福島県の山辺武志さん(仮名・39)は、幼少期より、いじめの苦しみ、孤独を味わい、それらに耐えながら、どこまで生きればいいのか、ゴールの見えない人生にもがき続けてきました。
そんな山辺さんに転機が訪れたのは、2年前。現在では、多くの友だちに支えられながら、ともに喜びいっぱいの人生を送っています。
もう誰も信じられない
「あーっ! ブレーキが効かない」
このままではクルマに追突してしまう…とっさに、オートバイごと、体を山の斜面にぶつけました。
「良かった……。交通事故を起こさずに済んだ」
痛む足を引きずりながら、オートバイを調べてみると、ブレーキに、べっとり塗られたサラダ油。
悪意あるイタズラと知り、怒りの心でいっぱいでした。
私の記憶は、家庭内暴力から、始まっています。
幼い時から、受け続けた暴力。それに耐える日々。
そんな匂いを、嗅ぎつけるのか、学校でも、いじめの標的に、されました。
小学校、中学校、そして、高校生になっても、それは続きました。
もう、誰も信じられない……。助けを求めても、いじめがより、増長するだけ。
助けて…と叫ぶ心にブレーキをかけ、自分の殻に、閉じこもっていきました。
殻に閉じこもることだけが、自分を守る手段だと、本気で信じていたのです。
私なんて、死んでも構わないんだな
大学に行けば、地元を離れたら、きっと変わる。
期待に胸ふくらませ、夢を描いた大学進学。しかし、幸せは束の間でした。
大学に入って、ジャガイモみたいな顔をした、先輩から受ける扱いは人間以下。
こちらがジャガイモ扱いでした。
精神論を振りかざし、理不尽な要求をしてくる人たち。
あげくの果てに、イタズラにしては、度を超えたあのオートバイへのイタズラ。
私なんて、死んでも構わないんだな…彼らの横暴には、ブレーキなどありませんでした。
社会人になってからも、学生時代以上に、理不尽がエスカレートするばかりで、私の心は暗く、疲弊していきました。
それでも「生きろ。生きろ」。励ましの声が、周囲から聴こえても、何のために、生きていくのか分からない。
親にも聞いた、先生にも聞いた、自分自身に、どれだけ問いかけたか、分からない。
ゴールはどこなんだ…心すれ違う、悲しい毎日と、自分の生き様に、ため息ばかり、ついていました。
きっとどこかに、答えがあるはずだ。
すがる思いで、心理学や哲学の本を、読みあさり、色んなイベントに参加して、答えを探し求めました。
出会えた!最高の仲間に
そのなか、出会えたのが、社会人サークルの仏教の勉強会でした。
すごい!私の心を、全てご存知かのような、ブッダの言葉。
この道を進め、本当の幸せの世界があるぞ。仏典の力強い断言。
初めて巡りあえた、やっと巡りあえた、なぜ生きるの答え。
そして、その道を真摯に求めている友だち。
優しく、そして時に厳しく、共に進もうと、励ましてくれる友。
今だかつて、出会ったことのない人たちでした。
報われる苦労があることを、初めて知りました。
共に、努力してくれる人たちに、初めて会えました。
いつしか、私の四角く、いつも余裕がない顔つきが、笑顔に変わっていきました。
「山辺君。最近、明るくなったね」と周囲から言われるようにもなりました。
顔かたちは変わりませんが、心は丸く大変わりです。
今では、元気な挨拶とまん面の笑みを、周囲に届けられるようになりました。
生まれてきて良かった。死ななくて本当に良かったです。
ブレーキの利かない、恐怖は過去のこと。
今の私に、ブレーキはいりません。
光に向かって、アクセル全開です。
「はらからと、本懐見事果たすまで、共に励まし、共に進まん」
いじめと家庭内暴力に悩んでいる方へ
山辺さんは、「生きることを苦痛に思い、ため息をついている方々へ、『人間に生まれてきてよかった』と言える心からの喜びを伝えたいです」と語っています。
もっと知りたい方は、ぜひ、お近くの仏教セミナーや講座に参加してみることをおすすめします。いま、幸せについて勉強するなら、仏教がいちばんです。
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