カフェ勉強会・おしゃべり会
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今回はこんなお悩みについてです。
2人なら、目の前の相手の反応に集中できるけれど、人数が増えると、あっちにもこっちにも気を遣って疲れてしまう……。
あなたもそんなお悩みはありませんか。
HSPさん(繊細な人)が3人以上で話すのは、サーフィンの波に乗るようなもの。
少し気を抜くと、すぐ波に飲み込まれて溺れてしまいます。
3人以上の会話は、どうして難しいのか。どうすればいいのか。
一緒に考えてみましょう。
HSPさんと一口に言っても、何に敏感か、何が気になるか、何を考えているかは、人それぞれです。
あなたは、どんなことが要因で「苦手」と感じるのか、探ってみましょう。
・他に話したい人がいるかと思って、遠慮してしまう。
・みんなが公平に話せるよう、誰か1人が取り残されないように気を配る。
・いろんな人に配慮して、クタクタになって疲れる。
・1つのことが引っ掛かり、気づいたら会話が流れている。
・複数人の言葉が、論理的につながらず、主旨が何なのかを見失って戸惑う。
・会話のラリーが速くて、理解がついていかない。
・みんなが自分に注目するのが怖くて、発言ができない。
・このタイミングで発言していいか、考え込んでしまう。
・勇気を出して発言しても、場がシラケていたのではないか、皆はどう思っただろうかと後悔してしまう経験が多い。
・質問されて、何と答えていいか分からない。
・何を求められているのか、正解を探してしまう。
・相手に喜んでもらいたい。褒めてもらいたい。感心してもらいたい。
・「こんなこと言う人なんだな」とガッカリされたくない。
なぜ、「3人以上で話すのが苦手」と、わざわざ「人数」を気にするのでしょう。
人数が多くても、「受け入れられている」と感じられれば、居心地は悪くなりません。
3人で話すときは、どちらかとだけ話すのは気まずいかもしれません。
しかし4人以上で話す時は、その中でもっとも気が合いそうな1人にターゲットを絞ってみましょう。
それなら、10人いても、50人いても、同じです。
私はそう思うようになってから、大勢の前に出ても、話ができるようになりました。
すべての人に、悪く思われたくない。受け入れられたい。
それは、不可能な望みです。
お釈迦様は、このように言われています。
三大聖人と言われるお釈迦様でさえ、当時の人は、
「すべての人が尊敬するのでは?」と思われる仏様でさえ、褒められたり嫌われたりなのですから、「みんなから好かれる」のは不可能です。
そう思えば、何人いても、気がラクになりませんか。
HSPさんは、「刺激に強く反応する」という特性を持っています。
しかし、
すぐに変えることができなくても、まったく変わらない特性ではありません。
考え方を変えたり、スキルを身につけたりすれば、対処できます。
この2つを見極めましょう。
変えられないことは、受け入れましょう。
変えられることは、少しずつ変えていきましょう。
達成感・自信・充実感につながります。
まじめなHSPさんは、こう思いがちです。
反省が深く、向上心も強いあなたは、とても素敵です。
同時に、変わっていくためには自分を肯定することが重要です。
反省が深いということは、できたことよりもできなかったことに注目し、どこまでいっても「不満」を生み出します。
疲れ果てて、人と接すること自体が「苦痛」になってしまいます。
「場数」による慣れが大きいからです。
1人反省会をするのは、刺激を取り除こうとする脳の自然な働きですが、反省はそこそこにして、あまり苦痛にならないように、肩の力を抜きましょう。
HSPさんは、しゃべっても・黙っていても、どちらにしても疲れます。
楽しかったとしても・つまらなくても、帰宅後はドッと疲れが出て、自己否定が始まるでしょう。
「なんであんなこと言っちゃったんだろう」
「ヘンな間(ま)で話しちゃった」
「緊張してるのが伝わっちゃったかな」
「どう思われたんだろう」
「結局ほとんどしゃべれなかった」
「せっかく相手が話しかけてくれたのに」
「存在が透明だったみたいだ」
「行かなきゃよかったかなぁ」
多すぎる刺激を処理するために、衝撃の強かったものから順に思い出して、処理しようとしているだけです。
自己否定や、1人反省会をしてしまう自分に「疲れてるだけだよ」と優しく声をかけてあげましょう。
「よくがんばったなぁ」と、場数を重ねたことを認めて褒めましょう。
1人反省会をストップすることが、あなたの対人スキル向上につながります。
HSPさんの「1人反省会」を「自分褒め」タイムに置き換えましょう。
反省しているようで、もしかしたら、大切な人の好意を捨ててしまっているのかもしれません。
せっかくの宝物を捨てては、もったいないことです。
自己否定は止められなくても、良かったことも思い出しましょう。
「あの人が、気にかけてくれた」
「あのとき、話をふってくれた」
「ほほえみを返してくれた」
「こんな言葉をかけてくれた」
あなたは大切に思われていることを、心に刻みましょう。
自己否定してしまう出来事にも「自分はOKだった」「あれでOKだった」と、肯定しましょう。
「緊張している中で、よく勇気を出した」
「何もしないで終わるより、挑戦してよかった」
「場数を踏んだから、次はもっとうまくやれる」
「少なくとも、私が居たことは覚えてもらえるはずだ」
「緊張しながらも行けただけでもよかった」
「静かに相手の話に耳を傾けられた」
「無理して発言せず、自分をコントロールできた」
「刺激を調整して、疲れを最小限に抑えることができた」
こんな感想をもらいました。
肩の力を抜いていきましょう。
大切なのは、自分を肯定することです。
相手に合わせて笑ったり、相槌を打ったりするだけで精一杯なのも分かります。
HSPさんは、一人一人の言葉を深く処理するので、ちゃんと聞いているからこそ、黙っていることも多くあります。
しゃべりたい人がしゃべってくれるので、基本的に心配は要りません。
無理に話そうとして、思ったようにいかず、トラウマになってしまうよりも、黙っているほうが得策であることもあります。
「これだけは言いたい」という時だけ発言するほうが、「あれ、普段しゃべらない人が何か言おうとしているぞ」と聞いてもらえて、言葉が伝わることもあります。
言葉は、心を伝えるためにあるのですから。
逆に、好きなように気楽にしゃべっても、大丈夫。
よくしゃべる人は、言葉数が多いので、1つの言葉の重みがさほど大きくありません。
あなたが「失敗した」と思っているひと言は、風船のように飛んで行ってしまいます。
人が失敗したことを、あなたはいつまで覚えていますか?
ほとんど覚えていないと思います。
あなたの失敗も、心に刻む必要はありません。
風船のように、空高くどこかへ飛ばしてしまいましょう。
言葉は、伝えたいことを、伝えるためにあります。
あなたの心の中に、「これだけは伝えたい」という情熱が湧きおこれば、自然と言葉が出てきます。
絶対の幸福になると、「あなたにも、この幸せを伝えたい!」という気持ちがあふれてきます。
絶対の幸福とは、他人と比較して感じる「相対の幸福」とは異なり、比較しない幸せです。
2人以上のグループでは、たとえ明確でなくとも、「比較」は常に存在します。
・知らず知らずのうちに、優越感に浸り、他人を見下してしまう。
・優越感がバレないように、謙遜する。
・人それぞれの幸せがあるのに、自分が良いと思うものを押し付けてしまう。
・劣等感に陥り、相手の幸せを純粋に喜べない。
・妬ましい気持ちを隠すのに必死。
・失敗した、ダメだったと自分を過小評価する。
・会話が「上手・下手」と比較してしまう。
・「仲間に入れてもらえただけ有難い」と自分の価値をディスカウント(値下げ)する。
相手を傷つけないために、気を使い、比較を露骨に出さない努力は必要です。
でも疲れますね。
絶対の幸福は、比較する幸せではありません。
こういう幸せを、お釈迦様は教えられています。
そして、絶対の幸福になった人は、感謝と喜びから、相手にも伝えたい気持ちがあふれます。
言葉の数は問題ではありません。
口数が少ない人も、しゃべるのが好きな人も、もっとも大切なことが、口から出てくるようになるのです。
一喜一憂する「相対の幸福」ではなく、「絶対の幸福」になりたいと思いませんか。
まずはあなたが心からの幸せになること。
これが最優先です。仏教を聞けば、あなたも絶対の幸福になれます。
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