内閣府「ムーンショット目標」
【目次】
はじめに 不安になるのは当然!その理由
- 「ムーンショット計画」とは、夢のような将来の目標
- あなたが幸せであり続けるための「10の目標」
- あなたの不安と、将来的な危険をなくすには
- 10の目標の中に書かれていない “ 最大の不安 ” とは?
はじめに

 
今回はこんなお悩みについてです。
将来をまじめに考えている人ほど、不安になるのは当然だと思います。
ちょっとしたことで、あっというまに変わってしまいます。
「もっと悪くなるんじゃないか、生きていけるのか」と悩みます。
今のまま変わらないのも、これで満足とは思えない。
けれど、今より悪くなったら大変!
“ 変わってしまう ” から、先が見えず不安になるのですよね。
将来少しでも安心するためには、どうしたらよいでしょうか?
大きな波がやってきても、波に飲み込まれないようになりたいですね。
この10の目標を知ることで、あなたも不安に思っていることが、これから「どう変化していくか」が浮き彫りになります。
「ムーンショット計画」とは、夢のような将来の目標

まずは、そこからお話ししましょう。
ムーン …… 月に向かって
ショット …… ロケットを打ち上げること
月面着陸することは「前代未聞の挑戦」でしたが、見事に達成しました。
ちょうどそのように、夢のような目標で、非常に困難だけれど、達成できれば革命をもたらす計画・挑戦のことを「ムーンショット」と呼びます。
危険な課題を解決して、不安を払拭する「夢のような目標」って、どんなものでしょう?
「ウェルビーイング」という言葉、最近、いろいろなところで耳にしますね。
Well(よい)Being(状態)のことで、「幸福」「健康」などと訳されています。
幸福や健康といっても、定義がぼんやりとしていますが、
・精神的な健康
・社会的に良好
すべてが満たされた状態を「ウェルビーイング」と言われることが多いようです。
しかも一時的なものではなく、持続的した “ 状態 ” であること。
わかりやすく一言でいうなら、
これを実現しよう、ってことですね。
今、あなたの「不幸」「不健康」を生み出していることが、社会的には10個ある、ということです。
あなたは、どんなことを不安に思っていますか?
あなたが幸せであり続けるための「10の目標」

1記事にまとめるため、詳細まで説明できませんが、イメージしやすいように筆者の言葉でミニタイトルをつけておきます。
わかりやすく単純化しているため、正確には内閣府の資料をご覧ください。
		
1、さまざまな制約から解放されよう

・夢がない、夢が叶わない
→ 誰もが夢を追求できる社会に。
・少子高齢化で、働ける人が少なくなる
→ 1人で複数のアバターを操作して解決。
・人生100年時代、ついていけるか不安
→ 多様な生活スタイルを楽しめるように。
ムーンショット目標1:身体、脳、空間、時間の制約からの解放
2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現。
具体的には……
仮想空間にある自分の分身(アバター)を動かすことで、現実世界に価値を生み出せるようにします。
これを「サイバネティック・アバター」といいます。
2、病気にならない、病気になっても治療できる

・ずっと健康でいられるか不安
→ 健康不安なく、100歳まで。
ムーンショット目標2:疾患の超早期予測・予防
2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現。
具体的には……
慢性疾患等(糖尿病、高血圧、動脈硬化、アレルギー、認知症、神経障害等)は大きな課題。
根本的な予測・予防方法を確立する。
3、AIロボットが仕事をしてくれる

・人手が足りず、仕事が忙しすぎる
→ AIロボットがやってくれる。
ムーンショット目標3:自ら学習・行動し人と共生するAIロボット
2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現。
具体的には……
人が一緒に行動して、違和感を持たないAIロボットを開発。
人のように自律的に判断し行動するAIロボット。学習を自ら発展させることを目指す。
4、猛暑にストップ/プラスチックを体に取り込まない

・毎年、暑くなる夏。どうなっちゃうの?
→ 地球温暖化問題の解決(Cool Earth)
・体に取り込んでいるプラスチックが怖い
→ 環境汚染問題の解決(Clean Earth)
ムーンショット目標4:地球環境の再生
2050年までに、地球環境再生に向けた持続可能な資源循環を実現。
具体的には……
「プラネタリーバウンダリー」つまり、人間社会が発展と繁栄を続けられるための、地球の限界値を超えないようにする。
5、食料不足にならないように

・食品の値段が高い!
→ 食糧調達の不安が解消される
ムーンショット目標5:2050年の食と農
2050年までに、未利用の生物機能などのフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出。
具体的には……
世界的な人口増加で、2050年には現在の1.7倍の穀物が必要。
昆虫、土壌微生物、人体内微生物等をフル活用し、地球規模でムリのない食料生産システムを構築する。
6、スマホやコンピュータはどこまで進化する?

・進歩が止まって、今の便利な機能も使えなくなりそう
→ 新しい技術で進歩を遂げる
ムーンショット目標6:誤り耐性型汎用量子コンピュータ
2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現。
具体的には……
初期の携帯電話は、通話と簡単なメール程度。現在のスマホは、写真加工、動画編集、AIと会話など。
性能が上がるほど、処理が複雑になり、メモリの容量が増加。微細化・小型化には物理的な限界がある。
これを「ムーアの法則の限界」と呼ばれます。
7、病気や災害の不安なく過ごせる

・元気に過ごせるかな
→ 予防・対策して安心
ムーンショット目標7:健康不安なく100歳まで
2040年までに、主要な疾患を予防・克服し100歳まで健康不安なく人生を楽しむためのサステイナブルな医療・介護システムを実現。
具体的には……
予防医療・健康づくりには、7割の人が無関心!
生活習慣病と高齢化疾患が課題。
人手不足、災害時の医療ひっ迫にも、十分に対応できるように。
8、豪雨・台風・水害がだんだん酷くなってない?

豪雨・台風・水害で家が流されたらどうしよう
→ コントロールして安全に
ムーンショット目標8:気象制御による極端風水害の軽減
2050年までに、激甚化しつつある台風や豪雨を制御し極端風水害の脅威から解放された安全安心な社会を実現。
具体的には……
豪雨や台風の強度・タイミング・発生範囲などを変化させ、制御する。
9、メンタル不安がなくなる

メンタルを病みそう
→ メンタル不安がなくなる
ムーンショット目標9:こころの安らぎや活力を増大
2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現。
具体的には……
うつ・孤独、憎悪、対立、格差、軋轢などが課題。
こころの安らぎや活力を与えることで、幸福、平和、多様性・寛容、ケア、共感などに変化させる。
10、電力不足にならないように

停電になったらたまらない!
→ 安定して供給される
ムーンショット目標10:フュージョンエネルギーの多面的な活用
2050年までに、フュージョンエネルギーの多面的な活用により、地球環境と調和し、資源制約から解き放たれた活力ある社会を実現。
具体的には……
太陽や星を輝かせるエネルギーを、「フュージョンエネルギー」といいます。
電気エネルギーに限らない、安定的で豊富なエネルギーを活用する。
あなたの不安と、将来的な危険をなくすには

国をあげて目指している、夢のような10の目標。いかがでしたか?
将来的な不安や、危険な課題が詰まっていると思います。
仕事がなくなるかもしれない
いつ災害に遭うかもわからない
ウイルスで外出できなくなるかもしれない
物価が高騰して米や食料が買えなくなるかもしれない
なにが起きるか予想もつかない世の中です。
まじめに考えている人ほど、将来が不安になるのは当然だと思います。
お釈迦様は2600年もはるか昔から、この世は「諸行無常」と説かれました。
これは、何千年という年月を経ても、変わらない真理なのでしょう。
ところで、すべての人に訪れる不安な未来なのに、「10の目標」の中に含まれていない大問題が1つあります。
あなたは、それが何かわかりますか?
10の目標の中に書かれていない “ 最大の不安 ” とは?

病気にはならない人もいます。
若くして亡くなれば、老いは関係ありません。
ところが、すべての人に訪れる100%確実な未来なのに、10の目標の中に、書かれていない “ 最大の不安 ” があります。
生きている人は、体温があり、ほほ笑むことも、話をすることもできます。
死んでしまった人は、冷たい氷のようになり、二度と会話を交わすこともできません。
他人の死でも、大きな悲しみであり、大切な人がいなくなってしまうことは不安です。
自分の「死」は、もっと大きな問題です。最大の不安でしょう。
口では何とでも言えますが、死に直面したとき、体は最大の恐怖を覚え、身の凍るような思いをします。
将来を安心するには、もっとも解決しなければならないことです。
それなのに、10の目標の中に、死について言及されていないのは、なぜでしょう?
・「死について考えたってしかたない」と、あきらめている。
お釈迦様は、すべての人が忘れ、あきらめている「死」について、ごまかさずに向き合われました。
死んだらどうなるかわからない不安な心を「無明の闇」といいます。
その闇を破る方法を教えられているのが、仏教です。
はい、そのとおりです。
仏教では、人間のことを「凡夫」といいますので、人間の智慧(ちえ)を「凡智」といい、仏の智慧を「仏智」といいます。
「セミは春秋を知らず」と同様、人は生まれる前と死んだ後のことがわかりません。
死んだらどうなるかなんて、わかるわけがないのです。
ところが仏智では、死んだらどうなるか「後生(死後)」を、因果の道理から順々に解き明かされています。
仏の智慧は、こんなエピソードからも凄さがわかります。

今では、そのように考える人はほとんどありませんね。
今の天文学では、簡単に言えば、このように学びます。
その太陽系宇宙が、2000億ほど集まった銀河系宇宙。
その銀河系宇宙が、1000億以上、存在するといわれています。
はるか昔、2600年前、仏智を体得されたお釈迦様は、「宇宙には地球のようなものが、無数に存在する」と説かれていました。
数えきれないほど存在する星の一つが、地球であると明らかにされていたのです。
小千世界が1000個集まっている世界を「中千世界」
中千世界が1000個集まっている世界を「大千世界」
と呼ばれています。
地動説が提唱される2000年以上も前に、こんな宇宙観が説かれていたのは、驚きです。
死の不安を解決する方法を、仏の智慧では、すでに示されています。
死んだらどうなるかわからない不安な心(無明の闇)が破られれば、最大の不安が取り除かれるので、安心した未来を迎えることができます。
どんな大きな波がやってきても、波に飲み込まれることのない「大船」に乗ったように、大安心になります。
たとえ「死」がやってきても、心の幸せは “ 変わらない ” 状態になるのです。
あなたの不安な将来を安心にする、仏の智慧を学んでみませんか。
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