾患」(7.3%)
(厚生労働省、2021年「人口動態統計月報年計(概数)の概況」)

最近は、多くの保険に「3大疾病特約」をつけるか選択できるので、覚えておくといいですね。

保険における「3大疾病保険」には、こんな特徴があります。

・ガン、急性心筋梗塞、脳卒中になったら、生きている時に、死亡保険金と同じだけお金がもらえます。
・3大疾病にかからなくても、亡くなったらどんな死因でも死亡保険金がもらえます。
・家のローンを組むときに入る「団体信用保険」に付帯すると、病気になったらローン残高がゼロになります。

「先進医療」は全額自己負担!こんな高額、払えないよ…

先進医療の技術料は全額自己負担です。

いざ「この治療を受けたい!」と思っても、高額な治療費がかかってしまいます。

先進医療特約を付加しておくことで、月々ほんの数十円ほどで、先進医療の全額、保険がおります。(例えば2000万円までなど、トータル上限あり)

お金の問題で諦めることなく、安心して治療できるのです。

「先進医療」として厚生労働大臣に承認されている技術・病院は、どんどん変わりますので、どんな治療が先進医療に含まれるのか、チェックしてみてくださいね。

医療保険で解消できる不安は、お金の面だけ。ほかの不安の乗り越え方は…

「人は、病の器(うつわ)」

「人の体は、病気を入れる容器のようなもの」という意味です。

自分が思っているよりも、いろいろな病気に罹りやすく、次から次へと病気がやってきます。

健康だと思っていても、刻一刻と、肉体は古くなっています。

「えっ、私が!?」という瞬間が、だれにでも、やってきます。

病気になるのは、痛いし、しんどいし、寂しいこと。
何よりも、死がチラチラと見え隠れするから、怖いですね。

医療保険で解消できる、病気の不安は、お金の面だけです。
お金さえあれば、安心できるでしょうか。

治療そのものが怖い。
そして死んでいくのが怖い。

そんな不安を、あなたはどう乗り越えますか?

死の不安の「乗り越え方」はありますが、学んで体得するには時間がかかります。今すぐ学び始めましょう。

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この記事を書いた人

ライター:月見 草

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