幸せとは

幸せとは

なぜ「宝くじに当たって不幸になる理由」が分かれば幸せになれるのか

宝くじが当たる確率って、どれくらい?

こんにちは。編集部のコーヒーおじさんです。今日で8月も終わりですね。

こんにちは。編集部の齋藤ゆうまです。
そういえば、9月2日は「宝くじの日」だそうですよ。

いや、その前に9月1日「防災の日」なんだが……。

かたいこと言わないで、夢をみさせてくださいよ。ドリームジャンボ宝くじで、1等が当たる確率を調べてみたんです。

 

  • サマージャンボ宝くじの場合、1等5億円が当たる確率は、1000万分の1(0.00001%)
  • 年末ジャンボ宝くじの場合は、1等7億円が当たる確率は、2000万分の1(0.000005%)

サマージャンボは、年末ジャンボより、2倍も当たりやすいみたいですよ!!

ちなみに1000万分の1というのは、100kgの米の中に、1粒だけ1等がある、というぐらいの確率です!

全然うれしくないし、当たる気もしない。

ですよねー。ちなみに、他の確率と比較してみました。
  • 雷に撃たれる確率 1000万分の1
  • 飛行機が墜落する確率 20万分の1
  • 地震で死ぬ確率 13万分の1
  • 洪水で死ぬ確率 3万分の1
  • 自動車事故で死ぬ確率 1万分の1

やっぱり「防災の日」が大事ってことじゃん?

そうともいえますが、当たるかどうかは別として、宝くじの楽しみって、「ひょっとして当たるかも」というわくわく感とか、「もし当たったら何を買おうかな~」と妄想するところにあるんじゃないでしょうか。

妄想するだけで楽しいよね。いや、妄想しているだけのほうが幸せなんじゃないかな。宝くじに当たって逆に不幸になった人の話、よく聞くよね。

宝くじに当たって不幸になる?

最近も『宝くじで1億円当たった人の末路』(日経BP社刊)という本が話題になりました。

ネット上でも、

「まさに天国から地獄…巨額の宝くじに当選して人生を破滅させた10人」

「【実話】宝くじ高額当選からの転落人生を送った3人の怖い話…」

など、宝くじに当たって不幸になったという実話は、数知れません。

宝くじ当選者に配られる「その日から読む本」

聞くところによると、宝くじで1000万円超の高額当選者だけに配られる「その日から読む本」というものが存在するそうです。

その本には、高額当選者の心得が、こまかく記されているという。

例えば、

  • 受け取った当選金は、安全な保管場所へ
  • 1人でも人に話せば、うわさが広まるのは覚悟しよう
  • 当面使うお金と、残すお金に分けよう
  • もしもの時のために遺言状を作ること

といった警告が、いくつも列記されているそうな。
おそらく、過去に起きた悲劇の教訓が、その本につまっているのでしょう。

誰にも言えないことが、一番つらい

宝くじに当選したら「当選したことを他人にしゃべらない」のが鉄則といわれます。

ある高額当選者の方は「誰にも言えないことが、一番つらい」と、インタビューで答えていました。もし家族にばれ、同僚にばれ、友人にばれ、知人にばれてしまったら、それから自分の身に何が起こるか・・・。

宝くじ、当たらないほうが幸せに思えてきた……。

あれ?おかしいですね。でも、お金がないときは、宝くじに当たれば幸せになれるのに、と思いますよ。

やっぱり「有無同然(うむどうぜん)」か……。

なぜ宝くじに当たると不幸になるのか

なぜ、夢のような宝くじに当たって不幸になるのか。その理由は、私たちの求める幸せは「有無同然」という特徴があるからだと仏教では教えられます。

「有無同然」とは、お経に出てくる言葉で、「金や物が、あってもなくても、苦しんでいることに変わりはない」ということ。

お釈迦様が、人間の欲望を満たす幸せの本質を漢字4字でズバリ言い当てられたのが、この「有無同然」という言葉です。

お経には、次のように説かれています。

「田なければまた憂いて田あらんことを欲し、宅なければまた憂いて宅あらんことを欲す」
「田あれば田を憂え、宅あれば宅を憂う。牛馬・六畜・奴婢・銭財・衣食・什物、また共に之を憂う。有無同じく然り」
(大無量寿経)

この言葉は、次のような意味です。

「田畑や家が無ければ、それらを求めて苦しみ、有れば、管理や維持のためにまた苦しむ。その他のものにしても、みな同じである。ゆえに、憂いは、有る者も無い者も同じなのだ」

金、財産、名誉、地位、家族、これらが無ければないことを苦しみ、有ればあることで苦しむ。それはちょうど、有る者は「金の鎖」、無い者は「鉄の鎖」につながれているようなもので、材質が金であろうと鉄であろうと、苦しんでいることに変わりはない。これをお釈迦様は「有無同然」と説かれています。

お金がない時は宝くじが当たればなあと、無いことでわずらい、宝くじが当たれば、だれにもばれないように、と維持管理に苦しむ。まさに「有無同然」ですね。

宝くじにあたって不幸になる理由は、私たちの求めている幸せが「有無同然」のものだから。「無から有になれば、幸せになれる」というのが私たちの常識ですが、それは迷信だと仏教は教えられるんですね。

では、私たちが、本当に幸せになるには、どうすればいいのでしょうか。

「有無同然」ではない幸せを、手に入れるしかありません。仏教には「有ってよし無くてよし、いつ死んでも悔いなし」という本当の幸せが教えられています。

それはどんな幸せなのか?どうすれば、その幸せになれるのか?ということについては、こちらのメルマガでわかりやすく学べますので、ぜひ読んでみてください。(無料)

人生の目的が5ステップで分かる
特典つきメールマガジンの登録は
こちらから

詳細を見る

関連記事

人生の目的とは 生きる意味やヒントを見つけるための特集ページです。

生きる意味やヒントを見つけるための特集ページです。