人間関係

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女性同士の会話は疲れる。仕事やめたい~心が軽くなる仏教のことば

こんにちは。仏教講師の山本真紀です。

今回は、女性同士の人間関係で苦しんでいる方の悩みにお答えしたセミナーの内容を、まとめてみました。きっと心が軽くなり、元気になれますよ。

【質問】
女性同士の会話って疲れます。基本的に上司の悪口だったり、同僚の愚痴だったり、うわさ話ばかりで疲れる。だけど話に入らないと自分が仲間外れにされてしまい、いじめられる。だから合わせたくないけど、合わせないといけない。なんか、いつも後味悪いです。
今の仕事やめたいとも思っています。女性同士の人間関係って難しいと思います。自分だけがこんなこと思っているのでしょうか。
心の持ち方を、仏教ではどのように教えているのでしょうか。

女性同士は、とても疲れますね

そうなんですよね。女性同士の会話は疲れます……ね。

私も学生時代に、女性同士の会話についていくのがものすごく苦痛だった記憶があります。

何しろ、人の悪口ばかりで、聞いていると嫌になります。自慢話か彼氏の話とかですよね。よくまあ話が尽きないな。陰では悪口言っているのに、実際にその人の目の前では普通に接していて「ありえない、何この子、信用できない」と思ったものでした。
女性同士の友情ってありえないなと思っていました。

悪口言っている子の顔をまともに見れなくて、こんな子とは付き合いたくないと思って距離を置くようになります。

ですが、そんな女性が多いので、距離を置くと、だんだん孤立していくんですよね。
だから、嫌だけど、話を合わせないといけない。だけどこれでいいのかな。何か悪いことをしているように思うけど、どうすればいいのか……。

人間不信になります

人間不信といいますか、何ともいえない心になりました。男性はその点、そんなこと思わないから気楽でいいなとも思ったものでした。

そんなふうに、女性同士の人間関係で悩んでいる人が多いのではないでしょうか。

会社などは狭い世界なので、毎日嫌な人と顔を合わせるのがつらい。毎朝、起きて職場に行くのが苦痛だ。心身ともに、疲れてしまって仕事やめたいと思ってしまいますよね。

心の持ち方を知りたい

そんな時の、心の持ち方について仏教ではどのように教えられているのでしょうか、という質問です。

まず、仏教では、人間の姿をどのように教えられているかについて、お話をしたいと思います。
実は、人間はみんな「煩悩具足の凡夫(ぼんのうぐそくのぼんぶ)」と仏教では教えられていて、煩悩でできているのが人間なのです。

用語解説「煩悩具足の凡夫」とは?

煩悩とは、「欲」や「怒り」「ねたみ、そねみ(愚痴)」など、私たちを煩わせ悩ませるもの。具足とは「それでできている」という意味。凡夫とは「人間」のことだから「煩悩具足の凡夫」とは「煩悩のかたまりが人間」ということ。

今年も、まもなく年末です。12月31日に除夜の鐘を突きます。その時には108回突きますね。あれは煩悩の数なのです。108の煩悩のかたまりが人間です。みんな同じなのです。

人間は煩悩のかたまり

煩悩の中でも、三毒(さんどく)の煩悩と言われているのが、欲、怒り、愚痴(ぐち)の3つです。
毒を含んでいるのです。

1.欲の心

欲の心は、なければないでほしい、あればあったでもっとほしい。自分さえよければ、という我利我利(がりがり)の心と教えられています。自分の欲のためならば、どんな恐ろしいことでも考えます。

2.怒りの心

次の怒りの心とは、欲の心が妨げられると出てくる心です。妻に無視された夫が妻も子供も殺して家に火をつけたという事件などもありました。そのように、人さえも殺してしまう心なのです。

3.愚痴の心

愚痴の心は、とても醜いと教えられているんです。
欲を起こしても怒ってみても、どうにもならない相手には、愚痴の心が出てきます。
愚痴と聞くと女性の特徴のように言う人がありますが、決して女性だけの特徴ではありません。男性にもみんな愚痴の心はあります。

愚痴とは、ねたみ、そねみ、うらみ、憎しみの心です。
他人を憎み、気に入らない相手は心の中で、呪い殺している恐ろしい心のことです。人が幸せそうにしているのを見ると、にがにがしく思えてくる、醜い心だと教えられています。

幸せにしている人がいると、心から喜べないですよね。
友達に、素敵な彼氏がいて、自慢されると、
「何よ。そんな自慢して。わざわざ見せつけなくてもいいでしょ。ふん、私だって素敵な彼氏見つけるわよ」
などと思います。

また、ブランドバックを自慢している人がいたら、
「そんな高いバック買って、どうせローンでしょ。バックなんて傷つきやすいのよ。すぐにボロボロになるわよ。そんなところに価値を見出さなくてもいいでしょ」
と思ったりします。

「自分は、なぜこんな醜い心を抱えているのか。私だけがこんなふうに思っているのだろうか。自分が悪いんだ」と自分を責めていた人もあったと聞きます。
ですが、その愚痴の心は、みんなあるのです。

すべての人は、煩悩のかたまり

すべての人は、煩悩のかたまりです。自分だけではないのです。自分を責める必要はありません。

煩悩でできているのが人間ですから、その煩悩のあるままで、本当の幸せになれる道が説かれているのが仏教なのです。

悪口言っている友達に合わせたり、自慢話にあいそ笑いしなければならないのは疲れますが、みんな同じ煩悩具足の人間なんだ。自分が彼女だったら同じようなことを言ったりしたりするんだろうな。と思えば、少し心が楽になるのではないでしょうか。
立場が変われば、みんな同じと教えられています。

仏教を聞いて心が軽くなりました

最近、セミナーに参加された方から聞いた言葉ですが、

「女性同士の会話に疲れて、いろいろ悪いことを思ってしまう自分は、なんて醜いのかと自分が悪いと思っていたんです。それが、仏教を聞いて、みんな同じなんだと知って、とても楽になりました

「人間の本当のすがたを、お釈迦様が教えられているのを聞いて、私だけではなかった。人間みんなそうなんだ。と分かったら、今までいろいろ悩んでいたけど、冷静に物事を考えられるようになりました

「仏教を聞いてとても心が明るくなりました。人間関係も割り切れるようになって、こんな時は、みんなこんなふうに思うから、こうなっても当然だな、と思うようになりました

と言われていました。

心の向きが変われば見方も変わります

皆さんも、仏教を続けて聞けば、物事の見方が変わります。
とても心が強くなった、という人もいます。
今まで、自分を否定していた人でも、みんな同じなんだと分かったら、生きることに希望がわいてきた、という人もいます。

いつでもどこでも変わらない教えです。煩悩があるままで幸せになれると教えられているのです。苦しみが喜びと転じ変わると教えられています。

関心のある方は、一度、セミナーに来てみてください。

この記事を書いた人

仏教講師:山本 真紀

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