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今回はこんなお悩みについてです。
あなたはきっと、ほがらかで、優しいのでしょうね。
人に優しくすることは、良いことです。
仏教でも、善因善果(善い行いをすれば、善い結果が現れる)と言われ、
これらは「善」だと教えられます。
逆に、悪因悪果(悪い行いをすれば、悪い結果が現れる)もあり、
これらは、悪い行いなので、そういう行いをした本人に悪い結果が現れます。
あなたは、人に優しくしているのですから、その善い行いは、やめてしまわないでくださいね。
必ずあなたが、人に慕われ、信頼されるなど、善い結果が現れます。
今、お困りなのは「舐められてしまうこと」ですね。
舐められると、悲しくなってしまいますよね。
舐められなくなるヒントが得られれば幸いです。
『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー著、1996初版、キングベアー出版)
第四の習慣「Win-Winを考える」には、【人格を磨く】と書かれています。
人格を磨くとは、どういうことでしょうか。
誠実である、約束を守る、相手の立場に立つ……など、いろいろありますが、その1つに
という内容があります。
「自分の幸せのために、他人を利用しないほうがいいんだろうな」とは思うでしょうが、なぜよくないと思いますか?
いろいろと思いつくでしょうが、
あなたの自信や安心を崩すことになるから、「自分の幸せのために、他人を利用しない」ことを勧められています。
自分の幸せのために、他人を利用していると、やがてつらい思いをするのは、あなた自身です。
「他人を利用する」と聞くと、「だまし」や「詐欺」のようですが、もっと身近で、無意識にやっていることもあります。
こういう気持ちは誰にでもある、自然な気持ちです。
ですが、あまりに不安や要望が大きすぎる場合は、自分の気持ちを満たすために、無意識に「他人を利用している」かもしれません。
言い換えると、他人に依存しています。
あなたが優しい言葉をかけるのは、あなたの善い行いです。
やがてあなたに善い結果が現れます。
今、目の前の相手がどう反応するかは、相手の問題です。
ところが、自分の幸せが他人にかかっているとき、
(他人に依存しているとき)
こういう不安がムクムクと湧き上がってきます。
もちろん、こういう不安が起きるのも、あなたが悪いわけではなく、そうなる理由・背景があるだけです。
しかし、その「無意識の不安」に気がつかず、そのまま相手にぶつけてしまうと、実際に他人が離れるリスクが高まります。
こういった無意識に突き動かされた行動は、やがてあなたの不安を膨らませて、今ある幸せを自分から壊してしまうことがあります。
相手もなんとなく気がつくので、舐められやすくなります。
あなたの幸せは、たいてい、あなたの足元にすでにあるものです。
一旦、深呼吸をして、自分の不安を見つめてみましょう。
「自分の幸せのために、他人を利用しようとしているかも?」という心に気づくことが大切です。
人格を磨くことで、舐められることは減っていくでしょう。
あなたが、人に優しくする理由は何でしょう?
こういう心はありませんか?
同じように「人に優しくする」としても、その理由が
ならば、その心が相手に伝わって、あなたも慕われるでしょう。
もし、先ほど挙げたように、
こういった理由で人に優しくするなら、その心が相手に伝わって、舐められてしまうことがあります。
「因果の道理」は、原因と結果の法則ですが、口や体の行いが1とすれば、心の行いは2の結果を引き起こすと言われます。
「人に優しくする」とき、
あなたはどっちでしょう?
嫌われたくない、見捨てられたくないと思うのも、あなたが悪いわけではありません。あなたがそう思うのにも、理由・背景があり、そう思ってしまう自分を恥じる必要はありません。
むしろ、思い切ってその気持ちを認めてしまいましょう。
あなた自身が「嫌われたくない」気持ちを認めてしまえば、舐められることも減るでしょう。
舐められないためには、まず自分が自立し、心の安定を得ましょう。
『7つの習慣』では、まず「私的成功(自分が自立する)」を勧めています。
私的成功の方法について書かれている、第一、第二、第三の習慣を実行しましょう。
あなたは自立し、心の安定を得ることができます。
自分の価値観を明確に打ち出し、主体的に計画していきます。
自分が本当に望んでいるWinは何なのかを明確にします。
ここがぼんやりしたままでは、あなたの決意はすべてムダになってしまいます。
これらは目先のWinです。
不安があるとき「闘争か、逃走か」になるので、目先のWinにふり回されがちです。
目の前の相手にとらわれ、やみくもに動くと、自分が本当に望んでいるWinとは違うところにたどり着いてしまいます。
本当に望んでいるWin=本当の幸せとは、なにか。
そのヒントに、幸せにも2つあることを知ってもらいたいと思います。
自分がまず、心が安定すると、他人との関係を築けるようになります。
他人に影響されるよりも、影響を与えることができるようになるので、舐められることも減るでしょう。
あなたが本当に望んでいるWinを明確にしましょう。
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『7つの習慣』には、【成熟】について書かれています。
あなたが本当の幸せであるWin-Winを目指すなら、
優しさと厳しさの両方が必要です。
優しいあなたは、相手の信念を尊重する「思いやり」は、じゅうぶんに持っていると思います。
まだ、自分の信念を表現する「勇気」を持たないのなら、成熟のためにあと一歩すすむ必要があります。
あなたが「勇気」を持たなければ、相手のことも本当に幸せにすることはできません。
Win-Winを目指すとき、どちらかが我慢したり犠牲になったりするWin-Loseの何倍も厳しいものがあります。
あなたが自信と勇敢さを持つことは、相手のためにもなります。
優しいだけの人は、他人を導くことはできません。
相手を幸せにすることもできないのです。
優しさだけで生きてきたあなたにとって、自信と勇敢さを持つことは、難しいかもしれません。
でも「勇気と思いやりのバランス」のうち、あなたはすでに1つを持っています。
成熟まであと一歩です。
いきなり完璧な「勇気」をもつなんて、誰にもできません。
小さな勇気の積み重ねで、あなたは「勇気」を身につけることができます。
相手の話を聞いて感情移入をすると同時に、勇気をもって自分の立場を主張することが、舐められないコツです。
「勇気と思いやりのバランス」を考えるとき、仏教の「智慧」と「慈悲」がヒントになるかもしれません。
仏教で、智慧は「獅子」、慈悲は「ゾウ」に例えられます。
仏教は「慈悲の教え」と言われますが、ただ優しいだけの慈悲ではありません。
仏教の「慈悲」は、智恵に裏付けられた慈悲です。
「苦しみの根源を抜き去り、変わらない本当の幸せ(絶対の幸福)を得る方法」を教えられています。
長続きしない一時的な優しさではなく、勇気を兼ね備えた、自分も相手も本当の幸せにする優しさです。
あなたが、優しさだけで舐められているのなら、
仏教の「慈悲」を知ることが、あなたに自信と勇敢さをもたらすでしょう。
人それぞれ異なる価値観や考え方に、ふり回されず、
智慧に裏付けられた慈悲を知り、実践することができます。
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