人間関係

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人の目が気になるあなたへ 自分を変える考え方【決定版】

こんにちは。仏教講師の椿修子です。

他人にどう思われているのか、朝から晩まで気にしていませんか。他人の言葉で一日中心が重くなって引きずってしまったり、叱られると、「じぶんの存在がなくなればよいのに」と思ってしまう。そんなふうに感じてしまう人も多くいます。
そこで、自分らしく生きていきたいのに、他人の言葉に一喜一憂して、人の目を気にして生きている全ての人への処方箋をお伝えします。

人の目が気になるあなたへ|他人の評価という鏡

他人の評価を法話では、よく鏡に例えて「他人鏡」と呼んでいます。

私たちは自分の価値を他人鏡に映して、他人の言葉、評価で、自分が良い人間だと思ったり、ダメな人間だと思ってしまいがちですね。

他人鏡に良く映ろうと、朝から晩まで人の評価を気にして生きている気がする。他人から褒められると、「自分は価値のあるすばらしい人だわ」と思えたり、他人からけなされると、「自分なんていないほうが良い人間だ」と思ってしまうこともあるのではないでしょうか。

無視されたり、死ねと言われると、本当に自分は居ないほうが良い人間だと思ってしまう。人の評価に自分を映し出して、自分の価値を見ているのです。

しかし、他人鏡は私の姿を正しく評価する、映す鏡なのでしょうか。朝から晩まで気にしている他人の評価は、正しい評価なのかどうか、考えてみましょう。

人の目が気になるあなたへ|なぜ洋服屋さんの鏡は曲がっているのか?

実は、他人鏡は曲がっている鏡だと言われます。

洋服屋さんの鏡って、実は曲がっているって知っていましたか?

女性の洋服屋さんだけかもしれませんが、洋服屋さんの鏡はすこーしだけ、実際よりも細く見えるように曲がった鏡が置かれています。お店で試着してみるととってもすっきり綺麗に見えるのに、家に帰って着てみると、どうもだぼっとしているように見える^^;細く見えると気分がよくなり、お財布のヒモもゆるみがちになるようです。

店員さんもいわば「曲がる他人鏡」。試着している時は「とっても綺麗です~。お似合いですよ!」と褒めてくれますが、町なかで会っても褒めてくれないですよね。

私たちも、上司とか契約相手とか、自分の利益になる人だと思うと、相手を褒めようという気持ちになります。

「社長、今日もネクタイ素敵ですね~!」など、自分に利益になると思ったら褒めますが、自分の利益に関係のない人を一体どれほど褒めているでしょうか。

人の目が気になるあなたへ|他人鏡は○○によって曲がる

ではいったい何によって他人鏡が曲がるのでしょうか。それは……。

都合です。

人の評価は都合によって変わると言われるのです。
これを仏教の歌では、昔から「正も邪も勝手に決める我が都合」と言われるんですね。

私がこの言葉を最初に聞いた時、一番最初に思い浮かんだのが、大学当時の英語の先生でした。

ショートカットの女性の、とても厳しい先生で、宿題が多いんです。テストも難しく、みんな悪い点数を取っていました。

大学には、生徒が先生を評価するアンケートがあり、その中では先生のことを「鬼だ」とみんな言っていました。

しかし学期末に成績が返ってくると、ちゃんと授業に出ていた生徒は皆、優の最高評価をつけてくれていたのです。

その時の、私を含めたクラスメイトの先生に対する評価は「鬼」から「仏」になりました。

「あの先生っていい先生だったんだね!!」と、評価が180度変わってしまったことに、我ながら現金だなぁと思いました^^;

社会に出て、苦手な上司と思っていても、「今日はおごるから何でも食べていいよ」と言ってくれたら、「あ、この人、良い上司だったんだな」と、好きになることもあります。

そうそう、私、運転に苦手意識があるのですが、車に乗っている時にパトカーを見ると、「何でそこにいるの?早く遠くに行ってくれたら。。」と、毛嫌いする気持ちが出てきます。

ところが、繁華街を歩いている時に、パトカーがそばを通ると、「治安を守ってくれてありがたいなぁ。できるだけ自分のそばを走っていてほしい」と、好意的に思います。

人の目が気になるあなたへ|都合によってコロコロ変わる他人鏡

私たちは、身の回りの人を「あの人は良い人、この人は悪い人」とレッテルを張っていませんか?

自分の評価と他の人の評価が、全く違うことに驚くことがあります。

私は大好きな友達の、悪口を他の友達が言っているのを聞くと、「良い人なんだけどな~」と思ったり、逆に大嫌いな人を、他の友達が褒めているのを聞くと、「どこからどう見たらあの人がそんな良い人に思えるんだ」と思ったりします。

自分があの人は良い人、悪い人と思っているのは、ちょうど私にとって都合が良かったから、悪かったからそのように思っているだけで、実は、その人は良い人でも悪い人でもありません。

「正も邪も勝手に決める我が都合」。好きな人がミスをしたら「可愛いなぁ」と許せても、嫌いな人が同じミスをしたらどんな心が出てくるでしょうか。「ちゃんとしろよ怒」と、同じことでも自分の主観によって、良い悪いを勝手に決めています。

このように、私が人を評価する時には、いい加減な自分の都合で相手を良い悪いと評価しているのと同じように、相手が私を評価するのも、相手の都合によってころころ変わって当然です。だから他人鏡は曲がっているのです。

人の目が気になるあなたへ|一休さんのアドバイス

室町時代の禅僧、一休さんのアニメで有名な一休和尚は、このように歌いました。

「今日褒めて明日悪く言う人の口 泣くも笑うも嘘の世の中」

今日、「あなたは素晴らしいね~」と褒めてくれた人が、明日には「なんでこんなこともできないんだ。少しおかしいんじゃないか」と悪く言ってくる。それが昔も今も変わらない、人の口の実態なのですよ。

だから、褒められたからといって有頂天になるのも、けなされたからといって、自分はダメな人間なんだとメソメソ泣くのも、ともに真実のない嘘偽りの人の口の世の中なんですよ、と、一休さんは教えてくれています。

室町時代の人も、人の口に一喜一憂して悩んだり悲しんだりしていたんですね。一休さんの言葉に、「昨日あの人からあんなこと言われて本当に嫌だった」と苦しんでいる人も、スーッと楽になるのではないでしょうか。

人の目が気になるあなたへ|自分の見せ方を振り返る

人間を英語でパーソンと言います。パーソンの語源はペルソナ、仮面という意味です。

私たちは、日々仮面をつけて生きている、ということです。

親に見せる顔と、友達に見せる顔は同じですか?

家ではとても友達に見せられない、素の自分が出てしまう、また逆に、友達といる時は楽しく過ごせて何でも言えるのに、家に帰ると笑顔が消えて、何も喋らず、自分の部屋に入ってしまうという人があると聞きます。

では、友達に見せる顔と、会社の人に見せる顔は同じでしょうか?

これも全く違う。会社では、社会人としての仮面をかなり意識してつけている、という人も多いと思います。同じ会社内でも、上司に見せるよく仕事のできる自分と、同僚に見せるあまり仕事のできない自分と、使い分けしているのではないでしょうか。

早く出世したいので、上司には、よく仕事ができる自分をできるだけ見せますが、同僚に、仕事のできる自分をアピールしては、嫌われてしまいますので、「毎日毎日失敗ばかりだよ~」と、話しやすい同僚の関係を作っています。

私たちは意識するしないに関わらず、親、友達、上司、同僚、恋人、オタク仲間と、付き合う相手に合わせて、見せる自分の仮面をパッと付け替えて接しています。

相手に応じて、少しでもよく評価してほしい、悪く見られたくないと思うからではないでしょうか。

人の目が気になるあなたへ|人の目でくよくよする必要はない

このように、自分は仮面をつけて相手の鏡の前に立っていますし、相手の評価という鏡は、都合によってグニャグニャ曲がっています。

仮面を曲がった鏡で映し出したら、そこには何が映るのでしょうか。そこに投影される自分像はまったく真実性がないということが分かると思います。

「今日褒めて明日悪く言う人の口 泣くも笑うも嘘の世の中」

自分を評価してくる相手の言葉も、相手に見せている私の姿も、共に、その場その場の都合で変わっている、一時的な、真実のないことだと知れば、他人の言葉に一喜一憂しているのが、馬鹿らしくなってくるかもしれません。

私たちは、相手の言葉に敏感で気にしやすい性質を持っていますが、相手の評価と、自分の仮面の 変わりやすいことを知れば、人から言われた時に少し距離を置いて、相手と自分を冷静に見られるようになってきます。

人の目が気になるあなたへ|本当の自分を知ることが大事

いかがでしたか?今回は、他人鏡についてお話ししてきました。

では、他人鏡に映る姿が本当の自分ではないとすれば、一体何が、変わらない私の本当の姿なのでしょうか?

ありのままの自分の姿が分かると、他の人の言葉に一喜一憂しなくてもよくなります。本当の自分の姿を教えられている仏教を学ぶと、ぶれずに、明るく楽しく自分らしく強く生きていける道が見えてきます。

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この記事を書いた人

仏教講師:椿 修子



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