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今回はこんなお悩みについてです。
こんな無理ゲーの人生、生きてても仕方ない。(無理ゲー……難易度が高すぎてクリアするのがほぼ不可能なゲームのこと)
このまま生きてても、良いことあるのかな。
正直しんどい。
もう全部リセットしたい、と思うことも、人生には、あるのではないでしょうか。
問題そのものに対処していく必要はありますが、心が変われば、今のままで満足できる、ということもあります。
前回まで、「性格を変えたいのに、変わらない理由7つ」について、(3)までお話ししてきました。
今回は、この2つについてお話しします。
心が変われば、性格は変わります。人生も変わります。
人生諦めようか……、と思ったときに、読んでみてもらいたい内容です。
こういう思いに囚われると、苦しくなります。
今のあなたのまま、何も変わらなかったとしても、
この事実を知ったら、心はラクになるかもしれません。
あなたが「心」で何を思ったかが、あなたの幸・不幸を生み出しています。
どんなに貧乏でも、心が幸せを感じているなら、幸せです。
どんなにお金持ちでも、絶望しているなら、不幸です。
環境や条件よりも、心のほうが、幸・不幸を決めています。
そう思われるかもしれませんが、
という事実に気づいていないか、忘れてしまっているだけ、かもしれません。
実際、あなたは、すでに多くのものを持っています。
仏教には、こんな言葉があります。
人間に生まれたことを、なんとも思わず、苦しいときは、生まれてきたことを恨んだり、後悔したり。
でも、それはもったいない。人間に生まれたことは、喜ぶべきことなのですよ、と教えられています。
畜生・餓鬼・地獄という世界の中で、私たちが想像できるのは、畜生(動物や虫)くらいでしょうが、生き物は175万種以上、その中のアリだけでも、人間の200万倍の数がいると言われます。
地球全体における動物の「種類」だけみても、脊椎動物の割合は4%ほど。
ほとんどの動物は無脊椎動物に分類されます。
「種類」ではなく「数」で言ったら、文字通り「数えきれない」のです。
4%しかいない脊椎動物のうち、47.5%は「魚」です。ほ乳類は、たった8.4%。
(『小学館の図鑑NEO[新版]魚』小学館、2020.12)
さらに、ほ乳類の内訳は、野生動物の割合はわずか4%、人間は34%、残りの62%は家畜です。(ほ乳類ではない鳥類は除く)
(OurWorldinData、ハンナ・リッチー著、2022.12.15)
他の動物や虫も、今、せっせと生きています。
人間に生まれたことは、天文学的な確率です。
人間に生きているときにしか、できないこと。
虫や家畜には、絶対にできないことがあります。
だとしたら、せっかく今、人間に生きていることを活かさなければ、もったいないでしょう。
肉体ごと壊してリセットしても、もっと不自由で苦しい、虫や家畜、餓鬼・地獄に生まれるとしたら、人間をやめるのは、やめたほうがいいでしょう。
自分の「持ち味」に、マイナスの意味づけばかりしている場合もあります。
余計なことを言ってしまった、人を傷つけてしまった、嫌なことを言われた、気持ちを分かってもらえなかった、孤独だ……。
思い通りにならないことも、多々ありますが、それ以上に、あなたの存在には意味があります。
せっかく、あなたにすでにある「持ち味」を、あなたがディスカウント(値引き)して、安売りしたら、誰が高く評価してくれるでしょうか。
もし、あなたの持つ性質が、「使いづらい性質」だと感じたとしても、それを「ダメだ」と思うのか、「持ち味だ」と思うのか。それもあなたの選択です。
使いこなすまでに、時間がかかったとしても、あなたの持ち味を活かす工夫研究をすれば、使えるようになります。
ほとんどの性質は、単なる「違い」であって、優劣はありません。
ところが人間は、すぐ優劣をつけたがります。
誰も「劣っている」ほうになりたくないので、他人を見下し、自分のほうが上だと思い込むことで、安心したいのかもしれません。
まだ人の価値を知らない他人が、見下して放った言葉を、「そうだ」と受け入れてしまうのか、人の価値をあなた自身が知って強く生きるのか。それはあなたの選択です。
今あるものを活かさずに、ないものねだりしている人が多くいるように思います。
人生諦める前に、あなたの持ち味を再評価して、活かしませんか。
たとえばこのように、頭で考えて、口で言ったとしても、本音ではどうでしょう。
たくさん稼ぐには、単純に言えば、それだけの行動を起こせばいいだけ。
寝る間も惜しんで行動すれば、不可能ではないでしょう。
しかし、本音では・・・
頭で考えたことは、嘘をつきます。
口で言ったことも、嘘があります。
自分の本音がわからなければ、それを満たし、満足することもありません。「今のままでいいや」「変わらなくてもいい」と思ってしまいます。
もし、本音であなたが欲しているものがわかれば、満たすことができます。手に取るようにありありと思い浮かぶなら、きっとあなたは行動を始めるでしょう。
意外と自分ではわからないものです。
それを教えられているのが、仏教です。
人生諦めるなら、仏教を聞いてみてから、考えてもらいたいと思います。
そういう経験は、ありませんか。
変化したところで、「右肩のものを左肩に移しただけだった」ということもあります。
目標にしてきたことは、達成したのに、
それで燃え尽きてしまう人もいます。
「変わろうと思う気力もない」となった理由は、今までの経験上、苦労のわりに幸せにならなかったからではないでしょうか。
人は「損したくない」心が一杯です。
「損する」「無駄になる」と薄々わかっていることには、力が湧いてこないのです。
「損した」「無駄になった」と思う結果に終わったのは、目標と「本当に欲しているもの」とのズレがあったからです。
自分の心を正確に知ると、目標と「本当に欲しているもの」とのズレが見えてきます。
先ほどの「たくさん稼ぎたい」の例で言えば、稼ぎたいわけではなく、「稼げば、得られると想像するもの」が欲しいだけかもしれません。
たくさん稼げたらきっと・・・
「こういうものが得られる」と、想像しているものがありませんか。
さらに掘り下げると、
あなたが本当に欲しているものは、幸せ、満足、自由、楽しみ、安心といった心の状態ではないでしょうか。
ところが、本当に欲しいもの(心の状態)は、あなたの目標の先には無いかもしれません。
お金を稼いでも、いい結婚相手が見つからない。
いい結婚相手が見つかったとしても、自分の自由には過ごせなくなった。
貯金ができて、好きなだけモノを買っても、思ったほど満たされない。
せっかく気に入ったモノが見つかっても、古くなってしまう。汚れてしまう。壊れてしまう。
これで満足したと思ったのに、すぐにまた不満が出てくる。
お金は稼げるようになったけれど、誰からも尊敬されず、嫌われている。
尊敬されたとしても、その尊敬を維持するために、自分を押し殺し、好きなことができない。
モテるようにはなったけど、金目当ての人が周りに集まってくる。
断るには、嫌われ、憎まれ、恨まれ、文句言われなければならず、苦しい。
見返したい人たちは、少しも自分に興味がない。
バカにはされなくなっても、マイナスをゼロに戻しただけで満足がなかった。
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あなたが本当に欲しているはずの、幸せ、満足、自由、楽しみ、安心といった心の状態は、目標を達成しても、得られないかもしれません。
あなたが「これさえ得られれば……」と求めているものを、手に入れている人もいるでしょう。
あなたが努力して目標を達成しても、本当に欲しているものが手に入らなければ、「損をした」「無駄になった」となってしまうでしょう。
これを「絶対の幸福」といわれます。
ところが、金や財産、結婚できた喜び、子どもが生まれた幸せ、仕事の達成感や事業の成功などは、長続きするものではありません。変わってしまう・色あせてしまう・崩れてしまう幸福です。
だから「苦労したのに、求めていた幸せは無かった……」と落胆し、人生諦めたくなる時も出てきます。
そういう幸福でなければ、人生、苦労する値のある「人生の目的」とは言えないでしょう。
「『人生諦める』を諦める」と、よく言われますが、仕方なく惰性で生きるのもつらいですよね。
「人生の目的」に向かっていれば、苦労の先に、絶対の幸福があります。
絶対に「損しない」「無駄にならない」のです。
人生諦める気持ちが心を覆って、変わろうと思う気力も無いなら、一度、仏教を聞いてみてください。
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