
カフェ勉強会・おしゃべり会
名古屋開催/初心者大歓迎♪
今回はこんなお悩みについてです。
考え方を変えたいと思っても、気持ちばかり焦って、どうにもうまくいかない時もありますよね。
考え方とは、あなたが生まれてから今日まで「こうしたほうがいい」と何億回も選択してきた積み重ねです。
今の考え方をしているから、プラスに働いている面もあります。
それでも、考え方を変えたほうがいいと思うのは、現実に何かうまくいっていないことがあるからではないでしょうか。
もっとうまくやりたいことがあるからかもしれません。
考え方を変えたいのは、現実を「うまくいくように変えたい」ということでしょう。
本を読むことで、新たな発見があり、考え方が変わることもあります。
しかし、現実にうまくいかなければ、元の考え方に戻ってしまいます。
うまくいかない理由は2つあります。
うまくいかない2つの理由を克服して、うまくいく行動につなげるには、3つのポイントがあります。
3つのポイントを押さえれば、無理なく行動を続けることができます。
行動を続けているうちに、考え方は自然と変わってきます。
あなたが「こういうことか!」と手ごたえを感じることができたら、私も嬉しく思います。
こんな例えで考えてみましょう。
家を建てるとき、
1人で取り掛かると半年かかり、
2人でなら3か月、
3人で2か月かかるとします。
この理屈からいえば、
6人なら1か月、
180人で取り掛かれば1日で家が建つことになります。
極論すれば、
4320人なら1時間、
約26万人なら1分で家が建ちます。
現実には、そんなことはあり得ませんよね。
考え方だけ変えても、うまくいかない理由がここにあります。
できそうなことであっても、現実にはうまくいかないこともあります。
あなたにとって、しっくりくる考え方を見つけるには、実際にやってみるしかありません。
うまくいく行動の3つのポイントを押さえながらやってみて、うまくいかなくなったらポイントをふり返る。その繰り返しで、考え方が少しずつ変化してきます。
順番にみていきましょう。
自分にとって価値があることでなければ、
と、どんどん気持ちがそがれます。
自己犠牲としか思えないときは、
どちらかではないでしょうか。
価値のない行動も、たしかにあるでしょう。
しかし、価値はあるのに、そう感じられないだけのこともあります。
価値がないとしか思えないときでも、多くの場合、あなたの行動には価値があります。
あなたの行動で、誰かが助かっているはずです。
こんなことわざがあります。
職業として存在するのは、誰かが必要としているから。
「こんな仕事なんて……」と思ったとしても、必要だから存在している場合がほとんどです。
また「職業の内容や地位で、人の価値は決まらない」という意味もあります。
給料が高いほうがいい仕事だと思うかもしれませんが、金額と人の価値は関係ないのです。
家事や介護、無償の活動も、もちろん価値があります。
仏教は「因果の道理」が教えられています。
原因があれば、必ず結果が生じます。
どんなに小さな因であっても、結果が生じると言われます。
あなたの幸せを生み出す「因」とは、自分の行いです。
あなたの行いは、決して無駄にはなりません。
でももし、あなたが少しも楽しくない、価値が見いだせない行動だと、苦しくなってしまいますよね。
価値があると感じられれば、困難がやってきて苦しくても、乗り越えられます。
価値ある活動を見つける方法については、記事の後半で述べたいと思います。
アドラー派の心理カウンセラー小倉広氏は、研修でこのような質問をするそうです。
すると10人中10人が「反省しない」「上司の責任」と答えます。
また、
このときも10人中10人が「うれしくない」「上司の手柄」「自分の実力だと思えない」と答えるそうです。
(参考『アドラーに学ぶ部下育成の心理学』小倉広著、日経BP社)
せっかく行動したのに、失敗から学ぶこともできず、成功が自信につながることもない。
これではもったいないですね。
うまくいくには、自分が楽しいと感じる活動、価値があると感じる活動である必要があります。
人から指示を受けたことでも、
など、どこかに自分を加えることで、「やらされ感」を少し回避できます。
言われた通りにやるしかない仕事もあるかもしれません。
そのときは、「仕事は生きるための手段」と割り切り、仕事以外のことで価値ある活動を見つけましょう。
仕事中は、あなたの時間や労力を売って対価をもらっているのですから、思い通りにできないこともあります。
ですが、あなたの人生航路の舵すべてを、他人にゆだねてはいけません。
あなたの人生なのですから。
「強み」は、すべての人が持っているのに、自覚していない人が多くいます。
そして強みは、自覚しただけではうまくいきません。
自分の強みを活用することが多い人は、ストレスを感じにくく、自信がある、という研究結果があります。
まずは自分の強み・持ち味を自覚するところから始めましょう。
レジリエンスが専門の心理学コーチ久世浩司氏は、「強み」を見つけ、活用するための3つのステップをこう教えています。
(参考『親子で育てる折れない心 レジリエンスを鍛える20のレッスン』久世浩司著、実業之日本社)
ワクワクしたこと、成功したこと、自分の好きな点……
これまで意識してこなかった人にとっては、難しい質問かもしれません。
しかし、今のまま自分の強みを知らずに過ごしていくと、ストレスを感じやすく、なかなか自信がつかないでしょう。
意識して探しつつ、「これかな?」と思う強みを見つけたら、磨きをかけていきましょう。
最初はまちがっていてもいいのです。
意識しているうちに、「これのほうが、もっと自分の強みだった」と思えるものが見つかります。
実際には貢献していても、貢献している「感覚」をもてないと、うまくいきません。
たとえばゲームなど、自分が楽しいと感じ、自分の持ち味を使っていても、誰にも貢献していないと感じたら、「一体なにをしているのか……」と虚しくなるかもしれません。
個人的な能力を高めることでも自信はつきますが、誰にも認められないと苦しくなってきます。
人は、社会的な動物です。他者との関わりの中で、存在意義を感じます。
喜んでくれている人の顔を、思い浮かべてみましょう。
ちょっとした手伝いや、人助けでもいいのです。
楽しいと思う活動は、わかりやすいですね。
しかし「趣味を仕事にしないほうがいい」とも言われます。
人の心は変わりやすいので、「楽しい」気持ちはカンタンに消えてしまいます。
実業家のひろゆき氏は、このように言っています。
楽しい感情よりも、「価値がある」と思える納得感のほうが、長続きすると思います。
本当に価値があると思える活動ならば、苦しくて諦めたくなったときも、何とか乗り越えられるでしょう。
ところが、人生において何が本当に価値があるのか、知ることは難しいものです。
あなたが本当に幸せになれる道を、誰も教えてくれないからです。
お釈迦様は、ブッダの智慧で「価値のあること」を教えられています。
仏教は、教えを学ぶ(教学)と、それを実践する(行学)の両方が教えられています。
車の両輪がそろって初めて前進できるように、学びと実践の両方があって前進していけるのです。
仏教を聞けば、あなたの毎日もきっと良いほうへ変わりますよ。
↓↓↓↓
月見草のカフェ勉強会・おしゃべり会も開催中です。ぜひお会いしてお話ししましょう。
↓↓↓↓
人生の目的が5ステップで分かる
特典つきメールマガジンの登録は
こちらから
生きる意味やヒントを見つけるための特集ページです。