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はじめに 自尊感情は「浮き輪」のようなもの
今回はこんなお悩みについてです。
生きることを、海で泳ぐことに例えますと、
自尊感情が高い人は、浮き輪をつけているようなものです。
自尊感情が低い人は、浮き輪なしに泳いでいるようなものです。
自尊感情が高い=良い、自尊感情が低い=悪いではないのです。
ただ、自尊感情が低いと、浮き輪がなくてしんどい。
浮き輪があったほうが、生きやすいよね、ということです。
浮き輪をつくる方法を、お伝えします。
「自尊感情が低いです」という人に共通していると感じるのは、「褒められた時に、そのまま受け取っていない」ことです。
私も昔はそうでした。褒められても、
と、褒めてくれる人を、褒めていたんですね。
それはそれで良いのですが、自分を大切にする気持ちにはプラスになっていなかったのです。
褒められたときは、自分を大切にする気持ちを高めるチャンスですが、そのチャンスを捨ててしまっていたわけです。
褒められたとき、照れくさいですよね。
よかれと思って、こんなことを言いませんか?
謙虚で向上心があって、良いことだと思います。
同時に、相手の言葉を否定していることに気がつきませんか?
褒めてくれた人は「いえ」「いいえ」と言われたら、少し寂しい気持ちがします。
このように、褒め言葉をまっすぐ受け止めてもらったほうが、褒めた人も嬉しいのです。
相手の褒め言葉をそのまま受け取ることは、相手のためにもなります。
相手のためにもなり、自分のためにもなる。自利利他だと思います。
「褒め言葉を、否定せずに『ありがとう』と受け取るようになってから、自分を大切にする気持ちがぐんと高くなった」という報告をたくさんいただいています。
だまされたと思って、あなたも、人からの褒め言葉を、否定せずそのまま受け取ってみてください。
こういうあなたは、謙虚ですね。
自分を下げることで、相手を上げることになります。
人を見下さない心がけは、大切ですよね。
同時に、自分を大切にする気持ちをもつハードルを上げています。
ハードルを上げるというのは、心のどこかで
と思っていて、自分への期待値が高いのです。
自分への期待値が高いことは、たしかに向上心につながります。
「現状に満足しない」というのは、努力するキッカケになりますね。
そういったメリットがある一方、リスクも知っておく必要があります。
ヘタをすると、100点満点のテストなのに、120点をとろうとしている感じです。不可能ですね。
自分への期待値が高いのは、どこまでも満足感が得られない「リスク」があります。
「現状に満足しない」
もちろん、現状に安住しない心がけとして良いことです。
しかし言い換えると「現状では不満だ」ということです。
不満を抱える人は、こうなります。
・苦しい
・つらい
・しんどい
・意味はあるのかと悩む
ハードルを下げると、こんなに良いことがあります。
・小さなことでも満足できる
・元気が出る
・感謝できる
・自分を肯定できる
・心にエネルギーが溜まる
・失敗しても自分を責めない
・ミスやショックからの立ち直りが早い
その心配には及びません。
ハードルを下げるデメリットは、さほど無いように感じませんか?
これまで高いハードルを課すことで自分を保ってきた人は、次のようなアイデンティティをもっていると思います。
ハードルを低くすると、これまでのやり方を失い、「じゃあ一体なにを目標にすれば……」と抜け殻のように感じることもあるかもしれません。
ある意味、心の充電期間だと思ってください。
と心の浮き輪ができてきます。
そしてもう1つ。今のあなたは、こんなアイデンティティももっているでしょう。
これまでのアイデンティティを、手離すことになりますが、そこから浮き輪をつけて泳ぐ人生が始まります。
握りしめていた拳を、ひらいてゆるめることで、得られるものがあります。
自分を大切にする気持ちは、目に見えないものです。
自尊感情は、そういうものではないのです。
そういうものでもありません。
そういう感覚をもてたら、それも自尊感情です。
「未来とは、今である」
文化人類学者マーガレット・ミード
いま、「自尊感情の低い私」というレッテルを自分に貼っていませんか。
自分を大切にする気持ちは、今この瞬間から、もつことができます。
心底から思えなくとも、口に出して言うことで、自分の耳は聞いています。
親になったつもりで、自分に言葉をかけてください。
自分の心を、大切に育んでください。
「あなたのこと、大嫌い」と言うのではなく、
「あなたのこと、大切に思っているよ」と声をかけるのです。
自分の口で言ったことを、誰が一番よく聞いているでしょうか。
自分の口で言ったことは、あなたが一番よく聞いています。
自尊感情には、欠かせません。
それはもう、自尊感情をもつことが始まっています。
仏教には、こんな言葉があります。
欲・怒り・そねみねたみの煩悩が、心に満ちている姿は、死ぬまで変わらない、ということです。
悪ばかり造っている心を、ありのまま見るのが仏教です。
そう思われるかもしれません。
実は、その逆なのです。
悪しかできない実態も、ごまかさず、まっすぐに見たまま「それが人間なのだよ」と見抜かれていたら、どんなに心が救われるでしょう。
努力して励んできた人ほど、「欲の心が渦巻いている」「怒りの心が燃えている」この心の実態にも、頷くところがあるのではないでしょうか。
こういう心を知らされている人は、本当の幸せに近い人です。
自尊感情が高い人も、自尊感情が低い人も、煩悩一杯の心の実態は変わりません。
こういう心は、同じなのです。
自尊感情が高い人も、自尊感情が低い人も、どちらであっても、本当の幸せになるには心の実態をまず知る必要があります。
と思っているのなら、そんなことはありません。
どんな人も、必ず幸せになれます。
あなたもその方法を聞いてみませんか。
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