幸せとは

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落ち込みグセを直すコツ!自信を回復する方法

【目次】

  1. 落ち込みグセを和らげる3つのポイント
  2. 落ち込みグセを緩めるために、「反証」を探す
  3. 落ち込む要因の一つは、上手に「嫌だ」と言えないこと
  4. 嫌なことを人に伝えるときの3つのポイント
  5. イライラしたときは、そういう言い方になることだってある
  6. 自信を回復する3つのポイント
  7. 注意!口より心が大切
  8. どんなときも人生の軸になるもの

はじめに

落ち込む

こんにちは、心理カウンセラーの月見草です。

今回はこんなお悩みについてです。

認知行動療法など、考え方のクセを直す練習をしています。
でもなかなかうまくいきません。

偏った考え方を修正するには、どうすればいいですか。

考え方のクセを直すのは、そう簡単ではないですよね。
誰でもクセはあります。

完璧にできる人なんて存在しません。
「完璧にできる」と思うこと自体、偏っています。

自分の思考のクセに気づき、意識して練習することで、バランスがとれてきます。
時間はかかりますが、思考を変える効果は大きいものです。

お腹が空いたら、食事をするように、
落ち込んだら、心を満たす考え方をしましょう。

心も栄養補給しないと、痩せていきます。

心を満たす考え方をするには、コツがあります。

(1)落ち込みグセを和らげる
(2)嫌なことを人に伝える
(3)自信を回復する

それぞれ、3つのポイントを押さえて練習してみましょう。
生きやすくなるヒントになれば幸いです。

落ち込みグセを和らげる3つのポイント

(1)永続 or 一時
(2)普遍 or 特殊
(3)自分のせい or 環境要因も加味

場面に応じて、どちらを使うかによって、落ち込みグセが和らぎます。
3つのポイントを順番に練習していきましょう。

落ち込みグセを和らげるポイント(1)永続 or 一時

落ち込みグセがある人は、
失敗した時に「永続的」だと思い込みます。
悪い状態がずーっと続くと思うクセですね。

さほど落ち込まない人は、
失敗した時に「一時的」だと考えます。
悪い状態はそのうち良くなると思うのです。

落ち込みグセ(失敗は永続する)
「相変わらずダメだ」
「いつも失敗する」
「私ってダメな人間」
落ち込まない考え方(失敗は一時的)
「こういうこともあるよね」
「今回は失敗したけど次は大丈夫」
「そのうちうまくやれる」

誰でも落ち込んだときは「視野狭窄」が起きやすいものです。

視野狭窄(しやきょうさく)とは
視野が狭くなり、偏った考え方しかできなくなること。

偏りを減らすように、この記事を見ながら練習するといいでしょう。

永続的だという考えを、一時的な失敗だと、とらえ直す練習をしてみましょう。

落ち込みグセを和らげるポイント(2)普遍 or 特殊

落ち込みグセがある人は、
失敗した時に「普遍的」だと思い込みます。
1つか2つの失敗が、すべてに当てはまると思うクセです。

さほど落ち込まない人は、
失敗した時に「特殊的」だと考えます。
1つの失敗を、すべてに当てはめようとはしません。

落ち込みグセ(失敗は普遍的だ)
「何をやってもダメだ」
「何もかもうまくいかない」
落ち込まない考え方(失敗は特殊だった)
「難しい問題だった」
「できていることもたくさんある」
「この件は失敗したけど、他はうまくいっている」

うまくいかないことが続くと、誰でも普遍的に考えがちです。
5人にフラれたら「自分は誰ともうまくいかないんだ」と考えるかもしれません。

実際は、そんなことはありません。
エジソンは、電球の発明に約2000回失敗しました。
「うまくいくことはないんだ」と考えて、諦めていたら、発明は無かったでしょう。
「このやり方は、うまくいかなかった」「うまくいく方法はある」と考えたのが、成功のもとでした。

うまくいかないのは普遍的だという考えを、特殊な失敗だと、とらえ直す練習をしてみましょう。

落ち込みグセを和らげるポイント(3)自分のせい or 環境要因も加味

落ち込みグセがある人は、
失敗した時に「自分のせい」だと思い込みます。
他人のせいにせず、自分に原因を求めるのは良いことですが、実際はさまざまな因縁が重なって結果が生じています。

さほど落ち込まない人は、
失敗した時に「環境要因」も加味します。
あらゆる方向から、うまくいく方法を考え直します。

落ち込みグセ(失敗は自分のせい)
「全部自分のせい」
「私って本当にダメ」
「自分さえいなければうまくいったのに」
落ち込まない考え方(環境要因も加味)
「条件を変えたらうまくいくかもしれない」
「まず仕組みを変えられないだろうか」
「具体的にどう対策したらいいか」

私も「すぐイライラして短気だな」と落ち込んだことがありました。
よく考えてみると、仕事が忙しく、家事にも手が回らず、“やらなきゃいけないこと” が山積みになっていたのです。

睡眠時間が減る

頭が回らない

人との会話もうまく言葉が出てこない

落ち込んで自信がなくなる

嫌なことばかり思い出す

ちょっとしたことにイライラする

……と、悪循環になっていました。

思い切って仕事量を減らし、便利な生活家電を導入したところ、睡眠やリラックスに充てる時間が増えて、イライラすることはぐっと減りました。

全部自分のせいだという考えを、環境要因も加味して、とらえ直す練習をしてみましょう。

落ち込みグセを緩めるために、「反証」を探す

「私って、何をやってもダメ。いつもうまくいかない。」

こんなふうに、落ち込む3つのポイントをすべて盛り込んだら、そりゃ落ち込みますよね。

落ち込む考えが強く出たときは、わざと大げさにこんな問いかけをしてみましょう。

「へぇー、ぜんぶダメなんだね~。うまくいっていることは1つも無いんだ?」
「ほほぅ、いっつもダメで、うまくやれたことは一度も無いんだね?」

こう言われると、

「う、うん……。1つくらいはうまくいっていることもあるかな」
「まぁ、うまくいったことも一度くらいはあるけど……」

という気が出てきます。

そうなったら、

「じゃあ、それはどんなとき?」

と問いかけます。

認知行動療法では、自分が思い込んでいることを緩めるために、反証を探します。

反証とは
思い込みが、真実でない証拠。

もとは哲学や科学の考え方で、カール・ポパーは「反証可能性」を提唱しました。

「可能性」なので、そんなことはあり得そうもない、と思うことでもいいのです。

今は、頭を柔らかくして、凝り固まった思い込みを、ゆるめたいだけなのですから。

落ち込んでいるときは、自分の考えが永続的で普遍的な「真理」だと思い込みます。

思い込みが鉄板のように硬いので、なかなか考えを変えられません。反証を見つけても「でも」「無理」「あり得ない」可能性を排除してしまいます。

しかし、1つでも反証を見つけたら、あなたの考えは、真実ではないのです。
反証を考える練習も、落ち込みグセを緩めるのに有効です。

現実は、けっこううまくいっていることもあるし、悪い状況は続かないものです。
落ち込みグセを和らげたいなら、

「今回は、条件が重なって、難しい問題だったから、こういうこともある」

と考えてみましょう。

落ち込む要因の一つは、上手に「嫌だ」と言えないこと

嫌だと感じることを相手に言えず、溜め込むことも、落ち込む要因になります。

かといって、言い方を間違えると関係が悪化します。
否定されるのが好きな人はいませんから。

相手を否定したり、相手を不快にさせたりすると、自分に跳ね返ってくるでしょう。
相手から否定的に見られることが増え、また落ち込むかもしれません。

相手は鏡です。

相手の反応が良いと、自分の自信につながります。
「関係を悪くせずに伝えられた」という経験を積むと、安心感や自信になるのです。

相手のあることですから、完全ではありませんが、嫌なことを人に伝えるときの3つのポイントも練習してみましょう。

嫌なことを人に伝えるときの3つのポイント

これは、落ち込みグセと同じ方法なので、簡潔に列挙していきます。
自分にも他人にも通じるやり方です。

嫌なことを人に伝える方法(1)永続 or 一時

永続的×
「あなたっていつもそうよね」
一時的◎
「今回こうなってたので直してね」

嫌なことを人に伝える方法(2)普遍 or 特殊

普遍的×
「全然できてない」
特殊的◎
「大体はいいので、ここだけ直してね」

嫌なことを人に伝える方法(3)あなたのせい or 環境要因も加味

あなたのせい×
「あなたって本当にダメ」
環境要因も加味◎
「こういう条件のときは、気をつけてね」

イライラしたときは、そういう言い方になることだってある

「あなたっていつも全然できてない」

こんなふうに伝えたら、相手のやる気を削いでしまいますよね。

でも、イライラした時は、そういう言い方になることだってあります。

「いつも『あなたってダメね』と言ってしまう」
「自分を責めてばっかりで、全然うまく伝えられない」

こういう考えが出てきたら、落ち込みグセを緩める練習に戻りましょう。
「そういう言い方になることだってある」というのも、バランスの取れた考え方です。

ほとんど毎回、失敗するんですけど……

そう感じることもありますよね。
しかし、1つでも反証があれば、それは真実ではありません。

次にイライラしたとき、1回でも

「今回はこうなっていたので、こういう条件のときは気をつけてね」

という言い方ができれば「私っていつもダメ」ではなくなるのです。

たった1回でもいい。やってみましょう。

自信を回復する3つのポイント

自信を回復するときは、これまでの逆を使います。
具体的に練習していきましょう。

自信を回復するポイント(1)永続 or 一時

永続する◎
「ほとんどは、うまくいっている」
一時的×
「今回はうまくいったけど」
「ツイてただけ」

うまくいくことが「一時的」だと思うと、自信はつきません。
「ほとんどは、うまくいっていて、ありがたい」と思うと、感謝の気持ちも出てきます。
感謝と自信にも、深い関係があります。

自信を回復するポイント(2)普遍 or 特殊

普遍的◎
「たいていのことは、なんとかなる」
成功は特殊だった×
「たまたまできたけど」
「まぐれです」

できたことを「特殊」ととらえるクセがあると、自信がつきません。
謙虚なのは良いことですが、自信は自分で作っていくことができます。

自信を回復するポイント(3)自分の行動 or 環境要因

自分の行動で結果は変えられる◎
「こういう行動がよかった」
「私はきっとできる」
環境要因だけ×
「みんながやってくれる時だけ」
「いい先生に当たった時だけ」
「問題が簡単なら」

環境要因が恵まれたときだけうまくいくと考えていると、自信がつきません。
もちろん成功には環境要因もありますが、少し困難なことにも挑戦すれば、自分の力をつけていくことはできます。

注意!口より心が大切

「ほとんどうまくいっているし、たいていのことはなんとかなる。私はきっとできる」

こう考えると、自信が回復する感じがしませんか。
考え方のクセを少し変えると、現実は良いほうへ動き出します。

ここで注意が必要なのは、口より心が大切ということです。
口でどう言っているかよりも、心でどう思っているかのほうが、自分の幸せにつながっています。

口でどう言うかも、他人との関係では大切です。

悪いこと → 自分の責任
良いこと → みんなのおかげ

と言ったほうが謙虚だと見られ、信頼されることもあります。

お釈迦様は「心口各異」と教えられました。
心で思っていることと、口で言っていることは、それぞれ異なるということです。

メンタルが安定している人は、心で自信がつく考え方をしているので、口ではどのように言ってもさほど落ち込みません。

どうすればいいか分からなくなったときは、

(1)永続 or 一時
(2)普遍 or 特殊
(3)自分のせい or 環境要因も加味

それぞれ両方の考えを試してみて、「いいな」と感じるほうを選ぶと良いでしょう。
どんどん落ち込んだり、人間関係が悪化したりして、可能性を狭めているなら、逆の考え方を試してみましょう。

どんなときも人生の軸になるもの

(1)永続 or 一時
(2)普遍 or 特殊
(3)自分のせい or 環境要因も加味

この3つのポイントから、心を満たす考え方を練習しました。

失敗や落ち込みは一時的で、永続するものではありません。

夜が明ければ、朝が来ます。
冬が過ぎれば、春が来ます。

お釈迦様は「諸行無常」と説かれました。
すべてのことは、続かないのです。

良いことは、長く続くと考えるほうが、自信がつきます。
ですが、完璧ではありません。
自信をなくしてしまうことや、うまくいかないことは、誰にでもあります。

お釈迦様は、何があっても変わらない心の幸せを教えられました。

仏教は「三世十方を貫く教え」と言われます。

三世 …… 過去世・現在世・未来世
いつでも変わらないということ。

何千年前も、何万年後も、変わりません。

十方 …… 東・西・南・北・北東・北西・南東・南西・上・下
どこでも通ずるということ。

日本でもアメリカでもインドでも、地球でも火星でも成り立ります。

三世を貫くものは、永続するものです。
十方を遍くものは、普遍的なものです。

仏教で教えられているのは、普遍的で永続する幸せです。

老いや病気や死によっても崩れない、変わらない幸せがあります。
それは特殊な人だけがなれるのではなく、誰でもなれる幸せです。

お金が有っても無くても、老いも若きも、男も女も、どんな人も同じ心の幸せになれる方法が教えられています。

何もかもうまくいかないときも、それなりにうまくいっているときも、仏教を学ぶと人生の軸になりますよ。
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この記事を書いた人

ライター:月見 草

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