幸せとは

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学校に行きたくない、悩みが吹き飛ぶ方法

目次

  1. 学校に行きたくないとき、自分を責める必要なんてない
  2. 学校に行きたくないまま、学校に行かない経験をした後はどうなる?
  3. 学校に行きたくないけど、得意なこと・好きなことがないときはどうする?
  4. どうしてもやる気がおきないときは、食べ物が原因かも
  5. 学校に行きたくなくて、自分には生きてる価値がないと思うなら
  6. 学校に行きたくない、あなたの今の悩みを吹き飛ばす方法

はじめに

こんにちは、心理カウンセラーの月見草です。
「学校に行きたくないです」

今回はこんなお悩みについてです。

「どうして学校に行きたくないの?」なんて、嫌というほど質問されたのではありませんか。

学校に行きたくない理由を考えても、自分でもなぜだか分からないときもあるし、「どうせ言っても分かってもらえない」とか「どうせ怒られるから言いたくない」というのもあるでしょう。

ひとつだけ言えることは、「学校に行かなきゃいけない」「学校に行けない自分はだめだ」なんて、そんなふうに自分を追い詰める必要はないんですよ。

自分を責める必要がない理由を、いろんな角度からお伝えします。

学校に行きたくないとき、自分を責める必要なんてない

「学校に行きたくない」と言ったとき、親や先生、友達から、責められましたか。

誰からも責められていなくても、自分で自分を責めていませんか。

まわりの他のみんなと比較して、「自分だけできていない」と思うかもしれませんが、そんなふうに自分を責める必要は、まったくありません。

まず、自分を責めるのは、やめるようにしましょう。

やめようと思っても、自分を責めてしまうかもしれませんが、こんなふうに考えてみたらどうでしょう。

他のみんなとは「別の経験」をしているだけ。

考え方というより、実際そうなんです。

みんなが「学校に行く」という経験をしている間、あなたは「学校に行かない」という経験をしている。

「学校に行かないで、○○をしていた」という経験を積んでいるんです。

「なんにもできてないです」

そう感じるかもしれませんが、「感情を味わうこと」も、立派な経験です。

悲しい、悔しい、さびしい、無気力だ、といった「感情を味わうこと」も、立派な経験。

人はみんな、平均80年くらいの時間を与えられているけれど、その時間に何をするのかは、自由なんです。

じゃあ次は、「学校に行かない」という経験をした後、どうなるかを一緒に考えてみましょう。

学校に行きたくないまま、学校に行かない経験をした後はどうなる?

どうしてみんな、「学校にいかなきゃいけない」と思うのでしょうか。

特に、親や先生が「学校にいきなさい」「勉強しなさい」というのは、あなたを責めたいから言うのではなくて、ちゃんとした理由もあるんです。

大人になって仕事をする時になったら、「どの大学の出身か」で有利になることがある。

大人になって仕事を探し、「ここで働かせてください」というとき、ほぼ必ず履歴書(経歴書)を書きます。

そこに書くのは、名前、年齢、性別、そして何年に学校に入学して、卒業したか。もっている資格。そしてその会社を希望した理由(志望動機)です。

履歴書だけで、「あなたを採用するかどうか」を判断されてしまう仕事も、たくさんある。

どんなにあなたが優しい人でも、勇気のある人でも、なにかが上手でも、履歴書に書かれてあることだけを見て判断され、アピールする前に、会って話を聞いてもらうことさえできない。そういうことも、たくさんあるんです。

学校に行かないことで、「不利になることもある」ということは、覚悟しておいたほうがいいでしょう。

だけど、「どの大学の出身か」というのは、トランプゲームでいえば、1枚のカードにすぎません。

ほかのカードで勝負できそうなら、捨てるのも一つのあなたの選択です。

「学校に行けない自分は、もうだめだ」なんて、思う必要はありません。

学校という、1枚のカードを捨てたぶん、ほかのカードで勝負しなければなりません。

勝負といっても、他人と比較した人生の勝ち負けではなくて、「あなた自身が幸せな人生を歩んでいける」のが勝ちってことです。

「ほかのカード=あなたの得意なこと・好きなこと」を活かすには、どんな方法があると思いますか?

動画を撮って配信するのが好きなら、それを活かしたらいい。
文章を書いて投稿するのが好きなら、それを活かしたらいい。

私も、人と会うのがどうしてもつらかった時期があります。そんなとき、文章を書くことだけはできて、思ったことをコツコツ、ブログやSNSに書いて投稿していました。

何年か続けていたら、文章を書くお仕事をするようになりました。
興味のあることを自分で勉強して、資格を取り、その仕事をしています。

あなたは、どんな得意なこと・好きなことを活かしていきますか?

「私には、得意なこと・好きなことがないんです」

そう思うあなたと、次は「得意なこと・好きなことがないときはどうする?」を考えてみましょう。

学校に行きたくないけど、得意なこと・好きなことがないときはどうする?

大人になったら、なんでも好きなことができます。

あなたがまだ見たこともない職業や世界が、かぞえきれないほどあります。

でも、好きなことをするには、大人になる前から準備が必要な仕事もあるので、今のうちから「何をやって生きていきたいか」をじっくり考えてみましょう。

あなたが3歳~15歳の年齢なら、いろいろな職業を体験できるキッザニアに行ってみるのもいいでしょう。

図書館には、『13歳のハローワーク』という本があります。職業を考えたいなら、本をながめてみるのもいいでしょう。

いちばんいいのは、あなたが今を楽しむこと

楽しいことをしていると、「こんな仕事をやっていきたい」というものが見つかる可能性が高まります。

今は、得意なこと・好きなことがなくても、まずは楽しいことを見つけてみましょう。そのためには、なんでもまず「やってみる」ことが大切です。

・川下りをしてみる?山登りに行ってみる?
私の友達は、山登りが大好きで、山小屋を経営する人になりました。

・動物と触れ合ってみる?
私の友達は、動物が好きで、動物を世話する仕事をしています。

・吹奏楽や、弦楽器を演奏してみる?
私のいとこは、演奏が好きで、プロの演奏者になりました。

あなたは、どんなことなら、やってみたいと思いますか。

好きなことを続けて、スキルアップしていけば、仕事にできる可能性が高まります。

ここでまちがってほしくないことがあります。

刹那的な快楽のあとに、孤独感や虚しさを感じるような「やりたいこと」は、あなたが本当にやりたいことではなく、ただの「依存症」です。

たとえばスマホ。すごく好きというわけでもないけれど、ダラダラとみてしまう。ずーっと使っても、達成感や満足感もなく、むしろ孤独感や虚しさを感じる…。

それは「好きなこと」ではなく、「依存症(やめたくてもやめられない)」に近いものです。

「もっと続けていきたい」「スキルアップしたい」

そう思えるような「好きなこと」を探しましょう。

どうしてもやる気がおきないときは、食べ物が原因かも

「『何にもやりたくない』と思うんです」

やる気がおきないのは、あなたのせいではありません。

やる気は、脳の電気信号や、ホルモンバランスなどで決まります。
脳の電気信号やホルモンバランスは、食べ物や運動、日光を浴びることなどで決まります。

とくに、あなたの体は食べ物からできています。

砂糖、甘味料
カフェイン
冷たいもの
添加物

やる気がおきない原因は、どれか(または全部)にあるかもしれません。

食べ物の影響を受けにくい人もいますが、かなり影響を受ける人もいます。

砂糖、甘味料

私は、砂糖の入ったお菓子を子どもの頃からよく食べていました。でも砂糖は、少しの間だけ元気にして、そのあと元気を失わせるリスクがあります。(血糖値やインシュリンが関係しています。)

ほんの100年前まで、砂糖は貴重で手に入らないものでした。人の身体は、砂糖を大量に摂取することに慣れていません。

私は砂糖をやめたら、だるさがとれて、肌がきれいになり、調子がよくなりました。

カフェイン

カフェインも似ています。「カフェイン不耐性」がある場合、カフェインを摂取すると、一時的に元気になっても、あとでドッと疲労感やだるさが出ます。

冷たいもの

冷たい飲み物や食べ物(アイスなど)は、胃を冷やします。
体は、熱を生み出し、体温を維持することにエネルギーを使っています。
胃を冷やすと、熱を取り戻そうとして、多くのエネルギーを使い、だるくなります。

私は昔から、毎年、夏バテをしていました。冷たい飲み物やアイスをやめたら、夏バテしなくなり、日中に眠くなることもなくなりました。

添加物

添加物には、病気のリスクを高めたり、体への作用がよくわかっていないものがあったりします。

個人差がありますが、もしあなたが「やる気がおきない」と悩んでいるなら、試しにやめてみるのもいいと思います。

学校に行きたくなくて、自分には生きてる価値がないと思うなら

「学校に行けない自分は、生きてる価値なんてない」

そんなことを思うことがありませんか。

自分を否定することがあるなら、それはやめましょう。
自分を大切に扱えるのは、あなただけです。

あなたには価値がある。

その理由を知ることができる、たとえ話があります。

それは、お釈迦さまのこんなたとえ話です。

「太平洋の海底深くに、目の見えない一匹の亀がいる。

その亀は100年に一度、海面に浮かび上がって顔を出す。

広い海のどこかに、一本の丸太が浮かんでいる。その丸太の真ん中には、ちょうど亀の頭くらいの大きさの穴が空いている。

丸太は、太平洋にあるのか、大西洋にあるのか、地球上の海のどこに浮かんでいるのかわからない。

丸太は波にゆられながら、ただよっているのだ。

目の見えない亀は、丸太の穴をめがけて泳ぐことはできない。

目の見えない亀が、100年に一度、海面に浮かび上がったときに、丸太の穴に、たまたまひょいと頭を入れることがあるかな。」

人間に生まれることは、目の見えない亀が、丸太の穴に頭を入れることよりも、あり得ない、有ることが難しいことなんだ。有り難いことなのだよ」

お釈迦様が説かれた「盲亀浮木(もうきふぼく)のたとえ」です。

こちらの記事なら、詳しい解説・イラスト付きで読めます。

人間に生まれて、いま、生きていることは、とても貴重で、とてつもない価値があるのです。

学校に行きたくない、あなたの今の悩みを吹き飛ばす方法

もし、お父さんやお母さんが、あなたのことを否定することがあるなら、「わたしを否定するのはやめてください!」とはっきり伝えましょう。

「あなたのためを思って言っているのに…」と言われたら「わたしのためを思うなら、否定しないでください」と、何度でも伝えましょう。

あなたの自由は、あなたがつくるのですよ。

あなたの人生をつくっているのは、あなたです。

さっき、刹那的な快楽、依存症のことを書きましたが、5年、10年と続けたあとに「これでよかったのかな」と悩むこともあります。

10年どころか、80年、90年と生きて、老人になり、死ぬときになって「私の人生、これでよかったのかな」と後悔することもあります。

そうなってしまっても、あなたが人生をつくってきたのですから、誰のせいにもできません。

「私はこのために生まれてきたんだ」と満足できる人生にするには、目的が大切です。

人生の目的は、簡単に見つかるものではありません。

あなたが今まで知らなかった「生きる目的」を知ることが、あなたの今の悩みを吹き飛ばす方法です。

あなたが「生きてきてよかった」と思えるお手伝いができたらと、15通のメルマガを用意しました。

ぜひ、メルマガを読みながら、じっくりと人生の目的について考えてみてくださいね。

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この記事を書いた人

ライター:月見 草

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