【目次】
- 「アダルトチルドレン」とは? 大人になってから似たような症状を出す人たち
- すぐできる「アダルトチルドレン」自己診断テスト
- アダルトチルドレンが身につけてきたのは「相手の要求を満たすこと」
- アダルトチルドレンの克服【第1ステップ】「自分はダメなんだ」という気持ちを和らげる
- アダルトチルドレンの克服【第2ステップ】「誰かになろうとするのではなく、自分をつくる」
- アダルトチルドレンの克服【第3ステップ】親に感謝できない自分を責めないで。本当の「親の恩」の意味を知ろう。
「アダルトチルドレン」とは?

「アダルトチルドレン」って知っていますか?
子供っぽい大人、という意味ではないんです。
「安心を与えてくれない親のもとで育った子供たちが、大人になったら、こんな症状が出てしまう!」という考え方です。
もとは「大人になった(親がアルコール依存症の)子供たち」という意味でした。
そのうち、親がアルコール依存症に限らず、仕事ばっかりでほったらかしだったとか、いつも親の都合で急にキレてくるとか、範囲が広がるようになりました。
さらには、見た目は「いい親」だけど、なんでも親が決めて子供に自由がないとか、学歴や収入の良さにばかりこだわっているとか、親が優等生タイプの人の場合でも、子供は生きづらさを抱えていることがある、となって、もっと範囲が広がりました。
一言でいえば、「子供の時に、親との関係で安心感がなかった」人は、大人になってから似たような症状が出てる、というふうに研究が進んで、ひとまとめに「アダルトチルドレン」と呼ばれるようになったんです。

私のことでいうと、子供のころ誰かがウチに来て、家庭の事情を知ったら、「そんなことしたら子供がかわいそう!」と言ったでしょう。でも、子供の時の私は自分の家族しか知らないから、「家族ってこういうものだ」と思ってました。
それが大人になってから、症状が出て、どうにもならなくなって、いろいろ調べてみたら、アダルトチルドレンだった、というわけです。
あなたも「私ってアダルトチルドレンなのかな?」と思うなら、まず自己診断テストをやってみてください。
すぐできる「アダルトチルドレン」自己診断テスト
すぐできる「アダルトチルドレン」自己診断テスト
(アダルトチルドレンは病名ではありません。あくまで自己診断で、苦しみの原因を見つけるヒントにしてください)
- 周囲の期待に応えるのは得意だけれど、自分がどうしたいのかを聞かれると、はっきりわからない。わくわくする感覚が薄い。
- 感じていることがあっても、相手の反応が怖くて表現できない。表現したとしても、あとで長い時間、自分が言ったことに対する相手の反応が頭から離れない。
- やりたくないことでも、断ったら相手に嫌われる気がして、断れない。なんとか断った時も、相手が不快に思った様子をありありと思い浮かべてしまう。
- 相手に必要とされないなら、自分には存在意義はないと思う。
- 「自分はここにいていいのだろうか」という不安を感じやすい。
- 頑張りすぎて燃え尽きることを、繰り返してしまう。
- 理由もないのに頭痛や腹痛などがあり、慢性的にからだの調子が悪い。
- 人とは表面上の付き合いで、本心は誰も自分を必要としていないと思う。
- 自分を気に入らないと思っている(だろう)人のことが頭から離れない。
<自己診断テストの結果>
「すごくそう思う」「まさに私のことだ」と思う項目が多いなら、アダルトチルドレンである可能性が高いです。
この自己診断テストで、当てはまる項目が多かったなら、逆にいうと、アダルトチルドレンのトラウマを克服すれば、もっと生きやすくしていける、ということでもあります。
アダルトチルドレンが身につけてきたのは「相手の要求を満たすこと」

もしかしたら「親から学んだことなんて何もない!」と言う人もいるかもしれませんね。でも、生まれてから、ものすごくたくさんのことを、幼いながらに親の真似をして身につけてきたんですよ。
たとえば、「こういう時は怒っていいんだ」「腹が立ったら、ヤケを起こしてもいいんだ」「不満は相手に直接伝えず、別の人にぶつけるものだ」など、親の感情の表現方法を、子供はよく見ています。
アダルトチルドレンは、自分が親のどんなところは嫌だったのか、きちんと自覚していないと、知らないうちに自分も親と同じやり方をしていた、ということが起きます。
そして、アダルトチルドレンが親との関係で身につけてきた最大のことは、「相手の要求を満たすこと」です。
とにかく親の要求を察知し、満たすことを必死でやってきたアダルトチルドレン。
大人になってからも、知らないうちに、誰かの要求を満たすことを行動の基準にしていることが多いです。
それがうまくいっているうちは、それでいいのですが、私と同じように、症状が出て、どうにもならなくなってしまうケースをよく聞きます。
誰かに合わせると、他の誰かにとっては都合が悪い。すべての人の要求に応えることは不可能です。必ず誰かの要求は満たせなくなり、もえつきてしまいます。
その結果、頭痛や腹痛などの症状が出たり、いつも身体の調子が悪かったり、うつ病や対人恐怖、摂食障害、依存症などになったりします。
「過去は変えられない。アダルトチルドレンの私はどうすればいいの?」という声が聞こえてきそうですね。
今回は3段階のステップで、アダルトチルドレン克服にとりくんでみましょう。
アダルトチルドレンの克服【第1ステップ】「自分はダメなんだ」という気持ちを和らげる
アダルトチルドレンはまず、「自分はダメなんだ」という気持ちを和らげましょう。
そのためには、「私は親から怒りをぶつけられるのは嫌だった」「親がケンカしているのを見て不安だった」と、子供のころ出せなかった感情を、いま、出してしまうことです。
そして、「私は子供のころ、無理してたんだ」「がんばって生きてきたんだ」と、自分のこれまでを、じゅうぶん、抱きしめてあげてください。
こうすることで、「自分はダメなんだ」という気持ちが和らぎます。そして、「私はもっと幸せになっていい!」と思えるようになります。
アダルトチルドレンの克服【第2ステップ】「誰かになろうとするのではなく、自分をつくる」
アダルトチルドレンの共通する問題は、子供時代、安心して自分のやってみたいことができなかったことです。
なぜなら、親の要求を満たすことに一生懸命だったから。
その結果、大人になってからも、誰かの要求を満たすことに一生懸命になってしまいます。
「誰かになろうとするのではなく、自分をつくる」
誰かの要求を満たし続けるのは、その人になろうとしているのと同じことです。
いまは、まだ自分の気持ちがよくわからないかもしれませんが、小さなことから、「私はこうしたい」「私はこれが好き」という気持ちを大切にして、ゼロから自分をつくることを始めてみましょう。
なにからなにまで、すべて同じものが好き、という人間は、一人もいません。「好きなこと」で自分を満たして、世界中、どこ探しても、たった一人しかいない自分をつくりましょう。
アダルトチルドレンの克服【第3ステップ】親に感謝できない自分を責めないで。本当の「親の恩」の意味を知ろう。
アダルトチルドレンは、親に感謝できない自分を責めてしまうことが多いようです。
いろんな人から「親を大事にしなさい」「親孝行しなさい」とだけ言われるけれど、育った環境が過酷で、どうしても親に感謝できない場合もあります。
アダルトチルドレンは今が苦しくて、どうしても親に感謝できない。こんな自分は親不孝だ、と考えてしまうんですね。そしてもっと苦しくなってしまう。
でも本来、「恩」って、とても温かい気持ちになるはずのものです。
私は仏教を聞いてから、初めて、本当の「親の恩」の意味を知ることができました。
仏教で学んだ、親に恩がある理由。それは、「親がこの世に生んでくれて、今、私は人として生きる時間を与えられた」そして「人として生きている今、本当の幸せになれる」と知ってから、やっと「ありがとう」と思えるようになりました。
ここでは、ほっこりと温かい気持ちを伝えきることができませんが、どんなアダルトチルドレンにも共通している、本当の意味の「親の恩」は、この記事に詳しく書いてあります。
生まれてきた意味が分かれば、すべてが感謝に変わることを教えてくれる、こちらのメルマガもおススメです。ぜひ読んでみてください。
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