人間関係

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いい夫婦の日に考えたい、夫婦の計算問題96÷2は何?

夫婦の脳トレ「96÷2」は?

こんにちは、大見です。
11月22日は、日本全国「いい夫婦の日」ということになっています。

そこで突然ですが、96÷2=なんでしょう?
48ですよね。

96(苦労も)÷2(夫婦2人で分かち合えば)=48(幸せ)になる。

座布団1枚!
元ネタは、『実践!世界一ふざけた夢の叶え方』で有名な、菅野一勢さんの言葉です。

夫婦生活も苦しみの波が次から次へとやってくる海のようなもの

私は子供の頃に、親が夫婦喧嘩するのを見て、なぜ、好きで結婚したはずなのに、ケンカするのかと疑問に思ったものですが、今にして思えば、それだけ両親ともに、疲れていたり、イライラしていたり、苦しみがあったからと知らされます。

結婚した後も、楽しいことや、いいことばかりではなく、仕事のプレッシャーや疲れ、育児のストレス、子供の不登校やいじめ、非行、事故、病気、お金の問題、介護など、海に波が次から次へとやってくるように、夫婦生活にも種々の困難がやってくることがあります。

しかし、96÷2=48の法則で、夫婦2人で力を合わせ、苦労を幸せに転じ変えていきたいものです。

苦しみを2人で分かち合って、幸せな人生を歩むためのヒントを今回は仏教の「縁」の教えから学んでみましょう。

「袖触れ合うも、多生の縁」

「袖触れ合うも、多生の縁」という言葉は、誰でも聞かれたことがあるのではないでしょうか。これは元は仏教からきた言葉なんですね。

多少の縁」と誤解されている方もありますが、正しくは「多生の縁」です。

多生」とは、人間に生まれてくる前、いろいろなものに生まれ変わり、死に変わりしてきた果てしない過去世をいいます。

よく運命の赤い糸などといわれますが、人との出会いほど、不思議なものはないですよね。自分が生まれる前に亡くなった人には会えないし、自分が死んだ後に生まれてくる人にも会えない。

今、同じ時代を生きていなければ会えませんが、世界の70億人の中で、一生の間に、実際、自分と縁を持てる人が何人あるでしょう。会っていても、何となく気があう人、その反対の人、その違いは何によって変わるのでしょうか……。

私の知人の女性で、出会った瞬間に「あ、私、この人と結婚するんだろうな」と思って、実際にその相手と結婚したという人もいます。そういうことは何の原因もなく起きたのではなく、じつは果てしない過去にまでつながる、深い深い根っこがあると仏教では説かれているんですね。

ですから「袖触れ合う、多生の縁」とは、過去世、何度も生まれ変わり、死に変わりしてきた、魂の歴史の中で何度も会って、縁があった人だからこそ、この人生でもまた袖が触れ合うようなことが起きたのですよ、といわれていることわざなのです。

深い因縁があっての2人と思えば、より苦労も分かち合って乗り越えていけるのではないでしょうか。

しばらくの縁


そして、もう1つ、大事なことがあります。

「諸行無常」という言葉は学校の教科書などでも馴染みのある仏教の言葉ですね。
「諸行」とは、すべてのもの。「無常」とは常が無く続かないということです。
すべてのものは、ずっと続くわけではないということです。

考えたくないことではありますが、夫婦といえども、いつまでもいつまでも一諸にいられるわけではありません。今しばらくの縁です。しばらくの間、夫であり妻であるということになります。

しばらくの縁だからこそ、「今」を大切にしたいものですね。

感謝の言葉を大切に

では、今を大切にするために、どんなことを心がけたらよいのでしょうか。

「太鼓(たいこ)も撥(ばち)の当たりよう」という言葉があります。

たたき方次第で、太鼓の音が大きくもなり、小さくもなるということで、自分が相手にどう接するかで、相手の自分に対する反応も変わることを言われたものです。

これは夫婦に限らず、人間関係に全般についていえることですが、お釈迦様は私たちが幸せになるために、どのように相手に接すればよいか、たくさんのアドバイスをされています。
その中に、「言辞施」(ごんじせ)と「心施」(しんせ)があります。

「言辞施」(ごんじせ)……やさしい言葉をかけること。

言葉で相手を褒めることも含まれましょう。

主人を「甲斐性なし」「能なし」と貶せば亭主はますます元気がなくなって仕事もうまくいかなくなるでしょう。結果的には奥さんも困りますよね。大いに主人を褒めて、主人が元気に頑張ることが仕事の成果も上がり、奥さんも恵まれることになりましょう。

「心施」(しんせ)……心から感謝の言葉を述べること。

「言わなくても分かっているだろう」ではなく、親しき夫婦の間だからこそ、些細なことでもお互いに感謝の言葉を述べることを忘れないようにしたいものですね。

「言辞施」「心施」は、お金をかけずとも心がけさえあれば、すぐに相手を幸せにできる行為ですから、お互いに「言辞施」「心施」に心がけ、苦労を2人で分かち合って幸せに過ごしたいものですね。

まとめ いい夫婦の日に見直したい3つのこと

袖触れ合うも、多生の縁
何十億の中で親子、夫婦、友達となった深い因縁に思いをはせてみる。

この世は皆、しばらくの縁
親子、夫婦、友達、大切な人と、一緒にいられる時間は限られている。

太鼓も撥の当たりよう
今の時間を大切にするために、相手に接する心がけを変えてみる。
(1)言辞施……やさしい言葉をかける
(2)心施……心から感謝の言葉を述べる

今日帰ったら、早速、問題を出してみませんか。
「96÷2って、なーんだ?」

この記事を書いた人

仏教講師:大見 滋紀

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