人間関係

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孤独感から抜け出すには?|女性仏教講師の癒しカフェ

こんにちは、仏教講師の椿修子です。

新元号となり、心機一転頑張りたいという人も多いと思いますが、人事異動、新年度の新しい環境で、孤独感に悩んでいるという人も多いかと思います。

今日は、そんな孤独感を解決する仏教の教えです。

孤独感から抜け出すには?その1|人とコミュニケーションをとる時、あなたはどっち?

皆さんは人とコミュニケーションをとる時、どっちですか??

1.相手からよく見られたい

2.本心をわかってもらいたい

相手や状況によって、コミュニケーションを取る目的は変わりますね。

会社の人でしたら、ほとんどの場合、良い評価を得たい。

友達とか家族の人には本心をわかってもらいたい、という気持ちが強いという人が多いと思います。

前回、1の、他人の評価について、あてにならないということを書きました。

今回は2の、本心をわかってもらいたいという孤独感について書きたいと思います。

孤独感から抜け出すには?その2|分かってもらいたいのに分かり合えない

周りの人に本心を理解してもらいたくて話をしていても、現実にはなかなか分かってもらえなくて、「あ~もう、なんでわかってくれないの!」と腹が立ったり、「あの人は、同じ人間なんだろうか?」と思うこともあります。

分かり合いたいのに分かり合えない。

こういう孤独感に悩まされる経験が、多かれ少なかれあると思います。

孤独感に悩まされるケースa~上司と部下

上司と部下で、非常にすれ違いを感じる。

入社してまず言われるのが、「ほうれんそう(報告連絡相談)を徹底してください。それが社会人の基本ですよ」ということです。

ところが、いざ、やる気一杯、報告連絡相談をしようとすると、上司の人が忙しくて、迷惑そう。

そうかと思うと、「何でもっと早く報告しないの?」と叱られる。

上司から「言ったよね!?」と怒られて、(聞いた覚えはないけれど、そんなこと言える雰囲気じゃないな……)と思いつつも、だまってしまう。

一方、上司は、部下が何を考えているのか分からない。

少し厳しく言うと泣き出してしまう。指導もできない。

そう思っている間に会社に来なくなって、辞めてしまった。

上司も部下も、スムーズな意思疎通で良い関係を築きたいと思っていても、実際は難しいという場合が多いようです。

孤独感に悩まされるケースb~男性と女性

会社の人は他人ですから、しょうがない…ということで、プライベートで女性が男性に悩みを話する場合。

「ちょっと聞いてよ!こうなって~、ああなって~、私がこんな目にあって~、ひどくない!?」

これに男性が、「そうか、じゃあ、~~してみたらいいんじゃない(^^)」とアドバイスを女性にしてしまうと、女性は「ぜんぜん分かってくれない(●`ε´●)」と腹を立ててしまうことが……。

もちろん、人にもよりますが、「『ねえねえ聞いてよ』としか言ってない!『アドバイスをちょうだい』とまでは言ってなーい!なんで辛い思いをした私に、更にあなたから指示を受けないといけないの?ただ話を聞いてもらって、そうかそうかと頷いて欲しいだけだったのに!」と分かってくれないという思いを持ってしまう。

しかし、男性の立場に立つとどうでしょうか。

「ねえねえ聞いてよ」と言われたから、理解してあげようと思って時間をとって悩みを聞いて、最大限のアドバイスをしてあげたらなぜかプンプン怒り出した!?ということになります。

お互い分かってほしい、分かってあげたいと思って悩み相談を始めるのに、最後は全然分かり合えなかったとなってしまうのは非常に残念なことですね。

難しいですね^^;

孤独感に悩まされるケースc~夫婦

男性と女性の中で、一番この人が分かってくれるという人は、夫婦ではないでしょうか。

この人は自分のことを分かってくれないと思ったら、なかなか結婚しようという気持ちになりません。

この人は、一番自分のことを分かってくれると思ったから、結婚する。

その夫婦でさえ、どうでしょうか。

台所事情一つでも、洗い物をすぐに片付けるか、シンクに置いたままか、それでケンカになってしまう。

「信じられない!なんでこんなことができるんだ」ということが、一緒に生活してみると出てくる。

日本の離婚は3組に1組と言われます。

「この人は自分のこと分かってくれる」とお互いに思って結婚したはずなのに最後は、「こんなに理解不能な人はいない」と思って別れることもあるんですね。

孤独感に悩まされるケースd~親と子供

なかなか分かり合えないなというご家庭も多くあるようです。

子供のことは全部分かっていると思っていても、だんだん分からないことが出てきます。

思春期になると、どうしたらいいのか、頭を抱えている親御さんが多くおられます。

一方、子供も、「親は自分のことを理解してくれるだろう」と思って話をしているのに、忙しそうにスマホやパソコンを見ながらまともに話を聞いてくれない。

聞いてくれたと思ったら、「分かった分かった」と軽く返事されるだけで共感してくれない。

頑張っているところは認めてくれず、ダメ出しばかりされる。

学校では楽しく友達と言いたいことを言い合っているけども、家に帰るとすぐに自分の部屋に直行して親とほとんど口をきかない、というお子さんもあります。

親子だからこそ分かり合いたいと願っても、現実は、親子だからこそ言えない、分かり合えないということもありますね。

孤独感に悩まされるケースe~親友

親友といえば自分のことを理解してくれる人だと思うかもしれませんが、「親友とは、自分は独りなんだということを教えてくれる人である」と言われることがあります。

親友でも、これ以上は話ができない、また、これ以上は話をしても分かってもらえないというところが出てきます。

親友同士でも、あくまで他人です。

親友だから全部分かってくれるかなと思っても、分かり合えるところまでしか分かってもらえない。

全く同じ人生を歩んでいるわけではありませんし、全く同じ心の感じ方ということもありません。

自分を本当に理解してくれる人はいない、本当の所、自分は独りなんだなということを教えてくれる人だ、ということですね。

孤独感から抜け出すには?その3|分かり合えない理由

今まで色々な人間関係を見てきましたが、どんなに縁の深い人であっても、分かり合えないんだということを実感されたのではないでしょうか。

どうしてそうなってしまうのでしょうか。

仏教では、一人一人、違う業界(ごうかい)に住んでいる、と言われます。

業(ごう)とは行いや経験のことです。

一人一人の今までの経験を行い、思考パターンなどによって作られた、一人一人の世界に住んでいるんですよ。

同じ空間に座っていても、実は、一人一人違う世界に住んでいるんだって言われるんですね。

同じ映画を見に行っても、私が感動して泣いている隣で、つまらなくて寝ている。

パーティーでみんな楽しそうだけれども、自分一人冷めていて楽しめない。

勧められたお笑い番組を見たけれども、笑えない。

一人一人の世界に住んでいるから、分かり合えるようで分かり合えないのが当然なんだよと教えられます。

共通部分は共業(ぐうごう)と言います。

共通の経験や、共通の思考パターンの人、共業がある部分は非常に話が盛り上がりますね。

「分かり合えた!」と思えるのはこの共業なんですね。

自己紹介をして、同じスポーツをやっていたとか同じ経験があるという人は、共業がありますので、「あー分かる分かる!」ということで仲良くなりやすいです。

しかし、もっと話をすると、分かり合えない部分が見えてきます。

だから、仏教では、私たちはみんな、独りぼっちで生きているんだと教えられています。

人世間愛欲の中にありて、独り生れ独り死し独り去り独り来る(大無量寿経)

愛欲というのは、分かってもらいたい、理解してもらいたいということです。

私達は人に好かれたい、分かってもらいたいと思って生きていますが、生まれてから死ぬまで、心はずっと独りぼっちなんだと言われているんですね。

人間同士、分かり合えない。

寂しい、孤独な心をみんな抱えています。

孤独感から抜け出すには?その4|孤独な心との向き合い方

ここまでだと、ただ寂しくなってしまうお話ですが、では、分かり合えない、ということをどのように考えていけばいいのでしょうか?

「分かり合えないと、分かり合う」と言われます。

分かりあえない心で苦しんでいるのは自分だけではないんですね。

相手も分かり合えない寂しい心を抱えている。

それは、相手のことを本当に理解していることになります。

それが、分かり合う第一歩になります(^^)

もし、相手は自分のことを分かってくれて当然、私も相手のことを分かっていると思うと、悲劇が始まります。

「分かり合えないと、分かり合う」

これが、正しい理解の第一歩なんですね。

「分かり合えなくて当然」のところから、分かり合う努力につながります。

孤独感から抜け出すには?その5|分かり合う努力

別々の世界で生きている人同士、理解しあうには、どうしたらよいのでしょうか。

ポイントは、先ほど出てきた共業(ぐうごう)です。

共業は、努力によって広げることができます。

共通の経験をしたり、相手に質問したり、相手の話を聞く、相手の立場にたって考えることで、共業、相手との関係も変わっていきます。

もちろん、相手を知るのは限界がありますが、「分かり合えないと、分かり合う」。

私も、相手も、分かってほしい寂しい心を抱えているという相互理解を出発点に、理解しようという努力で、よりよい関係を築いていきましょう。

もっと知りたい方は、ぜひ、お近くの仏教セミナーや講座に参加してみることをおすすめします。いま、幸せについて勉強するなら、仏教がいちばんです。

仏教を学べるセミナーに参加された方の感想を紹介しましょう。

「女性同士の会話に疲れて、いろいろ悪いことを思ってしまう自分は、なんて醜いのかと自分が悪いと思っていたんです。それが、仏教を聞いて、みんな同じなんだと知って、とても楽になりました
「人間の本当のすがたを、お釈迦様が教えられているのを聞いて、私だけではなかった。人間みんなそうなんだ。と分かったら、今までいろいろ悩んでいたけど、冷静に物事を考えられるようになりました
「仏教を聞いてとても心が明るくなりました。人間関係も割り切れるようになって、こんな時は、みんなこんなふうに思うから、こうなっても当然だな、と思うようになりました

皆さんも、仏教を続けて聞けば、必ず物事の見方が変わります。とても心が強くなった、という人もいます。

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この記事を書いた人

仏教講師:椿 修子



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