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今回はこんなお悩みについてです。
とても “ 人間的 ” な感覚だと思います。
「休日に何も困っていないはずなのに、なぜか胸の奥がぽっかりする」なんてこと、ありますよね。
平穏な生活を送ることができているのは、それは有難いことです。
さまざまな苦難・困難にあえいでいる人も多くいる中で、大過なく過ごせるだけでも、「有ることが難しい(有難い)」と思います。
ぼんやりとした空虚感さえ覚えることもありますね。
幸せを感じられないのは、少しもおかしいことではありません。
心理学的にも、人間の心はそのようにできています。
「平穏なのに幸せを感じられない」人間心理の謎に迫ってみましょう。

幸せな感覚は忘れがちですが、「今が一番幸せ」という感覚を体感してみましょう。
読むだけでちょっぴり幸福感に浸れるかも!?
「文字」として読むのではなく、今まさに “ その場 ” にいるように「想像」してみてください。
あなたの五感が刺激される「感覚」が重要です。

まだ通貨もない頃にタイムスリップしてみましょう。
あたりを見渡すと、建物もなく、広い大地が広がっている……
あなたは裸足(はだし)で、土を踏んでいる。
さあ、今日食べるものを、なんとしても手に入れなければならない。
自分で狩猟した獲物を、自分たちで一からさばく。
▶では、現代へワープします。
冷蔵庫がある。常温で保存できる麺やパンもある。
冷蔵庫がカラでも、ちょっとサンダルをつっかけて、
コンビニにある何百種類の商品の中から、自由に選んですぐ買える。
レンジでチンして、ほかほかのあったかいごはん。

みんなの憧れ、きらびやかな貴族は寝殿造に住むことができる。
それでも、暑~い夏は、扇子であおぐくらいしかない。
ほどんどの庶民は、ちょっと穴を掘って地面で生活。
壁もないから、一人になんてなれっこない。
▶タイムマシンを降りて、今の部屋を見渡してみましょう。
今は猛暑・酷暑の日が続いても、建物の中にいればエアコンで涼しい~
自分のへやで、好きなこともできる。
ふかふかのあったかい布団。

わしらも歩兵で戦に駆り出されることになった。
どこから矢が飛んでくるかわからない。
商売も軌道に乗ってきたのに、戦でこの城は落ちてしまった。
せっかく慣れてきたのに、また新たな城下町に移動しなきゃいけない。
▶一気に21世紀へ戻ります。
強制的に兵役にとられることもない。
そこそこ安定した職場に通って、どうしても合わなければ転職もできる。

庶民は旅行も許されない。
毎日、毎日、食べて、寝て、起きて、ボロボロになった布を、冷たい水で洗う。
大名屋敷に住む殿様でさえ、旅行といったら1か月も輿に揺られて、腰が痛い。
▶さて、目の前にスマホの画面が光るこの時代へ帰還しましょう。
ちょっと美味しいモノでも食べに、新幹線予約するか。
スマホでポチっとチケットGET。ほんの2、3時間で、
パスポートさえ取れば海外にだって、どこにだって行ける。
自由ですね。

大切なお世継ぎも、また5歳になる前に亡くなった。
ととのった良い環境ですら、生き延びるのは難しい。
▶ハイ、医学の発達した現代に戻ってきました。
医学が進歩して、乳幼児期に亡くなることは激減しました。
昔に比べたら、現代はとても恵まれています。
「今が一番幸せ」と言えそうな気がしてきませんか。

次のことを知ると、今日が最高に幸せな1日だと感じられるかもしれません。
今日、亡くなった命があります。
今日、生きることができた私。
生きることができただけで、有難いこと。
何ができなくても、嫌なことがあっても、プラスでしかありませんね。
じっくり想像してみてください。
今日のあなたは、これら全部そろっていました。
たくさんの「有る」の上に、今日一日が成り立っていたのですね。

恵まれていることに感謝して生きる心がけはとても大切です。
忘れている事実を思い出すことで、じんわりと幸せを感じるかもしれません。
ところが、その幸福感は続くでしょうか?
一時的だと思います。
現実が「平穏」だからといって、常に幸福を感じている人は少ないでしょう。
平穏と幸福感は、似ているようで、別物です。
幸福感は、「意味」や「温度」を感じて、心から湧いてきて、感じるものです。
口では「平穏な幸せを感じましょう」「感謝していれば不満は出ません」と言えます。
もちろん、幸せを見つける努力や、感謝することは大切です。
どれだけ恵まれても、脳はすぐに “ 通常運転 ” に戻るのです。
なぜこんなに恵まれているのに、喜べないのでしょうか?

医学的な病気ではありません。
幸せを喜ぶことができない、すべての人がかかっている病です。
この病気にかかっている人は、有っても無くても、幸せを感じ続けられません。
「有る」のに、幸せを感じられないのです。
仏教ではこれを「有無同然」と言われます。
苦しみは色を変え、形を変えるだけで、本質的には変わらないと言われるのです。
「心の病」が治った人は、有っても無くても、幸せを感じる「有無同然」になります。
あなたが幸せになれなかったのは、努力や感謝が足りないのではなく、ただ「心の病」を知らなかっただけなのです。

どんなに平穏な日々を送っても、老いると、あちこち痛みとの闘い・病気との闘いになります。
痛みは、QOLを下げます。痛みで頭が一杯になりますよね。
「他の部分は健康なんだから、健康なことに感謝して、骨折の痛みは忘れよ」
と言われて、できる人がいるでしょうか……
ごまかしても、ごまかしきれないものが、心の奥底にはあります。
たとえ病気や痛みがなく過ごせても、死ぬときは肉体を置いて、手に入れたモノもすべて置いて、旅立たねばなりません。
ならば、本当の幸せではありません。

有っても無くても、崩れない、色あせない、そういう「心の幸せ」でなければならないと思いませんか。
そういう生き方をするには、幸せを味わえなくさせている「心の病」を治さねばなりません。
苦しみの根っこにある、自覚していない「心の病」を知って、幸せになりましょう。
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