幸せとは

幸せとは

他人と比較して苦しい人へ。劣等感を手放し「比較しない幸せ」を見つける7つのヒント

【目次】

  1. 比較して苦しくなるのは、あなたに「力」と「可能性」があるから
  2. 「比較しない幸せ」に気づく日常の瞬間
  3. 「比較しない幸せを感じる瞬間」シチュエーション別
  4. 「比較しない幸せ」は、状況が変わると感じられる
  5. 幸せの本質は「比較」― 比較せずには生きていけない
  6. 比較して苦しくなったとき、思い出したい3つの事実
  7. 比較しない本当の幸せ「絶対の幸福」とは

はじめに

比較しない

こんにちは、心理カウンセラーの月見草です。

今回はこんなお悩みについてです。

自分にも良いところがあるのは分かるのですが、
他人のほうが頑張っているし、
自分の良いところが消えてしまう感じがします。

他人の良いところに、よく気がつくのですね。
それは素敵なことだと思います。

同時に、比較して自分の良さが消えてしまうように感じる。
自分の良さは、けっして消えないのだけれど、そういう気持ちになることはあります。

比較して、胸がきゅーっと絞めつけられることがあるなら、今回の記事はあなたの役に立つと思います。

比較して苦しくなるのは、あなたに「力」と「可能性」があるから

比較して苦しくなるのは、あなたに「力」と「可能性」がある証拠です。

いいえ、力なんてないです。ただ劣等感をもってしまうだけ……

たしかにそう感じるかもしれません。
でもやはり、比較して劣等感をもつ時点で、力はあると思います。

なぜなら劣等感は、「私もそうなれる可能性がある」という潜在意識の裏返しだからです。

劣等感は、「私もそうなれる可能性がある」という潜在意識の裏返し。

最初から、かけ離れている人には、劣等感すらもちません。
自分がやったこともない競技の金メダリストに、劣等感はもたないでしょう。
劣等感をもつのは、少しでもその可能性があった人だけです。

自分の内側に秘めている「力」を、感じ取ってください。

なにかきっかけがあれば、急にやる気に火がつき、爆発的に技術が向上することもあります。

「比較しない幸せ」に気づく日常の瞬間

・他人の良いところを発見できる
・あなたにも可能性がある・力がある

あなたはきっと、そういう力の持ち主です。

そういう面もあるかもしれませんが、劣等感や卑屈になるクセが嫌です。

もし、他人と比較して、劣等感をもち卑屈になるのなら、肩に力が入りすぎているのかもしれません。

心にゆとりが生まれると、自分の良いところを、ありのまま認めることができるようになります。

まずは、肩の力を抜くために、
「比較しない幸せ」で心にゆとりを作りませんか?

今回は、比較しない幸せについて、アンケートを集めてみました。

Q、あなたが「比較しない幸せを感じる瞬間」ってどんな時ですか?

・静かなカフェでコーヒーを飲んでいる時
・緑がたくさんある公園の中を歩いている時
・休日の二度寝
・美味しいものを食べた時

日常生活の中にある「身近な幸せポイント」に気づく。
何気ないことが幸せで、ありがたいことだなと思う。

こういう価値観を育てていくと、他人と比較しなくていい「穏やかさ」を引き寄せます。

他人と比較せずにいると、ゆったりとして、焦る気持ちがゆるみ、心にゆとりが生まれます。

「そういう幸せを感じられる自分」の良さにも、気づくかもしれません。

「比較しない幸せを感じる瞬間」シチュエーション別

シチュエーション別「幸せを感じる瞬間」もまとめました。
「あ!その幸せポイントわかる」と、うなずけるものはありますか?

【人間関係】

・友達の相談に乗って、相手の味方でいられたとき
・価値観の合う人と話をしているとき
・一緒に笑い合うとき

【動物】

・犬が喜んでいたり、落ち込んでいたり、感情が伝わってくるとき
・ねこが何気なくすり寄ってくるとき
・鳥たちのおしゃべりを聴いているとき

【自然】

・誰かが公園の花壇にきれいに花を植えてくれているとき
・月がきれいなとき
・風が穏やかなとき

【食事】

・温かいココアやハーブティーでほっと一息つくとき
・新鮮な野菜や魚を食べたとき
・繊細な味つけに出会ったとき

【スキル】

・琴線に触れる文章に出会ったとき
・小さなスキルアップができたと感じたとき
・コツコツ継続できているとき

【香り】

・コーヒーの香りが漂ってきて、リラックスできる瞬間
・ふと、金木犀のいい香りが漂ってくるとき

「比較しない幸せ」は、状況が変わると感じられる

同じことであっても、状況が変わると「幸せ」と感じることもあります。

他人との比較ではなく、「自分の中での比較」ですね。

状況が変わると感じる幸せ

・外泊が続くときは、家で布団敷いて寝られるだけでホッとする
・独りぼっちを経験すると、ご飯を一緒に食べられるだけで嬉しい
・高熱に浮かされたあと、普段のご飯を食べられる

病気やケガで苦しんだ人が感じる幸せ

・自分のタイミングでトイレに行ける
・自分の臓器で消化吸収できる
・自分の足で走れること

戦争を経験した人が感じる幸せ

・平和な今の日本に、生まれることができたことが幸せ
・コンビニやスーパーで何でも手に入るありがたさ

理不尽な思いをした人の幸せ

・誰かにふり回されていたことに気づいて、自分の頭で考えて行動できるようになること
・自由を取り戻すこと

今まで「当たり前だな」と思っていた全てのことが、
なにひとつ当たり前ではく、
とても幸せで貴重なことなのかもしれません。

「味わう!」と決めたら感じる幸せ

何気ない毎日の中にも、だらだらではなく「味わう!」と決めるだけで、幸せを感じることもあります。

・好きな動画をみているとき
・朝カフェをしているとき
・晴れの日に洗濯物を干すとき
・ラジオを聴きながら部屋の片付けをしているとき

状況が変わると、感じられる幸せがあります。

幸せの本質は「比較」― 比較せずには生きていけない

小さな幸せをみつけることは、
他人と比較して心が疲れ始めた時に、バンドエイドのような役割をしてくれます。

同時にやはり、幸福の多くは「比較して感じる」ものです。

「幸」という字の由来は、
「手かせ(手錠)」を描いた甲骨文字です。

古代中国では罰が大変きびしく、足・首・腰を切られる等の、おぞましい罰が科されました。
それらの罰を受ける人たちの中で「私は手かせ(手錠)だけで済んだ。なんて幸せ!」と感じることを表されているのです。

「幸」の語源で、幸福の本質が分かるでしょう。

・比較してマシ
・比較して勝れている

こういう時に感じるのが「幸せ」なのです。

下を見て幸せを感じ、上を見て幸せが消える。

どちらも「比較」であり、あちこちから目に入ってくるものです。

比較せずに生きていくことなど、できないのではないでしょうか。

比較して苦しくなったとき、思い出したい3つの事実

他人の良いところが目に入ってきて、比較してしまう。
すると、自分の良いところが消えてしまう感じがする……

そんなとき、思い出してもらいたい3つの事実があります。

1つ目の事実「隣の芝生は青く見える」

外からは、内側の苦しみは見えません。

お互いに「外側の幸せそうな部分」だけを見て、比較して、苦しんでいるのです。

いわゆる「隣の芝生は青く見える」状態です。

実際、自分の足元の芝は、タテに生えているので、土の「黒さ」が色濃く見えます。
隣の人の足元は、芝のヨコ側を見るので、「青々とした美しい緑」に見えます。

いいなぁ、そっちの芝はきれいな緑で……

と羨んでいるかもしれませんが、
隣の人は、あなたの足元の芝を見て、同じことを思っています。

お互いに、相手の幸せそうな姿(外側)と、自分の苦しみ(内側)を比較しているのですから、相手が勝っているように見えるのは当然なのです。

2つ目の事実「ただ愁嘆の声のみぞ聞く」

「四方八方眺むれど ただ愁嘆の声のみぞ聞く」という言葉があります。

どんなに幸せそうに見える人でも、
人前では苦しみを見せないひとでも、
心の奥底では苦しんでいる(愁嘆の声)

四方八方、だれもがみな、内側(心)は苦しんでいる、ということです。

今は幸せだと思う人がいても、それだけで人生を終える人はいません。
人生の避けられない苦しみを「四苦八苦」と言われます。

生苦 生きる苦しみ
老苦 老いの苦しみ
病苦 病の苦しみ
死苦 死の苦しみ
愛別離苦 愛する人や物と別れる苦しみ
怨憎会苦 会いたくない人や物、災害等と会わねばならない苦しみ
求不得苦 求めるものが得られない苦しみ
五陰盛苦 五陰(肉体)あるがゆえの苦しみ

3つ目の事実「楽は下にあり」

「楽は下にあり」という、ことわざもあります。

うらやましい、輝かしい成果を残している人。
比較してこちらが劣等感を覚えるような、幸せそうな人。

そういう人の「苦しみを見せない努力」は、涙ぐましいものがあります。

自分が「下」だと思う人の中には、平気でブーブー文句を言う人がいます。
そう言える人は、まだ楽なのです。

立場に応じて、苦しいことも言えなくなっていきます。

比較しない本当の幸せ「絶対の幸福」とは

幸せそうに見える人の、心の中を、想像してみたことはありますか。

お釈迦様は「人生は苦なり」と言われました。

小さな幸せを見つけながら、今日も必死に生きている。
苦しみに負けないように……。

楽に生きているように見える人も、心の中は、どんな愁嘆の声かわかりません。

お釈迦様の「人生苦なり」の言葉には、真実の香りを感じます。

その苦しみをごまかさず、向き合うからこそ、見えてくる世界があります。

お釈迦様は「本当の幸せは、こういう世界だよ」と心の幸せを教えられています。

比較して感じる幸せは「相対的な幸福」
比較しない本当の幸せは「絶対の幸福」

と言われます。

絶対の幸福は、一人で喜べるだけではなく、変わらない幸せです。

今回たくさん書き示した「比較しない幸せ」とは異なります。
「比較しない幸せ」といっても、心の状態によっては楽しめず、当たり前になってしまって、幸せは薄れてしまうからです。

あなたがまだ知らない、決して変わらない「心の幸せ(絶対の幸福)」があります。
他人と比較しても消えない、そんな幸せを知りたいと思いませんか。

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この記事を書いた人

ライター:月見 草

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