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今回はこんなお悩みについてです。
このようなお悩みは、決して少なくありません。
今回は「主婦が存在意義に悩みがちな理由」をまとめました。
働いている女性、パート勤務の主婦、専業主婦の方の声を集めています。
きっと共感する内容があると思います。
その後、存在意義の悩みを解消する方法はあるのかどうか、考えてみましょう。
どうぞ最後までお読みください。
家事はやらなきゃ溜まっていきます。
かといって、やってもやってもマイナスをゼロに戻すだけに感じる。
だからモチベーションが上がらない…
このような感覚、主婦ならきっとわかりますよね。
労働には、ペイドワーク(有償労働)とアンペイドワーク(無償労働)があります。
主婦は、アンペイドワークの割合が大きいだけで、労働には違いありません。
仏教の根幹である「因果の道理」からいえば、まいたタネは必ず生えます。
行動した分だけ、必ず自分に結果が現れるのです。
お金(給料)という形でなくとも、目に見えない力となって残ります。
男尊女卑の文化が、心の底に根付いているのでしょうか。
「男性優位、女性劣位」という男女格差の価値観は、今はあまり露骨には表現されませんが、マスメディアや日常会話でも、チラホラと見え隠れするように感じます。
歴史的に言うと、今から約100年前、1925年に普通選挙法が制定されるまでは、一定額以上、納税した者しか選挙に参加できませんでした。まして女性は、1945年まで選挙権はありません。
「女性も政治的な意見を言っていい」と法律で決まったのは、わずか80年前。
法律が定まっても、人々の意識はそう簡単に変わりませんから、「女が意見を言うなんて……」と思われてきたことでしょう。
女性や、収入の低い人が対等に意見を言いづらいのは、歴史的な背景もあると思います。
内閣府男女共同参画局は「男性の暮らし方・意識が変われば日本も変わる」「日本人男性も世界レベルの家事メンに」と謳ったポスターを掲げました。
世界の各国と比較すると、一日あたりの家事・育児時間は、日本の女性がダントツに多く、日本の男性はかなり少なくなっています。たとえば、
どの国でも、男性のほうが家事・育児時間は少なくなっていますが、日本人男性はさらに他の国の【半分以下】です!
これは、日本人男性が働きすぎで、家事までやる気力がない……というのも一つの要因だとは思いますが、意識改革が必要なのは確かです。
男性が家族のために使う時間を増やすと、男性にも幸福ホルモンである「オキシトシン」が分泌され、幸せを感じやすくなりますよ。
「収入が低い」=「生きてる価値が低い」と塞ぎがちなのは、「稼ぐ能力」=「市場価値」となっている資本主義社会の弊害でしょう。
決して、いくら収入があるかが、人間の価値ではありません。
もし、収入=存在価値ならば、さまざまな「おかしな」理屈がまかり通ってしまいます。
こんなおかしな話はないのですが、実際はこういった考えが、無意識の中に根付いている意見を耳にします。
仏教には、老いも若きも、男も女も、健常者も障がい者も、一切の差別なく、等しく生きる価値があり、生命の尊厳があると教えられています。
収入や仕事とは別の、もっと重大な「生きる意味」があるからです。
ストレスチェック法に、ライフイベント(生活の変化)を点数化する方法があります。
ライフイベントが重なると、人はストレスを感じ、1年間の合計点数が一定を超えると、心身疾患に罹患するリスクが高まります。
変化は、【良いものも悪いものも】刺激であり、ストレスになります。
女性には、ライフスタイルを変えねばならない転機が何度もあります。
これまで築いてきたものを手放すのは、苦しいですよね。
20年、30年と住み慣れた環境を離れて、1から開拓するのは、労力が要ります。
新天地では一度に多くの変化があり、思った以上にストレスが溜まっているかもしれません。
特に女性は、人とのつながりを重視する傾向が強いため、新しい環境になじむのは大変なことだと感じます。
孤独感や、むなしい気持ちが出てくるのも、無理はありません。
「家事」と一言でいっても、数々の作業の総称です。
「できて当たり前」なんてことは、ないと思います。
ロボットが家事をするのは、極めて難しいのだそうです。
たとえば、弁当の盛り付け。最新のロボット技術を使っても、複雑で繊細な人の動きを再現するのが難しく、企業における開発も苦戦しています。
ましてや、家事全体は複雑多岐にわたり、臨機応変な対応も求められます。
部分的な掃除などは可能でも、家事全体をロボット化するのは、まだまだ先になりそうです。
「家事くらい……」と思わず、主婦業に誇りをもちたいですね。
食事の要・不要の問題というより、気持ちをくんでもらいたいものですね。
1950年代は「夫は仕事、妻は家事」という、性別役割分業がなされていました。
転機となったのは、1999年「男女共同参画社会基本法」が制定されたこと。
性別役割分業があると、対等に働けないよね、だから家事、育児、介護などは男女で協力しあおう!という内容が盛り込まれています。
性別を問わず、対等に仕事をして、個性と能力を発揮できるようにするための法律ですが、現状はどうなっているでしょう。
夫は「仕事」、妻は「家庭と仕事」の二重負担で、さらに出産・育児が加われば三重負担、女性ならではのホルモンバランスの乱れも加味して四重負担、ではないでしょうか。
中国では、産後は女性が一生のうちで一番大事にしてもらえる時期で、家事は一切やらないのが当たり前だそうです。
日本では、産後一週間も経たないうちに、家事や仕事に復帰する人が多くいます。
その上に「女性も対等に社会に出て働いていいよ」と言われても、難しいでしょう。
「働かなくていいんだよ」というのは、イヤイヤでも働かざるを得ない人からすれば、善かれと思って言っているのかもしれません。
ですが、仕事はお金のためだけではありません。
達成感や、自己有用感を得る効果もあります。
かといって、家事負担を考えると、ほどほどに働ける環境が見つかるとも限らず、働き始めるのはハードルが高いこともあるでしょう。
離婚は、結婚の何倍も労力がかかるといわれます。
周囲の反対
手続きの大変さ
混ざり合った財産の分与
子どもがいれば親権の問題
お互いの「家」のつながり
年金の分割
旧姓に戻すかどうか
夫婦で離婚に対する温度差
協議や裁判となればお金も時間もかかる……
結婚を望んでもできない苦しみ以上に、離婚したくてもできない苦痛は激しいかもしれません。
「主婦が存在意義に悩みがちな理由」をまとめましたが、書ききれないほどでした。
主婦は存在意義に悩みやすいと言えましょう。
存在意義の悩みを解消する方法はあるのでしょうか。
そのヒントに、仏教の話をしましょう。
仏教を説かれたお釈迦様のことばは、7000巻以上のお経となって書き残されています。
こんなに膨大な数のお経となったのは、「対機説法」といって、ひとりひとりの悩みに応じて法を説かれたからだと言われます。
お釈迦様は、お経の中に、夫は、妻に対してこうしなさいと教えられています。
素敵なことですね。
妻については、お釈迦様は「世の中には、七通りの妻がいる」と “ 七婦人 ” を教えられました。
あなたは、七婦人のうち、どれに当てはまりましたか?
正直に、現在の自分を見つめることは、大切なことです。
今あなたが悩んでいる「主婦の存在意義」は、あなたが別の役割に変わることで、解消できるかもしれません。
夫や子どもを善いほうへ(幸せに)導く役割は、とてもすばらしい妻の役割ではないでしょうか。
人を幸せに導くには、まず自分が本当の幸せを知り、幸せにならなければできません。
仏教には、本当の幸せ(心の幸せ)が説かれています。
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