こころ

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うまくいかないとき「手っ取り早く幸せがほしい」なら知るべき人生の分かれ道

【目次】

  1. 「手っ取り早く、言うこと聞かせたい!」
  2. 「手っ取り早く、賞賛がほしい!」
  3. うまくいかないとき、こんな心が出てきませんか。【男性編】
  4. うまくいかないとき、こんな心が出てきませんか。【女性編】
  5. 怒りやねたみを行動に移す前に
  6. 「手っ取り早く」の衝動に打ち勝つ方法
  7. うまくいかないときの分かれ道
  8. 本当に強い人の条件
  9. 手っ取り早く幸せを得たい人へ

はじめに

こんにちは、心理カウンセラーの月見草です。

今回はこんなお悩みについてです。

思い通りにいかないとき「手っ取り早く、○○したい!」と思うことがあります。

「手っ取り早く」と思うこと、ありますよね。たとえば……

言うこと聞かせたい
お金を手に入れたい
欲求を満たしたい
賞賛がほしい

「自分にも、そういう心がある」と気づくことは、大切なことです。

無自覚に行動してしまっているときが、もっとも危険。

思い通りにするために、近道をすると、かえって遠回りになります。

遠回りになるだけでなく、
大切なものを失ってしまい、思いもよらぬ結果につながりかねません。

「でもうまくいかないのは、苦しくて耐えられません」

そうですね。
そういう気持ちになるのもわかります。

すべてのことは、因果の道理に則って、結果が現れます。

因果の道理とは?
よい行いをすれば、よい結果。
悪い行いをすれば、悪い結果。
自分のやった行いが、自分の結果となって現れる、という法則です。

因果の道理を無視しても、よい結果にはつながりません。

一時的に、人が言うことを聞いた、お金が儲かった、欲求を満たせたとしても、後でしっぺ返しがきます。

「手っ取り早く」結果を得ようとすると、たいてい悪い行いをしますから、忘れたころに、恐ろしい結果が現れます。

もっと苦しくて耐えられない結果になるのです。

地に足をつけて、地道に種をまく(よい行いをする)ことが、最短ルートです。
具体例を見ながら、あなたの行動をシミュレーションしていきましょう。

「手っ取り早く、言うこと聞かせたい!」

子どもや妻、部下や顧客から、「こうしてほしい」と不満を言われたとき。

「こんなにしてやっているのに……」

そんな気持ちが出てくるのは、あなたが頑張っている証拠です。

だからといって、相手の思いを無視したらどうなるでしょう。
そのときは、相手を黙らせることはできるかもしれません。

「よし、黙らせることができたぞ。やれやれ」

そう思っていると、しっぺ返しが来ます。

思いを無視された人は、不満は心に留まったまま。
それが積み重なれば、やがて爆発します。

何か月後、何年後かは、わかりません。時限爆弾を抱えているようなもの。

子どもの気持ちを無視して、言うことを聞かせれば、
大きくなって対等になったとき、爆発させるか、離れてゆくでしょう。
妻の気持ちを無視して、言うことを聞かせれば、
あなたが忘れてしまった頃に、離婚を切り出されるでしょう。
部下や顧客の気持ちを無視すれば、
悪い口コミが広がり、あなたの悪評につながるでしょう。

自分のまいた種は、すべて、自分に結果が現れるのです。

「こんなに一生懸命やっているのに」
「忙しかったから」

どんな理由があっても、
どんな言い訳をしても、
因果の道理は、誰にも曲げられません。

まいた種は、必ず生えます。

長い目で見て、いい関係性を築くように心がけることが、あなたのためになります。

・相手が嫌がることをしない
・相手が困っていることに耳を傾ける
・自分にとって都合の悪いことでも誠意をもつ

「むしろ私が『理解してもらいたい』んですけど」

そうですね。
理解されたいなら、基本的にはやはり、まず相手を理解すること。
遠回りに見えて、それがいちばんの近道です。

目の前の大切な人が、苦衷を訴えているのに、それを押しのけて『自分の気持ち』を言ってしまうと、あなたが理解されることはありません。

「手っ取り早く、賞賛がほしい!」

壁にぶつかり、なかなか芽が出ないこと、ありますよね。

スランプに陥るのは、ある程度、伸びるところまで伸びた証拠でもあります。
あなたには、力があります。

「もっと伸びたい」

そう思うとき、実力が足りなければ、実力をつければいい。
なかなかそれができないから、もどかしく思うんですよね。

すると、てっとり早く「実力があるように “ 見せかける ” 」ほうに、楽へ流されます。

他人の足を引っ張ることで、相対的に「自分のほうが上」という感覚を持とうとします。
因果を無視してでも、結果が欲しい。ところが、

人を下げて、優越感を味わうのは、ほんの一瞬です。
すぐに渇望感に苛まれます。

すると、他人を下げることに拍車がかかっていきます。
自分の気持ちが揺らぐたびに、他人を踏みつけにするようになり、自分でも止められなくなるのです。

本当の自己重要感は、比較ではなく、自分の中で “ 感覚 ” を味わえるもの。

そのためには、苦しくてもコツコツと種をまくしかありません。

結果が実るまで、行動の「質」と「量」を改善しながら、力をつけること。
地道な行動で、信頼を勝ち取ること。

そうやって得た賞賛でなければ、虚しいだけです。

うまくいかないとき、こんな心が出てきませんか。【男性編】

うまくいかないとき、こんな心が出てきませんか。
男性・女性それぞれ、気をつけたほうがいいことがあります。

(あくまで傾向として見られるものであり、個人差があります)

男性が気をつけたほうがいいこと

男性は、思い通りにならないと感じると、武力行使や暴力にうったえる傾向があります。
しかもそれは弱い者(女性や子ども、地位の低い人、優しい人)に向かいがち。

身体的暴力に限りません。

脅しや命令、威圧、無視、自己正当化、責任転嫁など、精神的なものも暴力です。

たとえばDV防止法の前文では、「被害者は、多くの場合女性であり……個人の尊厳を害し、男女平等の実現の妨げとなっている」と書かれています。

無自覚であっても、まだこの世界は「男性優位」になりやすいのです。

悪気なくやったことでも、相手にとっては、恐怖やストレスになっているかもしれません。
男女問わず、気をつけたいものです。

うまくいかないとき、こんな心が出てきませんか。【女性編】

女性が気をつけたほうがいいこと

女性は、思い通りにならないと感じると、「ねたみ」や「ひがみ」になる傾向があります。

本人はストレスが溜まったから、発散しているだけのつもり。
それが、どれだけ人を傷つけているか、知らずに言葉の刃をふり回します。
「舌刀」とか「語殺」とも言われます。

「ねたみ」や「ひがみ」は、仏教で愚痴(ぐち)と言われます。

日頃使っている「グチ」とは意味が異なり、「因果の道理が分からない、愚かな心」を言います。

「勝るをねたむ」という言葉もあるように、自分より勝れていると思う人に対して、ねたみの心が出てきます。

男性も熾烈な出世競争の中で、ふっと愚痴の心に気がつくこともあるのではないでしょうか。

愚痴は、醜い心です。自分も他人も傷つけます。

ねたんでいても、あなた自身の力を発揮できません。

結果を得るには、あなたの力を存分に発揮できるように、

・環境を選ぶ
・表現方法を工夫する
・自分が気がついていない要因がないか、人に聞いてみる

などの対策をしましょう。

女性にも、男性的な人はいますし、男性にも、女性的な人はいます。
いずれにしても、暴力や愚痴の心には気をつけたいものです。

もっとも恐ろしいのは自覚のないことです。

怒りやねたみを行動に移す前に

怒りも、ねたみも、ひがみも、
湧いてきた瞬間に「相手を傷つける」わけではありません。

問題が表面化するのは、
その感情を「傷つける行動」に変えてしまうことです。

心の命令で、口や体を動かします。

感情は、黄色信号です。

「ここで立ち止まれ」

そう教えてくれているのです。

心を見つめなければ、口や体に表れてきます。
心をよくよく見つめて、自戒し、行動を選び直す必要があります。

感情と行動の間に、ほんの一拍、間(ま)があるだけで、
人生の方向は大きく変わります。

「手っ取り早く」の衝動に打ち勝つ方法

うまくいかないとき、自分の心をよくよく見つめると、暴力や愚痴に任せてしまいたい、衝動のようなものに気がつくかもしれません。

暴力(怒り)や愚痴のもとにあるのは、人間の欲求不安です。

その一つが「手っ取り早く○○したい」ではないでしょうか。

その自分の心に目が向くと、

「誰かを傷つけてしまうかもしれない」

と恐ろしく思うかもしれません。

そういう気持ちに気づくのは、よく心を見つめている証拠です。

問題は、弱さそのものではありません。
弱さと向き合わずに、因果を無視した行動を選んでしまうこと。

無自覚であっても、
なにか理由があっても、
短絡的に、近道を選ぶと、その歪み(ひずみ)が生じます。

勝ちたい
安心したい
賞賛されたい
いい人間でいたい
足りないものを埋めたい

それ自体は、誰にでもある「欲」です。

しかしそれは、文章に書くほど、穏やかなものではありません。

苦しい、モヤモヤする、不安定になる、揺らぐ、不安になる。

それでつい、目を逸らしたい、相手のせいにしたい、という気持ちが起きます。

そのとき「苦しみから目を逸らさず、凝視する」ことが、あなたの成長や「心の幅」につながっていきます。

うまくいかないときの分かれ道

人は、「うまくいかない」と感じたとき、二つの道に立たされます。

一つは、
誰かを利用する道。

黙らせる、否定する、見下す、支配する。
相手のせいにする、言い訳する、武力行使する。

短期的には楽で、即効性があります。

もう一つは、
自分を見つめる道。

何が足りないのか。
どこで怖くなったのか。
どんな助けが必要なのか。
現実の問題から目を逸らさない。

こちらは、時間がかかり、心細く、遠回りに見えます。けれど、

他人との関係性が壊れないのは、後者です。

めぐりめぐって、自分を助けることにつながってゆきます。

後者を選んで、一時的にいくつかの人間関係が壊れたとしても、長期的に見ると、それはあなたにとってよくない関係だったのではないでしょうか。

自分を見つめる道を選べば、あなたは成長し、よりよい人間関係の礎となります。

本当に強い人の条件

本当に強い人は、人をねじ伏せられる人ではありません。

・相手の声に耳を傾けても、自分を見失わない
・負けを認めても、自分の価値は下がらない
時間がかかる道を、静かに選べる

そういう人が「強い人」です。

「負けている 人を弱しと思うなよ 忍ぶ心の 強きゆえなり」

強さとは、
能力でもなく、成果でも効率でもなく、
「懐(ふところ)の深さ」や「受け入れる幅の広さ」ではないでしょうか。

真の強さは、一朝一夕には育ちません。

因果の道理のとおりに、コツコツとよい行いを積んでいきましょう。
いまの苦労は、未来のラクです。

手っ取り早く幸せを得たい人へ

「手っ取り早さ」は、魅力的に見えます。
不安定なときほど、なおさら。けれど、

人との関係、信頼、本当の幸せは、近道では育たない性質を持っています。

・効率だけでは得られない心の豊かさ
・長期的な視点での成長

いま、選んだ行動は、
数年後の自分に、静かに返ってきます。

遠回りに見える道を選び続けた人だけが、
「奪われることのない、満たされる場所」にたどり着きます。

だからこそ、いま、どの種をまくか。
それを、自分で選び続けたいものです。

因果の道理を詳しく学んでみませんか。

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この記事を書いた人

ライター:月見 草

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