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アダルトチルドレンの【ゴール】を知らないと、こうなる!
今回はこんなお悩みについてです。
親や家族は、本来、子どもを「守り・育む」場所です。
それなのに、
このように、アダルトチルドレンは、安心して子どもの心を生きることができませんでした。
アダルトチルドレンは、苦しみから解放されるカギです。
アダルトチルドレン(AC)は、病名ではありません。
なので、「治し方」ではなく、あくまで自分の意思で「私はACだった」と認識し、乗り越えるためにあります。
ところが、せっかくアダルトチルドレンというカギを手にしても、アダルトチルドレンの【ゴール】を知らなければ、苦しみ続けることになります。
そこで、アダルトチルドレンの【ゴール】を5つにまとめました。
あなたがアダルトチルドレンの【ゴール】と回復方法を知り、その先の、心からの幸せに向かうのが、この記事の目的です。
どうぞ最後までお読みください。
アダルトチルドレンの【ゴール】を知らないと、こうなりがちです。
あなたは、このように苦しみ続けたいですか?
それとも、苦しみから本気で抜け出したいですか?
その心が、重要です。
苦しみから抜け出すのは、あなた自身ですから。
アダルトチルドレンの【ゴール】5つを目指して、焦らずに、少しずつ歩んでいきましょう。
安心できるはずの家族に対して、ずっと我慢して、子どもの自由な心を封印し、今もなお苦しんでいるのですから、そう感じるのも無理はありません。
同時に、アダルトチルドレンが【これだけは忘れてはならない!】ポイントがあります。それは、
人は、与えられた環境下で、生きていく力をもっています。
どのような家族で育ったとしても、与えられた環境下で、あなたはじゅうぶん育ってきたのです。
それでも、あなたはこれまで、よく生き延びてきました。
生き抜いてきたことを、誇りに思っていいのです。
「ACサバイバー」とも言います。
子ども時代を平穏に過ごせることは、もちろん良いことですが、
ACサバイバーには、大変な中を生き抜いた「たくましさ」があります。
今は思えないかもしれません。
それでも、ACサバイバーだからこそ、本当の幸せまでたどり着けたと感謝できる日はやってきます。
あなたにすでに備わっている「たくましさ」を使って、苦しみから抜け出す【ゴール】まで進みましょう。
アダルトチルドレンの概念を知ると、「理想的な家族」を思い描き、追い求めがちです。
しかし世界中どこを探しても、あなたが思い描くような「理想的な家族」は無いでしょう。
程度の差はあれど、どんな家族も不完全な部分を内包しているからです。
たとえ「理想を具現化したようにみえる家族」があったとしても、仏教で説かれるような「絶対の幸福」ではありません。
幸せはいつまでも続かず、儚く脆いものです。
「家族さえ良ければ幸せだったのに、という『理想的な家族』なんて存在しなかった。幻想だったなぁ」とわかるのが1つめの【ゴール】です。
アダルトチルドレンの概念を知ると、「不完全な親」の養育で、その結果できあがった「不完全な自己」に絶望しがちです。
回復の始まりには、よくあることです。
しかし、そこに留まっていては、苦しいままの人生になります。
ACだけが、「欠陥がある」とか「不備がある」とか、
そういうことではありません。
このように “勘違い” すると、苦しくなってしまいます。
あなたは、今日まで生きてきました。祝福すべきことです。
これを、忘れないでください。
アダルトチルドレンは、親の言うことが正しいと思って従ってきました。
親にふり回されている真っただ中では、親のやり方に、疑問をもつヒマもありません。
疑問をもったとしても、表現できなかった。
表現したとしても、握りつぶされてしまった。
あなたは今、そこから一歩、踏み出して、アダルトチルドレンという概念を通して、
という意思が芽生えました。
子どもは「反抗期」を経て、自立した大人になります。
あなたは反抗期の一歩を踏み出したのです。
しかし、そこに留まっていては、苦しいままの人生になります。
アダルトチルドレンの【ゴール】を目指しましょう。
【ゴール】ですから、今はできなくても当然です。
そこに向かって進んでいく、方針にしてください。
頭でわかるのではなく、心底からそう思えるのが【ゴール】です。
聖徳太子の『十七条憲法』に、こんな言葉があります。
人間は間違いだらけです。
完璧な人間がどこにもいないのですから、「完璧な親」もどこにもいません。
完璧そうに見えるあの人も、間違いだらけの人間です。
同様に、あなたも完璧ではありません。
「完璧な自分」はあり得ない、「失敗や短所があるのが人間なんだ」と分かれば、スーッとラクになりますよ。
そして、完璧でなかった親のことも、いずれ自然と、許せるようになるでしょう。
親は最初から「親」ではありません。子どものわがままに振り回されながら学習し「親になっていく」のですが、
これでは、いつまでも「親」になれません。
子どもの心の成長にとっては、マイナスになってしまいます。
なにが、マイナスなのでしょうか。
大人によって、子どもの欲求に焦点を当てられることで、「私はこう感じている」と学習します。
これが、心の成長にとって「プラス」になる家族の機能です。
つねに親の欲求に焦点が当たる家族だと、子どもの欲求に少しも焦点が当たりません。
これが、心の成長にとって「マイナス」になる家族の機能です。
こういう環境では、「良い子」にならざるを得ません。
「良い子」は、もちろんいいことです。
社会を生きていく上でも、相手にとって都合のいい行動ができる人は、認められます。
こういう行動をとれば「良い人」と判断され、あなたと一緒にいたい、と思ってもらえるでしょう。
だから、あなたの身につけた「サバイバル・スキル」は、決して無駄にはなりません。
しかし、人間には「心」があります。
「誰かにとって都合のいい人」であり続けるのは、苦しいですね。
あなた自身の心を、無視し続けていますから。
自分の欲求を無視し続けると、こういう結果になります。
これでは、何のために相手に合わせているのか、わからなくなります。
「自分の欲求」をじゅうぶんに認めつつ、「相手の欲求」も認め、その両方に折り合いがつけられる。
これがアダルトチルドレンの【ゴール】です。
あくまでこれは【ゴール】ですから、今できない自分を責める必要はありません。
回復の過程では、練習中なのですから、できないこともあります。
焦らないことです。
「自分を大切にする行動」を1つとれたら、芽が少し伸びます。
心から「相手との関係を大切にする行動」を1つとれたら、芽がまた少し伸びます。
少しずつ、自然と大きくなっていきます。
【ゴール】の方向性さえ正しければ、どんな失敗も、試行錯誤の1つに過ぎません。
つらい経験も、プラスにしかなりません。
ゴールに向かって、成長を楽しみながら、大切に、大切に、自分の心を育んでいきましょう。
アダルトチルドレンは、自分を犠牲にしてでも、相手の欲求に応じ続けるのは、ある意味「ラク」です。
物心ついた時からずっと「目の前の相手(親)の欲求」に応じ続ける「訓練」をしてきたようなものですから、得意中の得意なのです。
アダルトチルドレンにとって、親は「動く標的」でした。
確実に「親の欲求」を撃ち当て続けないと、子どもは命に関わります。
たしかに、大人になったあなたにとっては、そう感じるかもしれません。
しかし、子供にとっては、命に関わると「感じた」のです。
そのため、常に過度の緊張を強いられてきました。
そして、「反映」と「反応」のパターンを身につけたのです。
自然に湧いてくる「自分の欲求」がどこにもありません。
これが「他人軸になってしまう」理由です。
よく「自分軸で生きよう」と言われますが、他人軸になるのは、あなたのせいではありません。
その環境で生きていくには、生き残り戦略として、その行動を選ばざるを得なかったのです。
まずは、大人になるまで生き残りに成功したことを、喜んでいいと思います。
子どもながらに、精一杯、生きてきたのですから。
大人になった今、あなたは自分で自分の「良い親」となり、「自分の欲求」に焦点を当てることができます。
自分の欲求を、ある程度、自分で満たすことができるようになることも、アダルトチルドレンの回復に必要なことです。
なぜ、親を「動く標的」にしたのでしょうか。
よくある、親にとって都合のいいメッセージに従ったからです。
一見、なにも問題ない「良い家族」であっても、こういう無言のメッセージが常にある家族ならば、機能不全家族です。
これでは、子供らしさを発揮できないからです。
「子どもらしさ」とは、
こういった経験が不足すると、次のような結果になります。
【感情否認】
自分の欲求が分からない。何が心地いいのかわからない。
なにを感じているか分からず、ある時、感情が爆発する。
【安心感・信頼感の欠如】
過度の警戒心、緊張、不信、被害感、恨み。
【矮小化した自己像】
自己否定感、恥、罪責感。
【肥大化した自己像】
矮小化した自己像を補完するために、自己否定を打ち消し、自分を大きく見せようとする。
矮小化と肥大化、この二つを行ったり来たりします。
【共依存】
しがみつき、試し行動など。
自分の存在価値を「他者の承認」の中にのみ求めます。
「他人軸」になることを嘆くよりも、褒めることも大切です。
他人のために動けることは、素晴らしいことです。
「他人軸」であってもいいのです。
「自分の欲求」に少しでも焦点を当てることができたときは、成長を喜びましょう。
「他人軸」になったときも、
「自分の欲求」に気づけたときも、
自分を褒めて、自分で自分を支えるのです。
アダルトチルドレンの特徴について、このように表現されることがあります
アダルトチルドレンの特徴を理解し、それを自分でゆるめることが、アダルトチルドレンを乗り越えるステップになります。
アダルトチルドレンを乗り越える4段階のステップを、頭に入れておきましょう。
0~3を、二歩進んで一歩下がる、三歩進んで二歩下がる、と徐々に進んでいきます。
無理のない関係を続けられるようになったら、アダルトチルドレンの【ゴール】です。
子どもに「反抗期」があって、自我が育つように、親を責めるステージ(段階)は必要です。
心の成長は、時間がかかるものです。
大人になってからの、親を責めるステージも、長く続く場合があります。
機能不全の程度によって異なるため、一概に何年かかる、とは言えません。
成長過程では、大人としての振る舞いと、子どもとしての振る舞い(親を責める)を行ったり来たりします。
しかし、忘れないでください。
「やがて、親を責めなくてもいいステージに必ず行く」という【ゴール】を。
40年も50年も親を責め続ける人を見てきました。
【ゴール】がなければ、いつまでも苦しみます。
周りも困惑してしまいますが、本人が一番つらい思いをします。
たとえ健全な家族に育っても、
と、いつまでも世の中を呪い、他人を恨み、責任転嫁する人はいます。
「心の成長」は、家庭環境、家族がすべてではないからです。
生まれ持った本人の特性や、考え方、家族以外の影響も大きいのです。
アダルトチルドレンが目指す【ゴール】は、親を責めなくなるだけではありません。
アダルトチルドレンを「カギ」として、
ならば、健全な家族に育ったために学ぶ機会の無かった人より、幸せです。
他人を責める生き方を、少しずつ抜け出しましょう。
アダルトチルドレンの【ゴール】に向かうには、
自分の「怒り」をしっかり見つめる。
そして「怒り」の元である「欲」をよく見ることです。
そのヒントを最後にお伝えします。
仏教には、「罪悪観」を教えられています。
一喜一憂してふり回されるのは、「罪悪感」です。
「罪悪観」とは、
そういうものが自分にある、と明らかに観ることです。
罪悪とは、欲・怒りなどの「煩悩」です。
人はみな、欲や怒りの心で苦しんでいます。
そういう「欲」が誰にでもあります。
「欲」を妨げるものには「怒り」になります。
自分で心を見つめようとしても、罪悪「感」になりがちです。
こう思うのは、罪悪「感」であり、自分責めです。
仏教を聞くことは、欲や怒りの心があることを「観る」こと。
仏教を聞けば聞くほど、罪悪観が深まります。
欲や怒りの煩悩があるままで、幸せの心になる方法がある、と教えられたのが仏教です。
あなたの罪悪「感」を、罪悪「観」に変えて、本当の幸せ(心の幸せ)に向かって進みませんか。
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