幸せとは

幸せとは

買い物で失敗することが多いなら。読むだけで後悔が減る話。

【目次】

  1. 買い物で失敗が減る方法1、タダって本当にお得?
  2. 買い物で失敗が減る方法2、安売りって本当にお得?
  3. 買い物で失敗が減る方法3、福袋って本当にお得?
  4. 買い物で失敗が減る方法4、ネットの買い物って本当にお得?
  5. 買い物で失敗が減る方法5、モノと引き換えて、失っているもの
  6. できるだけモノを買わず、貯金していたら安心?
  7. 損して、得とれ。心から満足できる「得」とは
  8. 短期的・中期的な幸せは、本当の「得」ではない
  9. 長期的な幸せこそ、本当の「得」

はじめに

こんにちは、ファイナンシャル・プランナー(FP技能士)の月見草です。
買い物で、失敗することが多いです。
損をしない方法を教えてください。

買ってみなければ、失敗かどうか分からないことも多いですよね。
失敗から学ぶこともあります。

でも、失敗ばかりだとつらいですね。

もし日常的に失敗が多いなら、「考え方を変える」と効果があります。
買い物で失敗を減らす方法を、一緒に考えてみましょう。

損か、得か。

一時的な損得よりも、「長期的に見て得をする考え方」を知ってもらえたらと思います。

買い物で失敗が減る方法1、タダって本当にお得?

タダのものがあったら「欲しい」と思いますか?

思いが、行動になります。
どんな思いを持っているかで、買い物のしかたが変わってきます。

「タダなら失敗も何もないじゃないか」と思われるかもしれませんが、じつは落とし穴が潜んでいるのです。

必要なもの以外=ガラクタ

「ガラクタ」とは、使い道の無いモノ、値打ちのないモノを指します。

生きていく上で必要のない、心を豊かにすることもないものと言ってもいいでしょう。

生きていく上で必要なものは、さほど多くありません。
シンプルに暮らす習慣がついていると、買い物でも失敗が減ります。

ガラクタを家に置かない。

「家に置くのは必要なものだけ」という、シンプルな思考をすると、ガラクタを家に持ち込まなくなります。

タダの物は、もともと家に置く予定ではなかったものですね。
タダの物をもらうと、家にガラクタが増えます。

もらったものは、なかなか捨てられません。

使うから、必要です。

たしかに、もともと買う予定だったモノなら、タダでもらえるのは得ですね。
買う予定でなかったものでも、使うなら、ガラクタにはなりません。

しかし、もらったから「使わなきゃ」と義務感で使うのであれば、よけいな焦りやプレッシャーの気持ちが出てきます。
もらわなければ、生じなかった「焦り」です。

部屋の中のガラクタが増えると、頭の中にも、不要な感情や考えが出てきます。

部屋は、心の鏡。

見えない心が、見える形になって表れているのが部屋
その部屋で過ごしていると、また心に影響を及ぼし、荒んでいきます。

心のガラクタが増えるのは、部屋のガラクタが散乱しているからかもしれません。

「大切なものだけを残す」と決めて、シンプルに生きる。

こうすると、部屋も心もスッキリします。

タダでもらうと、失うものがある

タダでもらうと、失うものがあると言ったら、驚かれるでしょうか。

もらうだけなんだから、失うものなんてないですよね?

そう思いますよね。
お金やモノといった目に見えるものではなく、目に見えないもののことも考えてみましょう。

もらえるはずだったものを、もらえなかった時、どう感じますか?

損した、失敗した、あの人がくれなかった……

その心は幸せでしょうか?

逆に、与えることを考える人は、どうでしょう。

どうすればあの人に与えられるだろう
どうしたら喜んでもらえるだろう
幸せになってもらいたい

与える心をもつ “本人” が幸せです。

与える←→もらう

真逆の考え方ですね。

もらうことばかりを考えていると、与える幸せから遠ざかります。

「タダの物をもらう」マインドでいると、次のようなものを失っているかもしれません。

(失うもの)
与えることだけを考えるマインド
損得に一喜一憂しない、安定した自信
必要なモノだけを持つ、シンプルな生活
大切なことだけを考える、シンプルな思考

人は、よほど意識しないと、もらうことばかり考えるようになります。

「タダで物をもらってはいけない」と言っているのではありません。
悪いことではありませんが、どんな「心」を育み、強化しているかまで考えると、得をしているとは言い切れません。

タダほど高いものはない
タダほど怖いものはない

これらのことわざは、いろいろな教訓を示唆していると思います。
タダでもらうと、失うものがあることの表れでしょう。

買い物で失敗が減る方法2、安売りって本当にお得?

「安売り」

こう聞くと、無条件に「お得!」と思いませんか。
でも本当にお得なのか、一度考えてみてもいいかもしれません。

安売りには、さまざまな代償が伴います。

安売りの物を買うのに必要な費用

人が殺到し、長蛇の列ができる。レジに並ぶ。なかなか駐車場から出られない。

こうなると、時間を使います。
時給に換算すると、いくらかかるでしょうか。
時給1200円として、10分並んで200円分の損をします。

遠くの店まで、車で行くなら、ガソリン代を使います。
商品は安く買えますが、その分、別の費用もかかっているのです。

安売りの理由

安売りしている商品は、なにか理由があります。

定価で売れるなら、わざわざ安くしない。

また「安いから」という理由で、自分にぴったりでない物を買ってしまうこともあるでしょう。
使いにくいのに、無理して使うことになるかもしれません。
結局どうにも気に入らず、捨てるリスクも出てきます。

少しばかり高くても、必要なとき、必要なものだけを購入すると、ムダが少なく、買い物での失敗が減ります。

京セラを世界的企業に成長させた稲盛和夫氏は、『実学―経営と会計―』の中で、このように書いています。

人間というのは面白いもので、「五升買えば安くします」と言われれば、ついつい買ってしまって余分に使ってみたり、乱暴に使ってこぼしてしまったりするものなのである。しかし今使う分しかなければ、それを大事に使うようになる。
だから、今一升要るなら、一升しか買ってはならない。

―中略―

使う分だけを当座買いするから、高く買ったように見えるが、社員はあるものを大切に使うようになる。余分にないから、倉庫も要らない。倉庫が要らないから、在庫管理も要らないし、在庫金利もかからない。これらのコストを通算すれば、その方がはるかに経済的である。

―中略―

これを「当座買いの原則」、または「一升買いの原則」と京セラでは呼び、現在経営の鉄則として受け継がれている。

(稲盛和夫『実学―経営と会計―』日経ビジネス人文庫、2000年)

家庭でも企業でも、この原則は同じだと稲盛和夫氏は言っています。

買い物で失敗が減る方法3、福袋って本当にお得?

1万円相当のものが入っている福袋が、3000円だとしたら。
7000円分、得をしたと言えるでしょうか。

福袋のカラクリを知ると、失敗を減らすことができます。

気に入ったモノの価値

目で見て購入してさえ、失敗するのです。
何が入っているか分からなければ、かなり失敗しやすいと思いませんか。

福袋に商品が5点入っていて、気に入ったモノが1点だけだったとします。
その1点を3000円で購入したようなものです。
あとの4点はガラクタです。

1点でも本当に気に入ったモノが入っていればいいですが、目で見て吟味すれば、もっと気に入ったモノを買えたかもしれません。

売る側の立場

売る側の立場になって考えてみたらどうでしょう。
どんな商品を福袋に入れようと思いますか?

もちろん、売る人によるとは思いますが、

「売れ残りを、処分しては損失が出る。売りさばいてしまいたい」

そういうものを福袋に入れたくなる心理はあると思います。

福袋には、売る人も「要らない」ものが詰め込まれているかもしれません。

たとえ売り手が「良い」と思ったモノが福袋に詰まっていても、あなたが良いと思うとはかぎりません。
ミスマッチが起きやすいと言えるでしょう。

買い物で失敗が減る方法4、ネットの買い物って本当にお得?

インターネットで安く買うのは、本当にお得でしょうか。

オンラインショップならではの、大規模なセールイベントが定期的に開催され、安く購入できることも多いですね。

「ポイ活」で、ポイントも貯まるので、お得に感じる人が多いと思います。

得をする面もあると思いますが、一方で、ネットの買い物は失敗のリスクが高いものです。8つのリスクを挙げましょう。

1、一目でわからない
2、比較しづらい
3、思い込みで買ってしまう
4、写真の誤解
5、探す時間がかかる
6、返品に手間がかかる
7、手軽にポチっと買える弊害
8、「お金を使った」実感が湧きにくい

1、一目でわからない

ネットでは、実店舗と異なり「一目でわからない」特徴があります。
物の大きさ、重さ、質感、手触りが感覚的にわかりません。

2、比較しづらい

文字情報や写真だけだと、類似商品との比較もしづらくなります。
2つ以上の商品のページを行ったり来たりして、大変です。

3、思い込みで買ってしまう

「こんな大きさなの?」
文字情報から、大きさ、重さをきちんと確認すればいいのですが、つい思い込みで買ってしまうことがあります。

4、写真の誤解

写真の情報も、誤解が生じやすいと言えます。
光の当て方で色合いが変わりますし、写真を加工すると印象が変わってしまいます。

5、探す時間がかかる

実店舗では、何百という商品が並んでいても脳がパッと判断します。
ネットでは瞬時の判断はできません。探す時間がかかります。
何時間も費やしているなら、時給に換算するといくらになるでしょう?

6、返品に手間がかかる

実店舗なら、持っていけば、たいていすぐに対応してもらえますが、ネットの場合は返送や返金に手間や時間がかかります。
ガッカリしても、返品せずに我慢して済ましてしまうこともあるでしょう。

7、手軽にポチっと買える弊害

実店舗だったら買わなかったものを、ネットだとつい買ってしまいます。
ポチポチとボタンを押すだけで、購入できてしまう弊害です。

8、「お金を使った」実感が湧きづらい

ネットショッピングだけでなく、ネット決済・オンライン決済も同じですが、文字情報の「4万円」と「40万円」では、0がひとつ多いだけです。
紙幣で支払うなら、36枚の1万円札を出す差があるので、「お金を使った」実感が湧くでしょう。

買い物で失敗が減る方法5、モノと引き換えて、失っているもの

モノを買うのは、得るだけではありません。
失っているものもあります。

わかりやすいのはお金です。
モノと引き換えに、お金を失います。

お金だけではありません。
モノを置くために、場所を使います。

場所=お金

場所も、お金に換算できます。

家賃を払うのは、場所にお金を払っていますね。
どんな空間に、毎月お金を出していることになるでしょう。

モノが雑然と散乱した部屋
きれいに整えられた部屋

同じ家賃ならば、どちらにお金を払いたいと思いますか。

「持ち家だから、家賃はかからない」という人でも、家を持つと、定期的にメンテナンスが必要です。
メンテナンス費を考えれば、空間にお金がかかるのは同じです。

お金を得るために、あなたの時間と労力を売り、引き換えにしました。

お金=時間・労力

モノを所有するほど、維持・管理にお金・場所・労力を失っているのです。

=前半のまとめ=

買い物で失敗が減る方法を5つ考えてきました。

1、タダって本当にお得?
2、安売りって本当にお得?
3、福袋って本当にお得?
4、ネットの買い物って本当にお得?
5、モノと引き換えて、失っているもの

「安い」という理由だけで買うと失敗しがちです。
金額だけではなく、時間・場所・労力・心についても考えることで、失敗を減らせます。

さまざまな視点から考えること。

そして自分に必要なものを、過不足なく買うようにするのがポイントです。

できるだけモノを買わず、貯金していたら安心?

できるだけモノを買わず、貯金しようと思います。

買わないようにすれば、買うときの失敗は減りますね。
日本では特に「貯金していれば安心」と思う人が多いようです。

貯金していれば本当に安心なのかについても、考えてみましょう。

お金を貯めていても、物価が上昇したら、どんどん損をします。

物価が上昇する=お金の価値が下がる

浪費せず堅実に貯金していても、お金の価値が下がっていくので、貯金はどんどん目減りしていきます。

わかりやすく説明しますと、

1万円持っています。
以前は5千円のカバンを2個買えました。

物価が2倍に上昇し、カバンは1万円になりました。
同じ1万円を持っていますが、カバンを1個しか買えなくなりました。

同じ1万円を持っていても、じつは、お金の価値は変化しています。
1万円は絶対的ではありません。相対的なものです。

物価が上昇するときは、お金で持っているより、物で持っていたほうが価値が下がらないということです。

気がついたら、紙幣の価値が紙切れ同然になっていた、なんてことも過去にあるのです。
「貯金していれば安心」とは言い切れないでしょう。

損して、得とれ。心から満足できる「得」とは?

得したように見えて、損をしている。
損したように見えて、得をしている。

こういうことがよくあります。

長い目でみれば、損したことから、得られることもたくさんあります。
得したように見えて、もっと大切なものを失うことがあります。

目先にとらわれずに、長い目で見て利益になる行動をとること。

これが大切だと思います。

「損して、得とれ」
一時的に損をしても、長い目で見て得になるようにせよ、ということです。

では、あなたが心から満足できる「得」とは何でしょう?

欲を満たすのは「得」か?

欲には、どこまでいっても満たされない特徴があります。
一時的に満たされても、不満、不足、不安が絶えず襲ってきます。

欲しい欲しい欲しい……
満たされない
もっともっともっと……
キリがない

欲を満たせると、一時的な満足感はありますが、だんだん薄れていきます。
欲を満たせないときは、何かで埋めなければいけない気持ちになり、渇望感で苦しみます。

欲の心のせいで、多くの人は幸せになれません。

「足るを知る者は富む」ということわざがあります。

じゅうぶん足りている
すでに、ある

こういう心でいれば、幸せ感はしばらく続きます。

欲を満たす幸せは、短期的です。本当の「得」とは言えません。
欲にふり回されず、自分の考え方を変えたほうが、中期的な幸せになれます。

人に与える。
モノをもらわない。
あえて高いものを買う。

このような行動は「損」に見えますが、少し長く続く「得」をとっているのです。

短期的・中期的な幸せは、本当の「得」ではない

ところが、「じゅうぶん足りている」「これでもういい」と考え方を変えても、また欲が出てくるのが人間です。

満腹になっても、またお腹は空きます。

仏教には「諸行無常」と説かれています。
すべてのものは、移り変わるということです。

モノも、お金の価値も、社会も、時代も、流行も変わります。
あなたの年齢、付き合う人、属するコミュニティも変わります。

すべて変わっていきます。

新しいモノは、古くなります。
大切に使っていても、壊れます。
壊れなくても、飽きてしまうこともあるでしょう。
前は良かったものでも、時代に合わないものが出てきます。
かといって、新しいモノを追い求め続けてもキリがありません。

自分の外のものは、どんどん変わっていくので、安定せず、安心もありません。

そうなれば、自分に軸をもつしかありません。
考え方ひとつで、しばらく幸福感は続きます。

しかし、心はコロコロと言われます。
諸行無常の中には、自分の心も含まれています。
自分の心も変わっていきます。

自分の軸をもっていても

また、どんなに自分の軸をもっていても、大切なものを失ったり、愛しい人を亡くしたりすれば、幸せは崩れてしまいます。

騙されて奪われたり、誠実さに付け込まれたりするなら、考え方を変えている場合ではないでしょう。
自分を守らねばなりません。

考え方を変えても、欲は無くなりません。
押さえるほど、奥底から湧き上がってくるのが欲なのです。

どうやっても考え方を変えられないときもあります。
考え方を変えても、うまくいかないときもあります。

何らかの満たされない欲は、あなたの心の奥底で燻り続けます。
そこそこ満たして、それなりに満足を得ていても、なにかのきっかけで枯渇し、崩れます。

続かない幸せは、本当の「得」ではありません。

長期的な幸せこそ、本当の「得」

買い物の失敗ならやり直せますが、過ぎた時間は取り戻せません。
人生という時間は刻一刻と過ぎていきます。

時は金なり。

お金は減っても、またトントンと増えることもあります。
時間は減る一方です。命は有限で、死という “終わり” は無くすことができません。

本当に後悔のない時間の使い方、お金の使い方は、人生の目的を知れば、見えてきます。

人生の目的は、お釈迦様がはっきりと教えられています。

人生の目的は、死を前にしても変わらない幸せです。
死がきても崩れない、もっとも長期的な幸せこそ、本当の「得」と言えましょう。

本当の「得」=変わらない幸せ

これまで、たくさんの後悔をしてきたとしても、そのおかげで今この記事に出会い、人生の目的を知り、変わらない幸せになることができたら。
これまでの失敗はすべて役に立ったことになります。

損をしない方法は、人生の目的を知ることです。

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この記事を書いた人

ライター:月見 草

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