幸せとは

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行動できない理由7つ。「行動できなくて苦しい」を克服する方法。

目次

  1. あなたはなぜ行動できないのか。行動できない理由7つ
  2. 行動できないのは、思い込みがあるから
  3. 行動するのは、種をまくようなもの
  4. 行動できない人が、まずやるべきこと
  5. 正しく考えて、行動できない自分を克服する

はじめに

こんにちは、心理カウンセラーの月見草です。
「行動しなきゃ」とわかっているけど行動できません。

今回は「行動できない」というお悩みについてです。

仕事を探したいと思っているけれど、行動できない。
結婚したいのに行動できない。

など、やろうと思っているのに重い腰が上がらないこと、ありますよね。

どうして行動できないのか。

その理由と、「行動できなくて苦しい」を克服する方法をお伝えします。

あなたはなぜ行動できないのか。行動できない理由7選

1、失敗を恐れている

「失敗はしてはいけないもの」と勘違いしていませんか。

行動すれば、だれでも失敗をします。最初から失敗のない人間なんてありえません。

失敗は、行動した人だけに与えられる “ 勲章 ” のようなもの

「まず失敗しなければ、なにも始まらない」

こう思うくらいでちょうどいいかもしれません。

2、心のエネルギーが足りない

面白くない、ワクワクしない、つまらない、意味がない
面白い、ワクワクする、楽しい、意味がある

どちらが行動したくなりますか?

心と体はつながっていて、心が元気なときは、体も軽やかに動きます。

なにも面白くない、ワクワクしない、つまらない、意味がないと感じるのなら、心が疲れているのかもしれません。

心のエネルギーが充電されるまで、心地よいことをして十分に心を休めましょう。

3、実はやる必要がない

あなたが「やらなきゃ」と思うのは、社会一般的に「良い」と思われているからでしょうか。

実は、あなたには必要ないのかもしれません。

たとえば、本当は結婚したくないのに、なんとなく「しなきゃいけない」と思っていませんか。

なぜ「しなきゃいけない」と思っているのか、具体的に紙に書き出してみましょう。

マトリックス図で紙を4つのゾーンに分けて、左に「やる」右に「やらない」、上に「メリット」下に「デメリット」を、思いつくかぎり書いてみてください。

たとえば結婚ならこんな感じです。

しっかり紙に書き出すと、自分にとって価値があると実感して「やっぱりやろう!」と思えたり、「必要ないからやめよう」と判断したりしやすくなります。

4、とてつもなく大きな行動だと感じる

同じ「あと10個」のスタンプカードでも、まだ0個のカードよりも、12個のうち2個スタンプが押されたカードのほうがよく使われるそうです。
(『図解モチベーション大百科』池田貴将編著、2017年6月、サンクチュアリ出版)

あと10個スタンプが必要なのは同じですが、進捗0と、6分の1(約17%)が始まっているのとでは感じ方が異なります。

あなたが行動できないとき、まだ進捗0ではありませんか。
残り100%だと思うと、とてつもなく大きな行動だと感じます。

ごく小さな一歩を踏み出してしまいましょう。
10%でも進めば、あとはスイーッと流れていきます。

5、自分に厳しすぎる

人は「やらなきゃだめ」「やれ!」と言うよりも、「できますか?」と言ったほうが50%も多く行動します。(イリノイ大学の実験結果)

他人に対しては丁寧にお願いするのに、自分には厳しく当たりすぎていませんか。
それどころか心の中で「バカ!」「なんでできないんだ!」など罵声を浴びせていませんか。

脳は、他人にいう言葉も自分にかける言葉も区別ができない

と言われます。

ずっと罵声を浴びていたら、行動できなくなるのも当然です。

自分にも丁寧に「できますか?」と質問してみましょう。

「やりたくないよね」「できそうなら、やってね」と気持ちに寄り添うのも効果的です。

6、今までやった経験がない

誰でも、初めてのチャレンジは足がすくむものです。

今までやった経験がなければ、一歩踏み出した先は未知の世界。

自転車に乗るのも、はじめは「転んでケガをするんじゃないか!?」と不安で怖かったはずです。

恐る恐るゆっくり進むと、かえって自転車は倒れます。
思いきって何度もチャレンジしてみましょう。

転びながらも、必ず上達して、前に進んでいきます。

もし一歩が踏み出せないのなら、

うまくいった人の本や記事をじっくり読んでイメージトレーニング

脳は、実際の行動とイメージを区別せず、「自分が経験した」と認識することがあります。

スポーツ観戦をすると、自分がプレーしている時と同じ脳のニューロンが反応し、筋肉もかすかに動くそうです。
(『ミラーニューロンの発見』マルコ・イアコボーニ著、2011年7月、早川書房)

何度も「うまくいく」イメージをすると、うまくいったときに反応する脳のニューロンが開発され、実際に行動したときにうまくいく可能性が高まります。

7、今やらなくてもいいと思っている

「そのうち…」
「いつかは…」
「〇歳になったら…」

そんな言い訳を、何年もしていませんか。

たしかに事前準備は大切です。

ただ、「なんとなく、やりたいことを未来に先延ばししている」のなら、その必要はあるのでしょうか。

たとえば筋トレ。「いつかやろう」と思っているうちにも、日に日に筋力が落ち、ますます動くのがおっくうになり、ハードルが上がってしまいます。

先延ばしにしている間は、現状維持ではなく「後退」していることもあるのです。

先延ばしするとしても、

何もせずに時間が経ってしまった
事前準備をしていた

どちらの行動をとるかで、大きな差が出ます。

少しずつでも、準備を進めましょう。

行動できないのは、思い込みがあるから

心理学には「自己内観における錯覚」という言葉があります。
内観(深く考える)だけで、自分のことがわかるという錯覚・思い込みのことです。

・好きだと感じるもの
・自分に向いていること
・幸せを感じること
・人生の意義

これらは、手を動かし、実際に行動していく中で発見できるものです。
頭の中だけでじっと考えていても、見つかるものではありません。

「好きなことが見つからないから、行動できない」
「どうせ向いていないだろうから、行動できない」

そう感じるなら、自己内観の錯覚に陥っているかもしれません。

行動してみると「思っていたのとはちがった!」と思う体験があるはずです。

行動するのは、種をまくようなもの

まかぬ種は生えぬ

という、ことわざがあります。

『いろはかるた』が由来と言われますが、もとは仏教の考え方です。

「種」とは、心・口・体の行いのことです。

あなたがまだ行動を起こせなくても、

どうやって行動を起こそうか
どんな未来に向かっていきたいか
どんな幸せにたどりつきたいか

などを考えるのは「心の種まき」です。

就職、転職、キャリア、起業、恋人、結婚、家族のことなど、じゅうぶんに考えて「心の種まき」をしたら、言葉にしてみましょう。これは「口の種まき」です。

そして、手を動かし、足をはこぶ、「体の種まき」にもチャレンジしてみましょう。

行動したぶんだけ、現実は動き出します。

まかぬ種は生えぬ

行動しなければ、種をまかないのと同じで、いくら待っても芽は出ません。

まいた種は、必ず生える

行動すれば、どんな小さな行動でも、それに見合った結果がきます。

行動できない人が、まずやるべきこと

もし、失敗してもやみくもに行動し続けたら、労力を無駄にするでしょう。

考える → 行動する → 考える → 行動する →……

この繰り返しが「あなたの幸せ」につながるのです。
もっと正確に言うと、

正しく考える → 行動する → 失敗し修正する → 行動する →……

これがもっとも成長できるルートです。
まずは「正しく考える」ことから始めましょう。

「正しく考える」とは、人生の全体像を把握することです。

人生の全体像を把握すれば、あなたに必要な「行動」が見えてきます。

正しく考えて、行動できない自分を克服する

「今」が、あなたの人生で “いちばん若いとき” です。
若い時間は戻ってきません。

「間違って考える」時間が長くなると、若い時間を無駄にしてしまいます。
「正しく考える」時間を増やしましょう。

正しく考えて、行動できない自分を克服してしまいましょう。

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この記事を書いた人

ライター:月見 草

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