こころ

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他人軸で疲れてしまうあなたへ:自分軸を取り戻す7つのコツ

【目次】

  1. 比べるほど苦しくなる…その正体は「内面は比べられない」から
  2. 「苦しいのに頑張る」をやめられないのは、環境のせいかもしれない
  3. 優しい人ほど沼にハマる:人間関係が複雑化する「他人軸」
  4. 他人は天気みたいなもの:ふり回されないための「心の傘」のさし方
  5. 完全防御はできない。傷ついたときは、早めの「自分ケア」
  6. 影響を受けやすいタイプが「自分軸」に戻るコツ
  7. 「あの人のせいで苦しい」をほどく鍵:自分軸よりもっと良い「幸せの法則」を軸にすること

はじめに

自分軸 他人軸

こんにちは、心理カウンセラーの月見草です。

今回はこんなお悩みについてです。

他人軸になってしまいがちです。

「他人軸=バツ/自分軸=マル」
もしこのように感じていらっしゃるのなら、ちょっとストップ。

他人軸になりがちな人にも、良い面はあります。
自分軸が強いことで、生じる課題もあります。

「マル・バツ」で考えると、自己否定に陥ってしまいませんか。
それよりも、自分の中にある「いいところ」を伸ばしていきましょう。

「マル・バツ」で考えてしまう自分はダメですね。

そう感じるのも、よくわかります。

でも実際は、

「マル・バツ」で考えることにも、良い面はあります。
まったくマル・バツを考えないことで、生じる課題もあります。

つまり、「他人軸/自分軸」「マル・バツ」どちらにしても、ダメだというわけではなく、

自分が苦しいなら、気持ちが楽になる方法はあるんだよ。

というだけのことです。

「他人軸/自分軸」「マル・バツ」、それぞれのメリット・デメリットを丁寧に分けて、あなたがしっくりくるほうを選べばいいのです。

あなたの人生ですから。
あなたが自分らしく生きる、お手伝いができれば幸いです。

比べるほど苦しくなる…その正体は「内面は比べられない」から

あなたは、他人の気持ちをよく想像しますか?

他人の立場を考えられるのは、「俯瞰して見れている」ということです。

俯瞰して見れると……
自分の行動によって、他人を不快にさせることが減ります。

他人軸の良い面は、周囲に波風をたてないことで、自分も嫌な思いをする機会が少なくなることではないでしょうか。

一方で、視野が広い分、比較の思考が入りやすいですね。

「あの人はもっと頑張っているから」

こう考えて、力が湧いてくるなら、問題ありません。
(それでも過労には注意してくださいね)
もし自己否定が始まるのなら、苦しくなるのでストップ。

「苦しさ」は相対的なものではなく、自分の中にある主観的な負荷です。

他人が耐えられるからといって、自分の苦しみが軽くなるわけではないんです。

体力、ストレス耐性、防御力などは、かなり個人差があるもの。
それなのに、他人軸では【自分に適した選択ができなくなる】ことがあります。

自分に適した選択=自分軸

目に見えないので、わかりにくいのですが、
神経が細やかな人は、すぐに神経が疲れます。

骨格や体格が異なれば、運動神経や体力に差が出るように、
神経もひとりひとり異なるので、同じ刺激でも、体感は大きく変わります。

それを知らなかったころ、私はよく自分にこう言い聞かせていました。

「みんなできているのに、自分にだけできないはずはない!」
「耐えられるようになるまで、忍耐力をつけよう」
「自分だけ休ませてくださいなんて、言えない」

比較して自分の苦しみを押し込めるのなら、やめたほうがいい。
慢性的な、とれない疲労になり、メンタル不調につながりやすくなります。

どれくらいの苦痛を感じているのか。
「自分の内側」にしか答えはありません。

他人のことを決めつけるのも、危険です。
「他人の内側」は、私に分かるものではないのですから。

「苦しいのに頑張る」をやめられないのは、環境のせいかもしれない

他人と比較して「苦しさ」を封印しがちなクセ。

本来は、そこまで苦しまなくたっていいんです。

休む選択をとってもいい。別の道を選んでもいい。
柔軟に考えれば、世界は広いし、時間もたっぷりある。

好み・相性・適性も、ひとそれぞれです。

自分に合うものを自分で選ぶ=自分軸

それなのに、あなたは今、苦しんでいる。
それにも理由があります。

今いる環境は、よく競争・比較される場所ですか?
過去、あなたの身近な人から、よく競争・比較されましたか?

人は、「環境の影響」を受けるものです。

成果を出せ。もっと頑張れ。
あなたに送られたメッセージを、あなたは無意識に受け取ってきました。

競争・比較することで、がんばれる人もいます。
目標があるほうが、ハリのあるパワフルな人生を送れるタイプもいます。

そういう人は、競争・比較することを、自分のために使えるので「自分軸」なのです。

でももし、あなたが今、苦しくなっているのなら。
競争・比較には合わない体質なのではありませんか。

いいえ。苦しいけれど辞めません。ダラけるのは嫌なので。

たゆまず努力することは、たしかに大切です。
でも、どこか「堅さ」「堅苦しさ」を感じます。

そこまで競争・比較にこだわり続けるのは、環境にどっぷり浸かっているからでは?

他人と比較することで、
視野が狭くなってしまうことがあります。

「休むことはできない」「やめられない」と思うときは、視野狭窄に陥っています。
あなたにある可能性の道を、一つ一つ封鎖しているようなもの。

そんな状態のとき、競争・比較は機能していません。

でも、頑張らないとダメになってしまいます……

そう感じることもあるかもしれません。

ただ、自分がもっている可能性を解放し、実力を発揮している人は、
案外、「できてうれしい!」「面白いからもっとやりたい」という脳の達成報酬をうまく使っているようです。

競争・比較しなくったって、あなたの味を活かす道は、ほかにも存在します。

優しい人ほど沼にハマる:人間関係が複雑化する「他人軸」

他人軸 自分軸

他人軸の人は、他人を優先するので、人に好かれる「良い面」があります。
自分軸が強い人は、自分の感覚を優先するので、まわりにとっては迷惑に感じることもあります。

でも同時に、「他人軸」にはこんなリスクもあります。

・結局、体調を崩して休む(早めに休んだほうがいいのでは?)
・嫌になって、関係を断ってしまう(思いを伝えたほうがよかったのでは?)
・不満をため込んで頭が占領される(ハッピーでいるために辞めることも?)

じつは「他人軸」が強すぎても、結果的に「自分軸」のデメリットと同じ課題が出てきます。
かえって状況は複雑化し、悪化するリスクもあります。

「自分の中」に基準をもち、その基準に即した関係を作っていく。

そういう習慣を身に着けていれば、問題はそれほど複雑になりません。

逆に、

・ただ漠然と「嫌われたくない」と恐れているだけ
・自分から提供するつもりはないのに「好かれていたい」

こういう「他人軸」でいると、状況がどんどん複雑化して、誰のためにもなりません。

例)契約するつもりのない営業を断れない

相手に期待させるので、相手の怒りを引き出しやすくなります。
結局、断るのなら、最初からその気はないと伝えるほうが、相手のためにもなります。

例)やりたくもない仕事を引き受けてしまう

不満や愚痴が、心に充満し始めます。
依頼した人を嫌いになり、仕事もイヤになります。
体調は悪化し、モチベーションは下がり、他の仕事にも影響が出ます。

ほかに得意な人がいるかもしれません。その人は楽しんでできることだったかも。
そういう人が取り組んだほうが、効率よく成果も出ます。
だとしたら、やはり苦手なことを伝えたほうが、職場のためにもなります。

バランスが大切ではありますが、「嫌われてもいいから、自分で決める」という自分軸をもつと、一気に道がひらけてラクになります。

他人は天気みたいなもの:ふり回されないための「心の傘」のさし方

雨が降れば、傘をさします。
夜になれば、電気をつけます。

他人の言動に対しては、どうでしょう。

非常識なことをされるなら、離れる。
嫌な言葉のシャワーを浴びてしまうときは、心に傘をさす。

他人は変えられません。天気と同じなのです。

他人は変えられると、どこかで期待していませんか。
私がどう思っても、どう伝えても、そう簡単に変えられるものではありません。

他人がどうであっても、
自分にできることをしていくしかないのです。

なにか伝えたいことがあるならば、
相手を変えようと思わず、自分の意思を「表明」するだけ。

「あなたが遅刻してくるなら、次は私は帰ります」
「あなたがそのように言うのなら、これ以上、話すことはできません」

「ここまで」と決めて、意思を表明するのは、「自分軸」です。

相手の気持ちは、相手のもの。
私を嫌いになるのも、相手の自由です。
理由がなくたって、「生理的に嫌い」「なんとなく気に食わない」「虫が好かない」といって嫌われることはよくあります。

もちろん、自分の言動に問題があるならば、具体的に「行動」を変えましょう。

「決めつけて否定的に話さないようにしよう」
「嫌だと言われたら、謝ろう」
「人前では、明るく、笑顔でいよう」

具体的な行動を決めていくのも、「自分軸」です。
自分の課題に向き合うからといって、「自分の存在」まで否定する必要など、ないのです。

自分がやれるだけのことをやって、嫌われるのなら、相手のことは放っておくしかありません。

「相手に嫌われないように」と不安になるのは、
「雨が降らないように」と願っているのと同じです。

雨が降ったら、傘をさす。それだけのことなのです。

完全防御はできない。傷ついたときは、早めの「自分ケア」

そうはいっても、人間は社会的な動物です。
「人の顔色」に、ストレスホルモンが分泌されるようにプログラムされています。

他人から切り離した「完全な自分軸」など、存在しません。

「反応しない」と決意したところで、分泌は生理的なものですから、意識だけで止めるのは限界があります。
人間関係において、鉄の傘をさして完全防御することはできません。

ただ、頭の片隅に入れておきたいことは、
「他人軸」になってもいいのは、 “ あなたを心から思ってくれる他人 ” の場合に限ります。

あなたを振り回す人、あなたを傷つける人、あなたを利用する人。

こういう人も存在します。
その人の基準に合わせていたら、あなたは苦しむだけです。

うっかり「他人軸」になっても、選んだのはあなた自身。

いざという時になっても、責任はとってもらえず、利用価値がなくなれば捨てられるだけ。

やみくもに「嫌われないように…」と思っていると、
必死になって相手の気持ちをなだめたり、ご機嫌を取ったりします。

これは「報われない努力」です。

「雨が降ったら、傘をさす。それでも生理的に反応しちゃうんだよな」と思うと、そうはなりません。
むしろ傷ついた自分のケアをします。

「傷ついたなぁ」

そう気がついたら、すぐに手当てをする。

・ほっとひと息ついて、あたたかい飲み物を味わう
・気持ちが落ち着くアロマや入浴剤を使う
・安心できる人と、おしゃべりする

自分を落ち着けるための行動は、ちゃんと報われます。
自分にできることは、
・相手との距離を調整する
・自分をケアする
・新しい捉え方を身につける

といったことです。

影響を受けやすいタイプが「自分軸」に戻るコツ

「自分軸のほうがいいとは思うのですが、どうしても他人軸になりやすいです」

他人の言動や、環境から影響を受けやすく、生まれつき反応が強い人もいます。
私も、とても影響を受けやすいタイプです。

影響を受けやすいことは弱点ではありません。

人の気持ちに気づいて労わったり、先回りの対策をしたりできる才能でもあります。

だからこそ、「何でも受け取る」のではなく、受け取る情報を自分で選ぶこと。

・相手の言葉は、自分に取り込む価値があるものなのか。
・距離感は、いまの自分に合っている?
・誰に、時間や労力やお金(=自分の資源)を使う?

この「選ぶ・決める」を丁寧にやることが、自分軸に戻るコツ

それが「自分を大切にする」ということなのです。

環境からとても影響を受けやすく「他人軸」になりやすいタイプでも、練習すれば「自分軸」に戻れるようになります。

「あの人のせいで苦しい」をほどく鍵:自分軸よりもっと良い「幸せの法則」を軸にすること

仏教には「因縁果の道理」が説かれています。

自因自果……自分の行いの結果が、自分に現れる。

他人はあくまで「縁」です。因ではありません。
縁の影響は、たしかに大きいものです。でも、

その縁から離れるのか、離れないのか。
どんな考え方で向き合うのか。

それは自分の選択です。

「あの人のせいで!」と感じることはありませんか?
それは「他因自果」だと思っているからかもしれません。

他因自果……他人のせいで、自分に結果が現れる。

因縁果の道理では、「他因自果」は絶対にないのだよ、と教えられます。
他人のせいで、自分が苦しむのではないのです。

自分一人で悶々と考えているとき、どうしても「他因自果」のように考えがちです。

「あの人のせいで」「この人さえこうしてくれれば……」

でもその考えをしているうちは、いつまでも苦しい思いをします。

なぜなら、幸せの法則である「因縁果の道理」に反した考えだからです。

「自分軸」「他人軸」よりももっと良いのは、「幸せの法則」を軸にすることです。

幸せ感をもてる毎日にするために。

幸せの法則である「因縁果の道理」が詳しくわかる、仏教を聞いてみませんか。

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この記事を書いた人

ライター:月見 草

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