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幸せになるには、お金がやはり必要なのではないか――。そう思う人は、多いのではないでしょうか。
そこで今回は、小説『億男(おくおとこ)』(著・川村元気、文春文庫)を紹介します。
『億男』は本屋大賞にも選ばれたベストセラーで、76万部を突破。映画化が決まり、2018年10月19日公開されました。
この本は、著者である川村元気さんが、実際に120名もの億万長者に取材をして書いたといわれます。
『億男』のあらすじから、テーマである「幸せとお金の答え」について「くもりのち晴れめでぃあ」ならではの視点で掘り下げてみたいと思います。
『億男』の主人公は一男(かずお)といいます。
妻の万佐子(まさこ)、一人娘のまどかと暮らしていた一男でしたが、ある日、兄弟が3000万もの借金を残して失踪してしまうのです。
借金を肩代わりした一男は、昼は図書館司書、夜はパン工場で働くことになります。その後夫婦の中は悪くなっていって別居し、一男はパン工場の寮に住み込みで働きながら、月40万ほどの収入を借金返済にあてています。
そんなある日、福引きで手に入れた宝くじが、なんと当選。
3億円もの大金を手に入れたのです。
突然、大金を手に入れた一男は、大金を手にした人がどうなるかインターネットで調べるうち不安になり、使い道に途方に暮れてしまいます。
そこで、大学時代の親友で、現在は億万長者となった九十九(つくも)に相談しようと、15年ぶりに会いに行くのです。
しかし翌日、九十九は3億円をもって雲隠れ。
100億以上の資産を持つ億万長者九十九が、なぜ、3億円とともに行方をくらましたのか。
動揺しながらも行方を求めて、かつて九十九と一緒に仕事をしていた3人の人物に会いに行きます。
3人の億万長者の話を聞きながら、一男は「お金と幸せの答え」を探していきます。
映画『億男』では、主人公の一男に佐藤健、友人の九十九(つくも)には高橋一生、その他、沢尻エリカ、藤原竜也、黒木華、北村一輝、池田エライザなど、豪華キャスト陣です。
そして、監督は『るろうに剣心』シリーズなど大ヒット映画を担当した大友啓史(おおとも・けいし)、主題歌には、BUMP OF CHICKENの「話がしたいよ」(作詞・作曲 藤原基央)と、平成最後の抜群の話題作です。
(参照:公式サイトhttp://okuotoko-movie.jp/index.html)
『億男』の中には、主人公である一男が「宝くじ当せん者たちのその後の悲惨な人生」というタイトルのホームページを読む場面が出てきます。
そこには、
など、世界中の宝くじ高額当せん者の悲劇があふれていました。
また、銀行では、『【その日】から読む本』が渡されるというエピソードも紹介されています。
など、当せん者の心得が箇条書きで続いていました。
著者である川村元気さんは、小説を書くために詳しく取材をされるそうです。
いずれも、事実に基づいた内容で、物語にリアリティを与えています。
ちなみに、
サマージャンボ宝くじの場合、1等5億円が当たる確率は、1000万分の1
年末ジャンボ宝くじの場合は、1等7億円が当たる確率は、2000万分の1
サマージャンボは、年末ジャンボより、2倍も当たりやすいみたいですよ!!
ちなみに1000万分の1というのは、雷に撃たれる確率と同じ。これは、100kg、つまり、10キロの米袋10袋の中から1粒を見つける、というぐらいの確率です!
『億男』の物語には、登場人物ひとりひとりの生き様や思いや行動を目の当たりしていくなかで、「あなたはどうなの?」と根本から問いかけ、心を揺さぶる力があります。
小説『億男』には、お金に対する数々の名言が出て来ます。
そこで、『億男』に出てくる名言をまとめてみました!
物語の中心テーマである「お金と幸せ」は、私たちを悩ませ続けています。
「お金があれば幸せだ」とは、誰も信じていないでしょう。しかし、「お金がなくても幸せだ」というのがまやかしだということも、皆が知っています。
お金で得られる幸せも、世の中にはたくさんありますね。
というより、人間のほとんどの願いは、お金で叶えることができるものだとも思います。
美味しいご飯が食べたい。
いい車に乗りたい。
旅行に行きたい。
家を建てたい。
マンションが欲しい。
願いと言うより、これらは「欲」ですね。
しかし、
何でもできるくらいの大金を手にすると、何をやっても思いのほか楽しくない。
お金があっても満たされないどころか、本当に欲しいものが何なのか分からなくなるようです。
大金を得た途端、お金が手段であることに気づき、自分が求めていた「何か」が分からず生きる意味を見失ってしまう、というのが『億男』の物語の本質なのです。
このお金と幸せの関係について、2600年前にインドで活躍されたブッダは、「有無同然」と説かれています。
「有無同然」とは仏典に出てくる言葉で、「金や物が、あってもなくても、苦しんでいることに変わりはない」ということ。
ブッダが、人間の欲望を満たす幸せの本質を漢字4字でズバリ言い当てられたのが、この「有無同然」という言葉です。
お経には、次のように説かれています。
この言葉は、次のような意味です。
「田畑や家が無ければ、それらを求めて苦しみ、有れば、管理や維持のためにまた苦しむ。その他のものにしても、みな同じである。ゆえに、憂いは、有る者も無い者も同じなのだ」
金、財産、名誉、地位、家族、これらが無ければないことを苦しみ、有ればあることで苦しむ。それはちょうど、有る者は「金の鎖」、無い者は「鉄の鎖」につながれているようなもので、材質が金であろうと鉄であろうと、苦しんでいることに変わりはない。これをブッダは「有無同然」と説かれています。
お金の有無が私たちの幸せと関係ないとしたら、私たちが幸せになるには、何があれば、何が無くなればよいのでしょうか。これについて分かりやすく答えた15通のメールと小冊子(PDF)を用意しました。ただいま無料で配布しております。いつまでも無料提供できるかどうかは分かりませんので、関心のある方は、このご縁にこちらからお受け取りください。
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